第63話 死んだ妻からの電話
1: 本当にあった怖い名無し:2026/12/07(月) 00:58:11.11 ID:tsuma64
妻の葬式が終わった日の夜、スマホが震えた。
画面には 妻の名前が表示されていた。
妻の携帯は病院から引き取った荷物の中だ。
出ると無音だった。
いや、無音じゃなかった。
耳を澄ますと、誰かがゆっくり息をしている音 が聞こえた。
「……お前?」
つい呼びかけてしまった。
しばらくして、ノイズの奥から遠くで声がした。
「……ごめん……鍵……忘れてきちゃった……」
妻がよく言っていた言葉だった。
出かけるたびに鍵を忘れて、何度もインターホンを鳴らしていた。
その声は、まるで玄関の前から聞こえてくるようだった。
通話は突然切れた。
翌日、妻の部屋を片付けていると、
タブレットの下から 妻の家の鍵 が出てきた。
まるで「ここにあるよ」と示すように、机の中央に置かれていた。
2: 本当にあった怖い名無し:2026/12/07(月) 01:01:33.55 ID:yo
葬式の日に電話くるの、ガチで“帰ってきてる”やつ。
3: 本当にあった怖い名無し:2026/12/07(月) 01:03:10.88 ID:tsuma64
息だけ聞こえるのが一番怖い。存在が近い。
4: 本当にあった怖い名無し:2026/12/07(月) 01:05:44.11 ID:yo
鍵忘れたってセリフ、生前の癖そのままなのが刺さる。
5: 本当にあった怖い名無し:2026/12/07(月) 01:08:01.55 ID:tsuma64
玄関から聞こえる感じがリアルすぎる。
7: 本当にあった怖い名無し:2026/12/07(月) 01:12:55.33 ID:tsuma64
こういう“生活の癖”が出る怪異は本物。
8: 本当にあった怖い名無し:2026/12/07(月) 01:15:33.11 ID:yo
電話って境界薄いから、向こうからかけやすいって聞く。
9: 本当にあった怖い名無し:2026/12/07(月) 01:17:44.88 ID:tsuma64
主、次も電話きたら出るなよ。あれは“まだ帰りたい”やつ。




