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殺奪  作者: 夏野
学生編

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39/325

帰郷

修正点12/3

超重力暗黒球(ブラックホール)〉→〈超重力空間(ブラックホール)

再生(リカバリー)〉→〈状態復元(リカバリー)


ここまで改稿済みです。

改稿の都合により、めっちゃくそ短いです。

「うーんっ、着いた着いた!」


俺は体を伸ばしながらそう言う。


「カイン、ミレアさんが起きないがどうする?」


「ミレア、起きないと夕食抜きにするぞ。」


「うーん……」


「雷よ、我が敵を撃て。〈(サン)「ちょっ!ストップ、ストップ!」


「起きてるじゃん。」


「ひ、酷い!私を殺そうとした!」


「魔力が1しかないんだから発動しないし。」


「そ、そうだけど!アードさんも何とか言ってやってください!」


「カイン、彼女には優しくするんだ…「〈着火(ティンダー)〉。」


「熱っ!?」


たった1しかない魔力で最低位の〈火魔法〉を使う。


「さすがに魔法はよくないだろ!」


「彼女じゃない。」


「それに関しては私もカインの味方です。」


「あー、もう。せっかく庇ってあげようとしたのに。じゃあ、俺は明後日の、日曜夕方の3時に迎えにくるから。」


アードはそう言うと車に乗り込んだ。


「じゃ、また明後日に。」


「ありがとうございました。」


「寿司屋行ってみてくださいね。」


「おうよ。」


そう言い残すと、車を走らせ街に帰って行った。


「すみません。街に入りたいのですが。」


「ん?……どっかで会ったことないか?」


「カインです。昔この町に住んでた。」


「あー!よく森に遊びに行ってた子か。確か大きな街に行ったんじゃなかったか?」


「はい。時間に余裕が出来たので一回帰ってきました。」


「なるほど。もちろん、入ってもらって構わない。後ろのお嬢さんはこの前街に行った子だよね?君も入ってもらって構わないよ。」


「「ありがとうございます。」」


俺たちは門を越え、街の中を歩いていく。


「カインってそんなに森が好きだったっけ?」


「んー?えっと、レベル上げしてただけ。」


「て、ことは5歳くらいから戦えたの?」


「【殺奪】もあるから、スキルもレベルも順調に強化されていって、森にいるくらいの魔物なら余裕で倒せるようになった。


「無茶しちゃダメだよ?」


「もちろん、わかってるよ。」


「あ、私、家向こうのほうだから。」


「わかった。じゃあ、明後日の3時に門の前でいい?」


「了解。何かあったら【意思疎通】で連絡しよう。」


俺はミレアと分かれ、自宅へと向かった。


そして、数分も経たないうちに、自宅に着いた。


ーガチャー


「父さん、母さん、ただいま。」


………誰もいないじゃん。


少し待ってたら戻ってくるかな。



数時間後


全然戻ってこねぇ!


【マップ】で父さんと母さんを探すか。


ーボカーンー


突如、外から爆音が聞こえてきた。


嫌な予感しかしない。

解説12/3

「じゃん」について。

関東圏の方は普通に使うと思いますが、関西、中部、九州だと使わないため、軽く意味をお話ししておきます。

意味は、「でしょ」や「よね」に近いです。関西弁の「やん」と同じ使い方です。私は関東在住なので、これからも本作品では、関東の方言は使います。ご了承ください。

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