死体陳列罪
以下、能力名『未来予知』で視認することのできた
情報の開示を開始する
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『ザザッッッッ……ザーーザッーーーーー』
視界が突如暗転し,場面が切り替わった
視野は想定以上にクリアとなっており
白黒ではなくカラーとなっている
辺りを見渡してみると,
私はかつて食卓を囲んだ居間の扉の前にいた
目に映ったのはルナーシュの死体だ
胴がへそを境に真っ二つにされており
顔の額には包丁のようなものが深く突き刺さっている
ルナーシュの下半身と上半身には
30cmほどのスペースが空いている
その断面を覗き込んでみると,肉が渦巻き状になっており
まるで人より大きな巨人に絞りねじられたような状態だ
学校での雑巾の水を絞るときのように
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『ザザッザザザザッザッザッ……ザザーザッーーーーー』
またもや場面が切り替わる
屋敷のエントランスと大門を繋ぐ,石畳の一本道の上にいる
目に映ったのはプラティの死体だ
胴が胸を境に真っ二つにされており
首と一対の兎耳には包丁のようなものが深く突き刺さっている
床の石畳の隙間には夥しい量の血が流れ込んでおり
既に救命は不可能だ
こちらには上半身と下半身の間にスペースは殆どなく
断面を確認することは叶わなかった
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『ザーザザーーーーーッッッ ガガッ』
再び場面が切り替わる
壁一面の本棚や仕事の為の執務机が置かれている書斎にいる
目に映ったのはマグレガー・カルシュの死体だ
こちらは胴自体は寸断されていない
ただその代わりに20本を超える数の
包丁のようなものが身体中に突き刺さっている
部屋は全体的に荒れていて,壁も一部破壊されているので
ここでマグレガー・カルシュと敵との
交戦があったと伺える
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『ザザッザザザザザザザザザザザッ…………』
更に場面が切り替わる
遥か遠くにまで続いている赤い絨毯の敷かれた廊下にいる
目に映ったのはテリウム・エーギルの死体だ
近くにはペットであるスーパの姿は見当たらない
胴がへそと股の中間地点を境にして寸断されており
心臓のあたりには包丁のようなものが
深く突き刺さっている
大量の血が円形状に広がっており
次々に絨毯に染み込んでいくのが確認できる
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『ザザッ』
またもや場面が切り替わる
大きな無地のベットが置かれている寝室にいる
目に映ったのはマヤの遺体だ
ベットの上に置かれている彼女の状態は
これまでの中で最も損傷が酷く,
胴は寸断され
無惨なことに四肢も引きちぎられている
包丁のようなものが
手のひら,足の甲,胸部,太ももに貫通して突き刺さっており
救命が不可であることは自明となっている
無地のベットは一面の血の海と化しており
それが木製の床にまで滴り落ちてもいる
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『ザーザーーガーザーザザッッッザッッーーーガガガッッ
ピッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーピッピーー……』
場面が切り替わる
この屋敷の敷地と一般の公道を隔てている大門にいる
目に映ったのは…………
カガミ=フウマの死体だ
胴がへそを境に真っ二つにされている
周りには明かりが月光しかなく
これ以上死体の様子を詳しく確認することは出来なかった
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『ザザッザザザーーーーーーーーーーーーーーーー』
最後の場面切り替えをする
目に映ったのは,
屋敷のエントランスに一列に並べられた
ルナーシュ、プラティ、マグレガー・カルシュ、
テリウム・エーギル、マヤ、カガミ=フウマの
死体の数々だ
マグレガー・カルシュを除きその全ての死体が
切断された上半身と下半身の間に
50cmほどの空白が生じており
室内の灯りもあって死体の様子を詳しく観察することができた
先刻,死体の様子を”学校での雑巾の水を絞っているようだ”
と形容したがその表現で概ね合っている
切断面を見てみてもやはり肉や皮膚が渦巻き状となっている
この状態が想像しにくいのであれば
A4の紙を用意し,それを小さく丸めて
それの両端を手で持ち思いっきりねじってみてほしい
その紙の状態が今の数々の死体の様子である
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引き続き,私 █ █ █ = █ █ █
による能力名『未来予知』で視認することのできた
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