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あ、お前の推し、死んでるから  作者: まつり


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どうも

ふんふーん。


ふふーん。


んー、曲はいいんだけど歌詞がなぁ。


テーマが決まってからも大変なんだけど、そもそも死んでまで言いたい事なんてないんよなぁ。


ホニャホニャ歌っておくか、とりあえず。


…あ。


この曲は書き直そう。

これじゃあ難しすぎる。


俺は弾けるけどね。



なんやねん。

お前、タケ、タバコなんて吸わんかったやろ。

なんでよりによって、ピースなんつー重たいタバコ買うてきてん。


「えー?ほら、ラブアンドピースって言うじゃない。」


おぉ?

おぉ、まぁ、言うな。

誰が言い出したかは知らんけども。


そんなもん吸ったら寿命縮まるで。

タケの寿命はわからんけど、壁紙の寿命は確実に。


「吸いはしないよ。

次の連載にはさ、必要な小道具だから買ってきただけ。


ほら、ラブアンドピースって言うじゃない。」


あ?

だからそれはなんやねん。


「ロックじゃん。」


ラブアンドピースはヒッピーのやつやろ。


「ほんまに?」


ほんまに。



さぁ、始まりました。

初めましての方も、また来てやったぜの方も、どうも…。


えー、竹野内ゆういちです。


え、デルタの配信チャンネルで何してんのかって?

いやぁ、自分のチャンネル作ってまでじゃないかなってさ。


デルタが最後に配信してから…2年半ぐらい?


挨拶もないまま更新しなくなったからね、まだチャンネル登録してる人達は通知が来て驚いたろ?

そんでいざ見てみたら、デルタちゃうんかいってさ。


二度驚いた?


なんで僕が人のチャンネルを乗っ取ったかというと、えーと、宣伝、です、


悪いね。


ついこの間ディーンの連載が終わってさ、まー、ひと段落したところなんだけど、ここで発表がありまして。


前置きもしておこっかな。

じゃないとね、キミらも落ち着かないだろうからさ。

配信も2分で終わっちゃいそうだし。


ふー、実は本、結構売れててね。

買ってくれてる人は、本当にありがとう。

漫画喫茶とか、立ち読みで済ませてる奴は…。


どっかで僕に出会ったら、飯を奢れよな、せめて。


なんだっけ、そうそう。

本が売れてるって話。


漫画を描いてるとさ、良いこともあるんだよ。


例えば、漫画が売れて、お金が入ってきたり、あとは、そう、アニメ化とかね。

僕は漫画家だから、本当はアニメに興味はないんだけど。

ほら、アニメ化となると作者である自分以外の余地が入っちゃうでしょ。


純粋に自分の作品じゃないものが、自分の名前で世に出る。


それがなんかね、引っかかるというか、完成の喜びは独占したい様な、なんかさ、そんな感じで。


実はアニメ化の話は連載中何度も来てたんだけど、条件があわなくってさー、お断りしてたんだよね。

でもこの度、無事アニメ化することになったんだ。


漫画が売れるとね、良いことがあるんだよ。

お金とか。

あとは、こっちのわがままが通りやすくなったりさ。


…ふー。


え?


なんでデルタのチャンネルで自分の宣伝してるかって?

ま、最後まで聞きなよ。


漫画を描いてるとさ、良いことがあるって言ったけど、人生ってそうでもないじゃん。


良いことがあったり、悪いことがあったり。


おほん、これ、一度言ってみたかったんだよなー。


なぁ、良い話と悪い話、どっちから聞きたい?


…。


悪い話から聞くやつって、度胸があんのかね、それともビビりなのかね。


だってさ、心を嫌な気持ちにしたまま明日を迎えたくないから、先に嫌な話を聞いて、良い話で誤魔化したいってことでしょ?


ビビってるよね。


でもさ、いきなり悪い話聞いても受け入れる度胸はあるわけじゃん。

難しいよね。


という訳で、悪い話から。


デルタは逝ったよ。

うん、そう、結構前にね。


おっと、傷を癒すなら早いほうがいいから、いい話を。


アニメの曲は、デルタの作品だ。


完成の喜びは独占したい派なんだけどさ、僕も、観たくなったんだよ。

アイツの音楽と手を取り合って動く、僕の絵をね。


と、いう訳です。

よろしく。


えー、どうも、竹野内ゆういちでした。


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