《第一章》導かれし者たち
僕らは《自分の人生》を終えた者たちだ。眠るのが運命?
いやーー、『まだ、俺たちの人生は終わっていない!!』不甲斐無い友と共往くため。俺たちは馳せ参じる。
『HEROは遅れてくるものだろ?』『ほら、ターちゃんみたいにね♥️』
ありが、げほっ、と…ぼっ。
『『い、言えてねえ!!』』
ここは、宇宙の何処かにある『夢図書館』
ここで借りたDVDを観る(インストール)すると好きな夢が視れるという。
マサ「あんまり宇宙預金ないから、新作は借りられないぜー。」
僕「ハーレムとか無いのかな?」
テイト「あっ、これ『アルマゲドン』。安藤のお父さん(のそっくりさん)出てるー」
僕「この『グラナダ』にも僕の親父出てるよ……しかも主役で笑」
テイト「宇宙そっくりさん多くない?」
僕「サイヤ人みたいに顔のパターンが少ないのかな?」
マサ「次は何の夢視る?料金滞納すると悪夢見せられるから気を付けろよー」
僕「うーん幸せ度が高い夢で」
テイト「それは自分次第♥️」
僕らはコンピューターに記憶をインストールし、おのおの選んだ夢を視る。
僕「なるべく現実に近い夢が良いなあ」
マサ「でも、それじゃつまんないだろ?サッカー選手になる夢が視れればなあ。ステータスがなあ」
テイト「現実的な夢でも、イベントがあるらしいわよ」
でも忘れちゃう。それがルール。
かつて、夢図書館を利用した僕が残していった記憶。それが『僕』ー安藤ー「あ」
マサ「もしもし、寄附した記憶、自由に使って下さい。実験とか。時期が来たら消して貰って結構ですので〜」
夢僕「僕が消える!?嫌だ。生きたい。」
こうして、マサ、テイト、本当の僕を探す旅が始まる。
『お疲れ様会』
大きな誕生日ケーキがある。
…………。まだ誰も来ていないようだ。




