第68話 池袋サンシャインの軍人
1: 本当にあった怖い名無し:2026/12/14(日) 00:58:11.11 ID:sun71
池袋サンシャインって、昔は 巣鴨プリズン があった場所だって有名だよな。
戦犯が収容されて、処刑も行われていた土地。
そんな場所で、俺は“見てはいけないもの”を見た。
先週の夜、仕事帰りにサンシャインの地下を通って、
東急ハンズ側に抜けようとしていた。
時間は21時過ぎ、人は少なかった。
エスカレーターを降りたところで、
ふと視界の端に 軍服みたいな服 を着た男が立っているのが見えた。
最初はコスプレかと思った。
でも、違和感があった。
・服が古すぎる
・色が褪せている
・何より、影がなかった
男は柱の横に立って、
じっとこちらを見ていた。
目が合った瞬間、
胸がぎゅっと掴まれたように苦しくなった。
その男が、
ゆっくり口を開いた。
「……ここは……まだ……出られんのか……」
声はかすれていて、
まるで何十年も喋っていなかったみたいだった。
怖くて目をそらした。
でも、そらした瞬間、
耳元で囁かれた。
「……外の空気は……どんな匂いだ……?」
振り返ると、
男はもういなかった。
ただ、
エスカレーターの手すりに、
黒い手形 がひとつだけ残っていた。
その夜から、
妙なことが続いている。
・家の玄関の前に、
古い軍靴の足跡 がついていた
・スマホの通知に「未読1」と出るのに、
開くと何もない
・夜中、寝ていると、
枕元で誰かが 「番号を……番号を……」 と呟く
決定的だったのは昨日だ。
仕事帰りにまたサンシャインの前を通ったら、
ビルのガラスに自分の姿が映った。
その横に、
あの軍服の男が立っていた。
俺の肩に手を置いて、
口だけが動いていた。
「……外に……連れていってくれ……」
その瞬間、
ガラスがビキッと音を立ててひび割れた。
怖くて走って逃げた。
でも、逃げても無駄だった。
彼女とドライブして撮った写真にも写ってたんだ。
2: 本当にあった怖い名無し:2026/12/14(日) 01:01:33.55 ID:yo
サンシャインの軍服はガチで出るって聞く。
3: 本当にあった怖い名無し:2026/12/14(日) 01:03:10.88 ID:sun71
影がないのは本物。
4: 本当にあった怖い名無し:2026/12/14(日) 01:05:44.11 ID:yo
「番号を」って処刑前の点呼やん。
5: 本当にあった怖い名無し:2026/12/14(日) 01:08:01.55 ID:sun71
ガラスに映るのが一番怖い。
6: 本当にあった怖い名無し:2026/12/14(日) 01:10:22.77 ID:yo
プリズン跡はマジで土地が重い。




