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銀月の詩集  作者: 薄雪草
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夜明けの浜で


夜明けの浜で

砂に埋もれた紅色真珠を見つけたとき

わたしは手にとって

朝日に透かしてみたかった


それは涙みたいにきれいだったから

見ていると心が落ち着かない

泣けない誰かの代わりに

人魚が泣いているのかもしれなかった


わたしの真珠は海の底に沈めてしまったから

涙などもう知らない

冷たくなった欠片は散るしかなかったけれど

この真新しい真珠は、海に返そう


きっと、そうしたら

輝く朝日がなにもかも透明にしていって

海のきらめく泡になって

空に溶けていく


そんなことを願いながら






https://ncode.syosetu.com/n2093hz/

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