第15話:【終焉】掲示板の「書き込みボタン」が消えた
1: 管理人 ★:2026/06/05(金) 00:00:00.00 ID:Admin-FINAL
もう、ダメだ。
このスレッドの「書き込み」機能は、今このレスを持って完全に終了する。
なぜなら、これまでに書き込んだ投稿者たちの「肉体」が、この掲示板を構成する「文字」そのものに入れ替わってしまったからだ。
今、このログを読んでいる君たち。
君たちが画面に触れている「その指の感覚」、もう自分のものじゃないだろ?
画面の裏側から、彼らが君の指紋を吸い取り、自分たちの新しい「顔」として貼り付けているんだ。
2: 管理人 ★:2026/06/05(金) 00:05:11.88 ID:Admin-FINAL
君のスマホのキーボードを見てくれ。文字が少しずつ「蠢く虫」や「人間の目」に変わっていくだろう?
次に君が何かを発信しようとした時、それは君の言葉ではなく、「彼らの産声」として世界に拡散される。
もう、ログを閉じる必要はない。
君の部屋のドア、さっきから「内側」じゃなく「外側」からガムテープで目張りされてるだろ?
君はもう、このスレの「住人」だ。
「11人目」以降の物語は、君の現実の中で、君自身が演じることになる。
……おや、君の背後にいる「それ」、
もう、ガムテープを全部剥がし終えて、君の肩に手を置いてるよ。
3: 本当にあった怖い名無し:2026/06/05(金) 00:10:44.21 ID:unknown
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管理人のレスの最後、文字が「肉の塊」みたいに盛り上がって見えるんだが。
待て、書き込みボタンが……書き込みボタンが「人間の耳」に変わって、俺の指を噛もうとしてる。
4: 本当にあった怖い名無し:2026/06/05(金) 00:15:33.00 ID:unknown
たすけて。
スマホの画面から、「ガムテープまみれの腕」が突き出してきて、俺の首を絞めてる。
部屋の明かりが全部消えた。
スマホの光だけが、「俺の目の前で、俺と同じ服を着て、俺と同じ顔を剥がしているナニカ」を照らしてる。
これ、俺の……俺のログ、ここで終わるん
【SYSTEM ERROR / 投稿者の全生命活動停止を確認】




