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葉月:「……というわけです。よろしくお願いします」
召喚された退魔士に向かって葉月は頭を下げる。
晃:「こちらこそ、よろしく…なかなか大変だったようで…」
聖香:「えっと、たぶん……そうです」
葉月「よろしくお願いしますね。今回は2人なんですね。ほんとーに私の目は制御できなくて……」落ち込みます。
晃:「まあまあ」葉月をなだめる。
晃:「さて、俺は…災厄の騎士とやらの元に行ったほうがいいかな?」
その男は、目の細い黒髪黒目の典型的日本人だった。
だが、どこか人を引き付ける容貌をしている。
葉月は首を傾げる。
葉月:(この人どこかで?)
はじめて会うはずなのに、どこか見覚えがあるのだ。
そんな彼の個人情報を、葉月の魔眼が読み解く。
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”炎舞”綾羅木晃
[位階] 女帝
[生年] 1975年
[性別] 男
[表の顔] 俳優、劇団「レインボー・チェイサー」主宰
[裏の顔] 能力者
[能力]
【能力4:炎神・緋華琉 [守護神]】
【能力3:妖刀「羅刹姫」 [魔剣]】
【能力2:演技 [一般技術]】
【能力1:綾羅木流古武術・改 [戦闘術]】
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葉月:(俳優! そうか、動画で見たんだ)
聖香:「失礼ながら、あなたの目……【妖精女王の瞳】、とはいったいどんな力なのですか?」
もう一人の退魔士は、健康的な体型をした長身の女性だった。
彼女の個人情報もまた、魔眼が読み解く。
。
---ステータス表示---
長南聖香
[位階] 正義
[生年] 27歳
[性別] 女性
[表の顔] 会社員
[裏の顔] 覚醒者
[プレイヤー] 春山
【能力4:聖剣レイシス[魔剣]】
【能力3:無限調達[霊的物質]】
【能力2:ヒーリングライト[浄化]】
【能力1:気合と根性[肉体能力]】
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葉月:(え、この人も魔剣使いなんだ。それに、【無限調達】ってなんか凄そう)
葉月「私にもよくわからないんです。かってに魔術は発動してしまうし……、瞳をくらうと無限の魔力を得られるとかっていう伝承もあるし」
葉月「困ってるんです」
聖香:「そうですか……ではその、【厄災の騎士】も、無限の魔力を得ている状態なのでしょうか……?」
葉月「個人差があるのですが、魔力は強化されているようです」
晃:「そうだ、聞くのを忘れてた。わかる範囲でいいから【厄災の騎士】についてもう少し聞かせてもらえないかな」
葉月「イケメンですね、クール系な感じです! 凄く歪な魔力なのでわかりやすいと思います」
聖香:「ええと……彼の戦い方や対処法などは……」若干困惑しつつ
晃:「能力とか」
葉月:「九頭竜という闇のものを召喚します。巨大な触手で……」
葉月が説明していると、部屋の扉がぶち破られ、直径1メートルくらいの触手が数本現れる。
葉月:「あんな感じです」
聖香:「なるほどこんな感じに……って、えええっ!?」
晃:羅刹姫を手に警戒
聖香:聖剣レイシスを呼び出して葉月さんを後ろに下げます
葉月が後ろに下がりますが……
葉月:「ああああ、目が」
葉月は目を押さえるが、その両目の魔力がだんだん増大し、空間をゆがめていく。
そして、3人の姿が虚空へ消えていった。




