表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
28/66

28

突然抱きしめられたステファニーは、驚いて固まってしまった。

「ごめん、ステフ。つい嬉しくて…。」

ブラッドリーは、あわてて離れた。

「大丈夫ですよ。では、改めてこれからもよろしくね。」

ステファニーは、ブラッドリーに手を差し出し握手を求めた。

「わかった。よろしくね、ステフ。」

ブラッドリーとステファニーは握手すると笑いあった。


それから、ステファニーの屋敷には、ブラッドリーとアイリッシュが遊びに来るようになった。

アイリッシュが遊びにくるようになり、屋敷の者は喜んだ。

初めて屋敷にアイリッシュが来た時、マリアンヌに紹介すると、

「ステファニーに女の子の友達ができるなんて。」

と、涙を浮かべるほどとても喜んだ。

そして。セドリックに紹介した時は、

「ぜひ、ブラッドリー殿がいらっしゃる時にはアイリッシュ嬢もいらして下さい。我が家はいつでも歓迎ですので。」

と、アイリッシュの手を握り歓迎の意をしめした。

挨拶が終わると、アイリッシュとステファニーは、庭園を散歩した。

「ステフ、いくつか聞きたいことがあるんだけど。」

アイリッシュは、ステファニーに首をかしげながらきいた。

「何かしら?」

「歓迎されるのは嬉しいんだけど、ちょっと大袈裟じゃないかしら。」

「今まで、ブラッドしか来たことが無かったから。女の子が来てくれて喜んでいるだけよ。」

「そうなのかしら。それと、ブラッドって何かやらかしたの?」

「え?なんで?」

「セドリック様がブラッドがここに来るときに私もきてほしいっておっしゃったでしょ。何となくブラッドとステファニーが二人きりになるのを危険視しているような…。」

「そんな事はないわよ。ただ、三人の方が楽しいってことじゃないかしら。」

「それだけじゃない気もするけど。わかったわ。セドリック様の願いお受けしますわ。」

アイリッシュは、ステファニーにまかせなさいと胸をはった。

(みんなきっと私が人と繋がるのが嬉しいだけだわ。大丈夫。私は大丈夫よ。)

アイリッシュがとても社交的であり、女の子同士ということもあり、ステファニーとアイリッシュは急速に仲良くなった。そしてやがて、アイリッシュをアイルとよぶようになった。

セドリックの願い通り、アイリッシュはブラッドリーが来るときは出来るだけ遊びにきた。

ステファニーは友達が集まってお茶が出来ることを喜んだが、ブラッドリーはなぜか機嫌が悪い。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ