↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
殺奪  作者: 夏野
学生編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

25/328

作戦会議?

ここまで改稿済みです。


修正点9/16

魔物狩りの〈存在迷彩(リゼンブル)〉を〈透明化(トランスペアレント)〉に変更しました。

リーシヤの家名をグリムスからクロードに直しました。


修正点9/17

入試①に【神駆】の説明を追加しました。『神駆】ではなく【天駆】を使っていたので、修正しました。

ーキーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーンー


これが4時間目の始まりのチャイムか。


ーバンッバンッー


銃声?


「〈声量拡大(オーグマンテ)〉、聞こえるかガキども!現在この学園は日本転成者軍(ジャパニーズ)が支配した!教員どもも1人残らず捕まえてある。今から俺たちが行くまで教室から出るな!」


なんでテロリストが?


しかも入学式に…いや、入学式の日だから来たのか?


というか、名前的に日本人だよね。


迷惑かけやがって。


『相手はマップによると100名程です。その中に、マスター以上の強大な気配が2つあります。撤退をお勧めします。』


……。


『ミレア、たしか【影移動】使えたよね。』


『うん。いざとなったら不意をついて私に殺せって?』


『いや、違う。サータ、不意打ちしても負け確だよね?』


『はい。』


『あー、カインたちを【影移動】の空間内に引き摺り込めと?』


『そう。同じ【影移動】を持ってる奴がいても同じ影の空間じゃないから安全のはず。』



『わかった。がんばる。』


「【影移動】。」


「ど、どうしよう!?」


「あれ、ミレアさんは?」


「ふぁー、眠い。」



「先生の指示を仰ぎたいけど…来なそうだな。」


先生はSランクらしいし、チート持ちの転生者軍でも平気だと思うんだけど。


強いのと戦って手こずっているのか、それとも…。


『もうすぐこの教室に転生者軍が入ってきます。人数は一人です。』


「えーっと、みんな?皆さん?見えなくする魔法をかけるので息を殺しておいてください。〈透明化(トランスペアレント)〉。」


「あ、え?」


第二王子と名乗っていた、黒髪の少年、クロムは理解できていないらしい。


「すーすー。」


メラスという茶髪の短髪の少女はこの状況なのに居眠りしてる。


「〈幻影魔法〉…それに杖もないのに的確な魔力操作……。」


金髪、長髪の公爵家令嬢、リーシヤは驚愕の声を上げる。


ーバンー


ドアが思いっ切り開けられた。


「ここがSクラスだな?序列41位の俺様が着てやったんだから覚悟しな…あれ、一人?」


俺は【神駆】し、ヒタトにてその首を斬り落とす。


前世ではもちろん人殺しなんてしたことないが、何故か全く抵抗がない。


ふむ……。


転生が原因なのかスキルの隠し効果なのか、はたまた邪龍の魔剣が原因なのか…。


「おい、二郎。Sクラスは制圧終わったか…!?」


やべ。


マップで確認し忘れてた。


そりゃあAクラスとかにもテロリストはいるよね。


「〈光刃(ライトカッター)〉。」


ミレアがテロリストの背後から現れ、金色の魔法陣を描くと光の刃がミレアの手に纏い、そのまま手刀を振るう。


「!?」


「え!?」


「は!?」


なんと、テロリストは驚いてはいるものの無傷だった。


ードドドドドドー


テロリストは困惑しながらもマシンガンを取り出し俺に向けて乱射する。


すぐさま【思念支配】により【思考加速】をし、【超速反応】も発動させる。


白の魔法陣を描き、〈物理障壁(マテリアルシールド)〉を展開する。


!?


貫通してきた。


『物理攻撃ではなく魔法も付与された攻撃です。』


『それを早く言え!』


この距離じゃ障壁を張っても間に合わない。


ヒタトを振るい数発の弾丸を弾く。


その隙間に〈万能障壁(オールシールド)〉を張る。


ーガンガンガンガンガンー


障壁により弾丸が防がれる。


「〈無属性魔法〉か!?」


「我が敵を捕えろ!〈水束縛(ウォーターバインド)〉!」


縄のように形成された水がテロリストに巻きつき、拘束する。


「くそっ…。お前、マシンガンを初見で防いだってことは転生者だろ?俺らにつけよ。上が日本人を特別待遇してくれる。代わりにこうして戦闘に駆り出されるが。あ、お前日本人か?」


「あぁ。ついてやってもいい。だが、その上は何で日本人を集めてるんだ?」


「情報をとるだけ取って殺そうとか考えてないよな?」


「考えてない。お前らには援軍がある分、長話するだけこっちが不利だろ?」


「たしかに。なら、話してやる。上も日本人の転移者らしい。何でも、神々から直接転生を賜ったとか。それで神の命に従い、とある人物を探してるらしい。それでその人物は何か企んでいるらしく、それを潰すついでに転生、転移者という強力な仲間も集めてな。あ、言い忘れてたがその人物が日本人らしい。」


「なるほど、いいぞ、ついてやる。」


「おぉ!ならこの魔法を…「〈風刃(ウィンドカッター)〉。」


風の刃にてテロリストの首を落とす。


「カイン、ちょっと引いた。」


「……。」


ミレアの言葉が少し胸に刺さった。


「へー、こいつが天罪者?」


「えぇ。最高神様の敵対者よ。」


「「「!?」」」


俺だけでなく、ミレアやクラスメイト、みんながその気配に気づかなかった。


その二人は、いつの間にか俺らの前に立っていた。


マップにも【万物感知】にも微塵も反応していなかった。


「あんまり強くなくない?」


「まだ転生して間もないから。あと数年もすれば追い抜かれる。」


「天罪ってそんなに強いかな。確かに【渇喰(かっしょく)】も【殺奪】も【魂戮(こんりく)】も強いけど、どれも補助系じゃん。それなら執行者の【死滅】の権能の方が強くない?」


「一理ある。だけど天罪とただのレアスキルでは格が違う。飽和してる魔力量が桁違い。」


「うーん、よくわかんないな。とにかく殺せばいいんでしょ?」


「トドメは私。【死滅】と【致死】、【即死】の権能がなければスキルを殺せない。」


「スキルを殺すとかいうパワーワード。殺さないように頑張るよ。」


「みなさん、無事ですか!?」


その時、ドームスがドアに入ってこようとしていた。


「あなたたちは何者…!?」


ドームスが話しかけた瞬間レイピアが首元に添えられる。


ねぇ、ドームスってSランク冒険者だよね?


前の野郎何者だよ!


二人とも放ってるオーラがやばいが、レイピア使いは全身青づくめで見た目もやばい。


もう一人の方は鎌を持ち、フードを深くまで被っている。


「僕は佐藤 葵。アオイって呼んでくれていいよ。」


「私は【執行者】と呼んで。」


「アオイさん、あなたは何故バハムス学園を狙ったのですか?それに、他の転生者たちは何故?」


「答えるわけないよ。あ、安心して。僕たちはもう撤退するから。」


「は?」


「希望の美天、早くして。」


「はいはい。じゃーね。」


『バフ系スキルをフル稼働します。』


サータの声と共に、アオイのレイピアが俺の喉元に迫っているのを知覚した。


すぐさまヒタトで受け流す。


「…手を抜いていたとはいえ防がれるとは。」


「本気でやれ。」


「はーい。〈蒼光輝(そうこうき)〉。」


レイピアが青の光を纏い、高速で迫ってくる。


「はぶっ!?」


俺は足首を掴まれ、地面に落下する。


「カイン、大丈夫?」


「あ、え…?ミレア?」


「忘れたの?最悪引き摺り込んで助けるって。」


「あ…。」


「〈死〉、〈破〉、〈斬〉。」


鎌の刃が、影空間の上部分に切り込みを入れる。


『最低位とはいえ、独創世界に入り込んできましたか。無茶苦茶ですね。』


『なんか他人事じゃない?』


『転生者から奪ったスキルはユニークスキル:【光属性攻撃吸収】と【並列思考】でした。【並列思考】と【助言(ヘルプ)】、おまけに【光属性攻撃吸収】を合成し、ゴットスキル:【叡智の助導(じょどう)】に進化させました。』


『なんかすごいのは分かったから早くどうすればいいか言って!もう入ってきそう!』


「カイン、やばいよ!?」


『外に出てください。』


「ミレア!」


「聞いてたよ。【影移動】!」


一面何もない黒の空間から出ると、先ほどの教室に戻ってきた


「執行者。自分から出てきてくれたよ。」


「助かる。」


「〈絶対零度〉。」


突然、二人が氷漬けにされる。


「あ、あなたは四年のみ、み…。」


「ミナ。」


「あぁ。失礼しました。ミナさん、助かりました。」


先生が、氷漬けにした少女と話す。


見た目はとても長い銀髪に、空色の瞳、武器はレイピアだ。


四年とのことなので先輩だな。


「〈斬〉。」


ーギーンー


ミナ先輩と執行者とやらのレイピアと鎌がぶつかり合う。


俺は驚き、氷の方を見ると、氷は白の砂のような粒子状に砕け飛ばされていっていた。


先程からのスキルを使ったのだとしたら、氷を壊したのは【死滅】…殺す力。


魔力を殺したってことか?


『そうですね。』


「執行者。帰った方がいいんじゃないかな?その学園には彼女ほどの存在がもう二つ程あるよ。」


「…撤退する。」


「僕は他の転生者たちを回収してくるよ。〈転移(ワープ)〉。」


「天罪者。あなたは最高神様の名の下に、必ず殺す。【執行者】たる私が必ず滅ぼす。〈転移(ワープ)〉。」


何がどうしてどんな状況なんだ。


俺の【殺奪】が原因で殺されかけて、先輩が現れたら帰ったってことだけはわかった。


「皆さん、とりあえず無事ですか?」


「僕はスタミナ以外平気です。」


「私は光属性の魔法が効かなかったショックがあるかな。」


「クロム君、リーシヤさん、メラスさんは大丈夫ですか?」


「あ、はい…。」


「大丈夫です…。怖かったですが。」


「スースー。」


「先生、私は戻る。」


「ミナさん、ありがとうございました。」


「〈転移(ワープ)〉。」


「で、この後作戦会議を続けますか?」


叡智の助導▽

レベル-

並列演算:スキルの保持者の思考とは別に演算をする。

高速演算:【並列演算】が同時に5個のことを高速で思考出来る。

絶対解析:鑑定、解析の能力が上がり妨害、隠蔽、偽装を無効化する。

自我:自我を形成する。

叡智:森羅万象には及ばないがありとあられることを知り尽くす。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。