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異世界で始める命の再始動  作者: Nihonshi-Sekaishi
出発点前
2/11

架空の女神様の怠慢

「っうう,,,なんだ?」

瞬きを一回した、世界が白黒になった

瞬きを二回した、世界に輪郭が戻った

瞬きを三回した、世界に光が現れた

瞬きを四回した、世界に鮮やかな色が戻った

瞬きを五回した、見える世界が元に戻った


「、、、えっ?

,,,ははっ ,,,はははっ マジ? えっ? ほんと??  これってさ,,,,,,,,,,,


異世界召喚じゃねぇかーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」


「おい!! あんちゃん!! あんたうるせぇよ! 

俺の家の前で急に叫ぶんじゃねえよ なんだ?営業妨害か?」

「えーっと あー そ、そうですよね、ごめんなさい,,, なにかお詫び出来ませんかね?」

「え? あー笑 いいよいいよ 俺も詫びが欲しくていったんじゃねーんだよ」

「う、うん ありがとうございます,,,?」

「おんじゃ、おれは仕事に戻るわ 達者でな〜 あんたにヘブン様の加護があったらええな!!」

「えっと、すみませーん ヘブン様って誰ですk」

僕の全うな疑問を遮って,ガタイのいいおっちゃんは気前よくドアをバンと開け,店の中に帰って行った



「正直まだ脳の理解が追いついてないな,,,

っと,一旦だ一旦情報を整理しよう

まず、ここは異世界だ なんてたって現実世界に突如現れた謎のゲートを通ったらここに辿り着いたんだ そんなのよくあるテンプレ異世界転生じゃないか!!

いや、いやいやいや,,,アツすぎるって 苦節18年,ようやく僕にもターンが回ってきたんだ!!」

「うーんと,,,周りを見てみた感じ、時代は異世界召喚にありがちな中世っぽいな〜

いいじゃんいいじゃねえか異世界!! 毎日チート能力を授かって無双する妄想をしてたから心意気は万全だ!!」

それに加えてより異世界らしさを演出しているのが住民だ

人間はもちろんのこと、エルフや、ドワーフ、多種多様な獣人らしき人まで,,,

本当に古今東西の創作上の人種が勢揃いしているのが,僕の胸の高鳴りをさらに後押ししてくれる

まぁそんなことよりも僕の奇抜な格好のせいか、人目が気になりまくるので

取り敢えず近くの路地裏に一時退避しよう


「ふぅ、僕の盛大なる冒険の始まりを邪魔しやがってよ〜

まぁいいよ僕は慈悲深いんだ、許してやろう」

,,,気を取り直して、一応前々からの妄想のおかげで異世界にきたあとの段取りはある程度は決まっている

まず

①僕がピンチに見舞われているどっかのお姫様を魔法で助ける

②お姫様からのお礼でお屋敷に招待される

③そこで魔法とかの勉強や鍛錬を重ねて、なんらかのチート能力に目覚める

④お姫様と一緒に魔王を討伐して世界を絶望から給いあげた英雄となる

⑤姫さんと結婚しハッピーエンド!!

こんなのが理想的なハッピーエンドだろう

どうせ僕は選ばれたものなんだからチートの一つや二つくらいあっても

なんら不思議ではない 

だから当面はこの計画通りになるように立ち回ってみよう


「よし!! じゃあまずは①、どっかのお姫様を助けるをするために

どっかで困っている姫さんを探してみるか〜」

別になにも命の危機になくてもいい、些細なことでも困っていたら

それを助けるだけで物語は進むってもんだ






,,,,,,,,街灯が消えていく、魔性で孤独な月が僕を優しく誘っている

あぁ,,,もう疲れた 丸一日中街を練り歩いても命の危機にいるお姫様はおろか、

ちょっとしたことで困っている子供もいなかった この街は平和すぎた


「なんだよ!!これは!! 僕の主人公設定はいずこ!? はぁ,,はぁ,,,

いるかは知らんけど女神様頼むよ〜,,, もうちょいスムーズにストーリー進行をさせてくれよ,,,」なんとか起き上がってもそんな捨て台詞を虚空に吐くことしかできなかった

鳴呼,,,もう現実世界に戻りたい 出鼻を挫かれたってレベルじゃないぞ


あっやばいかも意識がちょびっと遠のいてきたかも


「ちょっと! ちょっと!! 君! 大丈夫かね ああっもう身体中煤まみれではないか!!

ちっと待ってくれよー,,,」

,,,誰?

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