どうも
ふんふーん。
ふふーん。
んー、曲はいいんだけど歌詞がなぁ。
テーマが決まってからも大変なんだけど、そもそも死んでまで言いたい事なんてないんよなぁ。
ホニャホニャ歌っておくか、とりあえず。
…あ。
この曲は書き直そう。
これじゃあ難しすぎる。
俺は弾けるけどね。
◆
なんやねん。
お前、タケ、タバコなんて吸わんかったやろ。
なんでよりによって、ピースなんつー重たいタバコ買うてきてん。
「えー?ほら、ラブアンドピースって言うじゃない。」
おぉ?
おぉ、まぁ、言うな。
誰が言い出したかは知らんけども。
そんなもん吸ったら寿命縮まるで。
タケの寿命はわからんけど、壁紙の寿命は確実に。
「吸いはしないよ。
次の連載にはさ、必要な小道具だから買ってきただけ。
ほら、ラブアンドピースって言うじゃない。」
あ?
だからそれはなんやねん。
「ロックじゃん。」
ラブアンドピースはヒッピーのやつやろ。
「ほんまに?」
ほんまに。
◆
さぁ、始まりました。
初めましての方も、また来てやったぜの方も、どうも…。
えー、竹野内ゆういちです。
え、デルタの配信チャンネルで何してんのかって?
いやぁ、自分のチャンネル作ってまでじゃないかなってさ。
デルタが最後に配信してから…2年半ぐらい?
挨拶もないまま更新しなくなったからね、まだチャンネル登録してる人達は通知が来て驚いたろ?
そんでいざ見てみたら、デルタちゃうんかいってさ。
二度驚いた?
なんで僕が人のチャンネルを乗っ取ったかというと、えーと、宣伝、です、
悪いね。
ついこの間ディーンの連載が終わってさ、まー、ひと段落したところなんだけど、ここで発表がありまして。
前置きもしておこっかな。
じゃないとね、キミらも落ち着かないだろうからさ。
配信も2分で終わっちゃいそうだし。
ふー、実は本、結構売れててね。
買ってくれてる人は、本当にありがとう。
漫画喫茶とか、立ち読みで済ませてる奴は…。
どっかで僕に出会ったら、飯を奢れよな、せめて。
なんだっけ、そうそう。
本が売れてるって話。
漫画を描いてるとさ、良いこともあるんだよ。
例えば、漫画が売れて、お金が入ってきたり、あとは、そう、アニメ化とかね。
僕は漫画家だから、本当はアニメに興味はないんだけど。
ほら、アニメ化となると作者である自分以外の余地が入っちゃうでしょ。
純粋に自分の作品じゃないものが、自分の名前で世に出る。
それがなんかね、引っかかるというか、完成の喜びは独占したい様な、なんかさ、そんな感じで。
実はアニメ化の話は連載中何度も来てたんだけど、条件があわなくってさー、お断りしてたんだよね。
でもこの度、無事アニメ化することになったんだ。
漫画が売れるとね、良いことがあるんだよ。
お金とか。
あとは、こっちのわがままが通りやすくなったりさ。
…ふー。
え?
なんでデルタのチャンネルで自分の宣伝してるかって?
ま、最後まで聞きなよ。
漫画を描いてるとさ、良いことがあるって言ったけど、人生ってそうでもないじゃん。
良いことがあったり、悪いことがあったり。
おほん、これ、一度言ってみたかったんだよなー。
なぁ、良い話と悪い話、どっちから聞きたい?
…。
悪い話から聞くやつって、度胸があんのかね、それともビビりなのかね。
だってさ、心を嫌な気持ちにしたまま明日を迎えたくないから、先に嫌な話を聞いて、良い話で誤魔化したいってことでしょ?
ビビってるよね。
でもさ、いきなり悪い話聞いても受け入れる度胸はあるわけじゃん。
難しいよね。
という訳で、悪い話から。
デルタは逝ったよ。
うん、そう、結構前にね。
おっと、傷を癒すなら早いほうがいいから、いい話を。
アニメの曲は、デルタの作品だ。
完成の喜びは独占したい派なんだけどさ、僕も、観たくなったんだよ。
アイツの音楽と手を取り合って動く、僕の絵をね。
と、いう訳です。
よろしく。
えー、どうも、竹野内ゆういちでした。




