第60話 プーさんのぬいぐるみ
1: 本当にあった怖い名無し:2026/12/03(木) 00:58:11.11 ID:pooh
小学生の頃、家に古いプーさんのぬいぐるみがあった。
母がフリマで買ってきたらしいが、最初からどこか“濡れた犬の匂い”がして、触ると妙に冷たかった。
ある日、寝ていると、枕元で カサ…カサ… と布が擦れる音がした。
目を開けると、プーさんが自分の顔のすぐ横に立っていた。
ぬいぐるみなのに、立っていた。
怖くて泣き叫び、翌朝、母に頼んでゴミ捨て場に持って行ってもらった。
その夜──
自分の部屋のドアの前に、泥だらけのプーさんが座っていた。
母は「誰かのいたずらよ」と言ったが、ぬいぐるみの足元には、玄関から部屋まで続く 小さな泥の足跡 がついていた。
怖くなって、今度は父が車で遠くの焼却場に持って行った。
袋に入れ、重しをして、絶対に戻れないようにした。
その夜──
部屋の窓が コン…コン… と叩かれた。
カーテンを開けると、二階の窓の外に、焼け焦げたプーさんが貼りついていた。
ガラス越しに、黒く溶けた目がこちらを見ていた。
翌朝、父が警察を呼んだが、ぬいぐるみは跡形もなく消えていた。
数日後、家のポストに封筒が入っていた。
差出人なし。
中には プーさんの頭だけ と、紙切れが一枚。
「まだいっしょにいたいよ」
それ以来、ぬいぐるみは戻ってこない。
でも時々、夜中に枕元で カサ…カサ… と布の音がする。
あれはきっと、“体を探している”音だと思う。
2: 本当にあった怖い名無し:2026/12/03(木) 01:01:33.55 ID:bear
焼却場から帰ってくるのはガチのやつ。ぬいぐるみ怪異の最終形態。
3: 本当にあった怖い名無し:2026/12/03(木) 01:03:10.88 ID:pooh
二階の窓に貼りつくプーさん、想像しただけで終わり。
4: 本当にあった怖い名無し:2026/12/03(木) 01:05:44.11 ID:bear
泥の足跡つけて帰ってくるの、“歩いてる”証拠なのが嫌。
5: 本当にあった怖い名無し:2026/12/03(木) 01:08:01.55 ID:pooh
頭だけポストはホラー映画でもやらない。
6: 本当にあった怖い名無し:2026/12/03(木) 01:10:22.77 ID:bear
「まだいっしょにいたいよ」
この一行が一番刺さる。
7: 本当にあった怖い名無し:2026/12/03(木) 01:12:55.33 ID:pooh
体探してる音って発想が怖すぎる。
8: 本当にあった怖い名無し:2026/12/03(木) 01:15:33.11 ID:bear
ぬいぐるみって“感情吸う”からな。古物は特に危険。
9: 本当にあった怖い名無し:2026/12/03(木) 01:17:44.88 ID:pooh
焼け焦げた目で見てくるの、完全に恨み持ってる。
10: 本当にあった怖い名無し:2026/12/03(木) 01:20:12.77 ID:bear
捨てても戻る系は“縁が切れてない”証拠。
11: 本当にあった怖い名無し:2026/12/03(木) 01:22:33.55 ID:pooh
てか今どこにいるんだよそのプーさん。
12: 本当にあった怖い名無し:2026/12/03(木) 01:24:55.77 ID:bear
夜のカサカサ音、絶対まだ近くにいる。
13: 本当にあった怖い名無し:2026/12/03(木) 01:27:44.11 ID:pooh
ぬいぐるみって“魂入りやすい”って聞くよな。
14: 本当にあった怖い名無し:2026/12/03(木) 01:30:22.33 ID:bear
結論:中古のぬいぐるみは買うな。
15: 本当にあった怖い名無し:2026/12/03(木) 01:32:10.55 ID:pooh
主、今も音してるならマジで気をつけろ。あれは“戻る気満々”のやつ。
※これははまゆうの実体験に近いです。
焼いたりなどはしてないのですが、大量のぬいぐるみ処分時と昨年引っ越しの荷物整理時の2度、プーさんのぬいぐるみを捨てましたが、今、物置に座っています。
中古でなく、ディズニーストアで購入した人間の1歳児くらいの大きさのぬいぐるみです。




