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殺奪  作者: 夏野
学生編

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23/325

入試②

改稿済みです。

ミレアも二年間経ちレベルアップした。


俺協力の下、パワーレベリングで。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ミレア


年齢 7

性別 女

種族 人

適性職業 双剣士

状態 健康 ゲームメニューにより経験値共有化 成長途中


武器 影剣(えいけん) シャドー

   陽剣(ようけん) シャイニング


装備 聖女の衣


レベル 106


経験値 1478/108693


HP 10,540/10,540

魔力 10,259/10,259

スタミナ 100%

力 9,850

俊敏 14,357

防御 6,489

精神力 9,854

知力 10,126

器用 2,685

運 6,358


[スキル]

{実技系}

双剣術

二刀流


{バフ系}

俊敏


[エクストラスキル]

{実技系}

天駆

影移動


{その他}

プチゲームメニュー


[ユニークスキル]

{バフ系}

保救生命(ラセフ)


[魔法]

土魔法

光魔法

闇魔法

回復魔法

支援魔法

神聖魔法


[称号]

異世界転生者


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


保救生命(ラセフ)

レベル4

光系統属性の魔法の効果上昇、必要魔力減少。味方と認識している者にレベル3相当の【物理攻撃耐性】、【魔法攻撃耐性】、【金剛】、【悠然】の効果を付与する。高難易度の光系統属性の魔法が95%で成功する。(クールタイム1日)


シャドーとシャイニングの剣は特殊級(スペシャル)でギルドのオークションで買った。


ギルドがオークションもやってるらしく、見に行ったら良さげな武器だったので購入した。


聖女の衣は、市販の服に俺がミレアの〈光魔法〉を付与したらなんかなった。


名前は刻印してないのについてた。


ミレア本人も変えなくていいと言ったので〈刻印魔法〉で命銘(めいめい)していない。


翌日。


俺たちは昨日と同じ教室に来た。


「では番号を呼ばれた方から廊下を出て校庭に向かってください。101、102番。」

「続いて147、148番。」


とうとう順番がきた。


ミレアが148で俺は147だ。


試験管の案内に従い外…校庭に出る。


校庭を10のエリアに分け試験管が1対1で受験生と模擬戦、魔法の威力の確認をしていた。


「何番ですか?」


「147。」


「148です。」


「あちらです。147番の方が奥で148番が手前です。」


「「わかりました。」」


「試験官を務めるギードだ…ってカインか?」


嫌な予感が的中しちゃったよ。


この人魔法はそこそことか言っていたが武術は絶対強い。


『マスター。以前、マスターがメリーの暗殺を防いだ時、ギードも反応してました。』


『え?』


『マスターの力量を見定めたのでしょう。また、あの程度の鑑定ならギードもできると思います。』


『いや、そこも驚いたんだけどサータがヘルプ時代の記憶も持ってるんだなって。』


『ヘルプの時の記憶はあります。』


この間もちゃんと【思考加速】してサータと会話している。


「ギードさんが相手とか無理ゲーなんですけど。」


「試験管のミオです。お名前は?」


「ミレアです。よろしくお願いします!」


「ミレアさん、よろしくお願いします。」


「いやー、今年は教員が足りないらしく冒険者からも実力者を寄越せって言うもんだからギルドマスターにして最強と名高いSランクの俺が来たわけだ。あと、もう一人Sランク冒険者も来てるが。それで、剣がないようだがお前は格闘技ではないだろう?ほら、さっさとやるぞ。」


俺は渋々【ポーチ】からヒタトと邪龍の魔剣を取り出す。


【武闘術】があるため二刀流もおちゃのこさいさいだ。


ちなみに、魔剣の呪いはスキルを使わなければ問題ないらしい。


サータがそう言ってた。


で、肝心の腕だが、魔物とも毎日戦っているので鈍ってはないと思う。


「へー、なかなかな業物じゃあないか。」


ギードも剣を構える。


すかさず鑑定!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


真剣 (ハート)


階級 神話級(ゴッズ)

種類 真剣、魔法剣


[エクストラスキル]

精神支配

精神破壊(ハートブレイク)

精神切断

破壊不可


[ユニークスキル]

不屈之精神アルティメットスピリット


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


俺の剣ぐらいにやばいやん。


しかも全て精神攻撃のおまけ付き。


うーん、なんか怪しい。


強いのはわかるが俺の剣と同程度。


ギルドマスターならもう少し上の剣も持ってる気がする。


ブラフかサブウェポンか…。


「えー、それでは148番と試験官の模擬戦を始めます。ルールは事前にお伝えした通り、魔法を使うのは構いませんが殺すのは避けてください。」


試験官以外にも、採点担当がいるみたいだ。


「では、147番とミオ殿の模擬戦を開始する。魔法の使用は問題ありません。」


「その武器、全部SPに直接ダメージを与えるとかいかれてませんか?」


「当たり前だ。手加減はしてやるから死ぬなよ?」


「「位置について…始めっ!!」」


隣とここの採点官の声がハモった。


ギードが一瞬で間合いを詰め剣を上から下に振り下ろす。


【身体超強化】を発動させ剣を邪龍の魔剣で受け止める。


「精神攻撃に耐える剣か…思ってたよりは凄いな。」


流石に折れそうなんだけど。


今もミシミシいってるし。


〈付与魔法〉の〈闇属性付与(ダークエンチャント)〉で剣を強化する。


ヒタトには〈光属性付与(ライトエンチャント)〉だ。


「少し本気を出してきたか?なら、俺も。」


ギードの剣が白く光る。


「チッ。もう少し手加減してくださいよ。」


俺も負けじと【龍武鎧鱗ドラゴンバトルアーマー】と【闘龍化】を使いステータスを底上げする。


魔力は通常で28万なので、スキルで6倍され168万まで上がる。


他は魔力よりも低いが100万には余裕で届く。


これでまともに戦えなかったらギードはチーターってことで。


ヒタトでギードに斬りかかる。


ギードはすぐさま打ち合っていた剣を守備に回しヒタトを受け止める。


ードガーンー


ここまでステータスが上がってると思わなかったらしく、手を抜いていたギードが後ろに吹き飛ばされ壁に激突する。


ーシュンッー


風を切る音がした。


『マスター!後ろに【神駆】してください!』


サータが【思考加速】を発動してくれたらしい。


すると、目の前にギードとその剣の刃が迫っていた。


やばい、スレスレだ。


すぐさま【神駆】するも胸元を少し斬り裂かれる。


SPが1000ほど減った。


「痛っ!?」


精神への直接的な攻撃は予想外の痛みで、俺は苦悶の表情を浮かべる。


「ははは!甘いな!」


間を開けずにまたも斬りかかってくる。


光と雷の合成魔法。


「〈電光撃(ライトニング)〉!」


剣で受け止められた。


しかし、これは予想済み。


だが、それによりギードの勢いが弱まる。


【神駆】で一気に背後に回り込む。


邪龍の魔剣でギードを斬りつける。


ギードはすぐさま反応し振り返るも、間に合わず大きく胸元を斬り裂かれた。


「うっ…力が抜ける。魂喰(ソウルイート)の類か?」


「えぇ、攻撃すればするほどステータスを下げます。」


「厄介だなぁ!」


一気に斬り込んできたので、〈物理障壁(マテリアルシールド)〉と〈物理結界(マテリアルバリア)〉を張り、ギードの動きを遅延させる。


今のうちに〈爆発(エクスプロージョン)〉を! …!


「【精神世界】。」


『独創世界に引き込まれました。』


あたりに霧が漂い他のものが見えなくなる。


「さて、俺の独創世界だ。どうやって抜け出す?」


抜け出すも何も、そもそも独創世界って何!?


『スキルによって生み出した、創造者の絶対空間です。』


『そんなのいいから対処法を!』


そのとき、背後を大きく切り裂かれた。


【万物感知】には何も反応がなかった。


『〈空間魔法〉は?』


『【空間支配】、〈空間魔法〉での上書きは無理です。【属性個装】で剣に魔力を込め力技で破るか降参しかありません。』


今、俺のSPは半分弱だ。


だが、先ほどの攻撃でHPも減った。


背中の傷は【神速再生】にて大方治っている。


一か八かやるか。


「【逆鱗】。」


さらにステータスが2倍になる。


「【属性個装】。」


ヒタトの光属性が強まり、邪龍の魔剣の闇属性が強まる。


「てりゃあああ!!!」


ヒタトと邪龍の魔剣を虚空に向けて当てる。


すると、魔力が何かとぶつかり剣の刃が虚空に食い込んでいく。


さらに魔力を込めていく。


ーミシミシー


その音は世界からか、剣からかはわからない。


ーパリンッ、


「俺の独創世界を破っただと!?」


「食らえぇぇぇぇ!!」


「待て、止まれ!これ以上は殺し合いになる。降参する。」


「え?」


「147番…いえ、カイン君、合格です。すごいですね。ここからは雑談みたいなものなんですが、ギードは私のパーティーメンバーで。彼の独創世界を破るとか化け物ですよ。Sクラス確定ですね。」


採点官が言う。


学園のクラスはCBASとあり、Sクラスは前世でいう特待生のようなものだ。


寮や教室の設備も充実し、破格の待遇らしい。


俺は一応は勝ったことを実感し、強化系スキルを解除する。


「おや?ご友人は負けてしまったみたいですね。」


ミレアは負けたのか。


ギード以外の普通の試験官相手には勝つと思ってたんだけど。


「ミレア、お疲れ。」


「うー、負けちゃった。試験官の人が鎌使いで全然間合いがつかめなかった。」


「いやー、いい勝負だったよ。ギードの方も強そうだったけど、ギードは勝った?」


「いや、ガチの試合になりそうだったから降参した。なぁ、ドームス。お前もこいつらが異常だって思うだろ?」


「えぇ。Sランクパーティーの【創世】と【月夜】のリーダーが歯応えあると認める相手が二人もいるのは異常だと思います。」


この三人はみんなSランク冒険者らしい。


ところで、冒険者がなぜ試験官をやっているんだろう。


「さつ、長話もやめましょう。カイン君、ミレアさん。試験は終わりです。三日後にまたお越しください。」


「あれ、魔法の方は?」


「俺に撃った〈電光撃(ライトニング)〉は100点でいいぞ。」


「ミレアちゃんが使ってた〈神威敏捷向上セイクリッド・クイック〉も100点ね。」


「ドームスさん、いいんですか?」


ミレアを担当してたと思しき採点官が問う。


「いいですよ。この二人の相手をしたカイン君とミレアさんはおまけということで。」


「わかりました。」


「では、合格発表の日に来てください。」


「はい。」


「ありがとうございました!」

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