vsドラゴン①
改稿済みです。
取り敢えずスキルをまとめる時間が欲しい…考え込んでいるフリをする。
『【思考加速】を獲得しました。』
ちょっとずるいなって思った。
手に入ったものは仕方ない、【思考加速】!
おぉ、詳しい説明は見てないが体感では5倍くらいかな。
流石に助けが欲しい。
〈存在迷彩〉を解除する。
でも騎士団時もくるよな。
流石にこんな子供が飛んで戦ってたらやばいわな。
俺が人外扱いされて監禁される未来しか見えない。
よし。
【金属操作】と〈土魔法〉で鉄の仮面を作る。
〈幻影魔法〉よかかれー、かかれー。
『〈付与魔法〉を獲得しました。』
しゃあ!
【超速成長】になったおかげで随分獲得が早くなった。
マップを確認するがドラゴンとの距離はまだあるな。
〈幻影魔法〉で俺の顔と身長を認識されにくくなるよう〈幻覚虚像〉という魔法をかける。
魔法は先程の〈存在迷彩〉のように魔法名は適当でもイメージがあればどうにでもなる。
この前もらった冒険者用の説明書に魔法一覧が書いてあった。
ちなみにあれは貸し出しだったようで返却期限が一週間後になってた。
紛失したら数万ビーケらしい。
この世界の通貨単位、ビーケは円と同じくらいの相場だ。
よし、今はそんなこと考えてる場合じゃない。
人はパニックると現実逃避する生き物だ。
とりあえず現実を見よう。
【ゲームメニュー】のレベルが11になりポーチが解放された。
名前的に色々なものを入れる機能だろう。
死体を中にぶち込まなければ。
入れと念じると死体は何かに吸い込まれるように消えていった。
さて、【スキルツリー】発動!
獲得スキルが出てきて上の方に統合などの文字が出る。
統合できるものを全てしていく。
結果こうだ。
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カイン
年齢 5
性別 男
種族 人
職業 サラリーマン
状態 健康 成長途中
武器 神銅牙剣 ヒタト
レベル 68
HP 14,398/14,398
SP 14,398/14,398
魔力 14,766/14,766
スタミナ 100%
力 13,147
敏捷 13,122
防御 13,121
精神 13,090
知力 13,093
器用 13,139
運 13,138
[スキル]
{実技系}
覇気
毒粘糸
急所看破
{バフ系}
武術
錬成加工
身体超強化
回復速度上昇
詠唱省略
{その他}
飛行
[エクストラスキル]
{バフ系}
超速魔力回復
超速成長
思考加速
{その他}
偽装
万物感知
[ユニークスキル]
{バフ系}
無限の成長
殺奪
{その他}
ゲームメニュー
{魔法}
火魔法
爆発魔法
光魔法
水魔法
氷魔法
雷魔法
風魔法
幻影魔法
土魔法
闇魔法
スキルポイント 83
獲得可能スキル
・
・
・
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【剣術】やら【棒術】やらがまとまって【武術】になった。
全然使わない加工系スキルも一つになった。
あとはついさっき獲得したスキルも統合された。
っと、ドラゴンが目の前まで来てた。
『小僧、我を前にして無視とはいい度胸だな。』
えーっと、ドラゴンさんでいいのかな?
『あぁ、【思考共有】という我のスキルで話しかけておる。さて、お前は何者だ?我の【危険察知】で気付き来たものの、【飛行】も魔法もなしに空を飛ぶ平凡な能力の少年が、ここら最強たる我を前に平然としている。やばいと思うだろう?もう一度と問う。お前は何者だ?』
【飛行】なしに飛んでいる?
……あ、そういうことか。
普通は【殺奪】などの強奪スキルがなければ人がそんなスキルは取れないってことね。
で、こっちから話すにはどうすればいいんだろう。
強く念じてみるか。
『おーい、聞こえる?訊きたきんだけどなんで俺が魔法なしに飛んでると思うの?』
『我々魔物はどれくらい魔力を使ってるかくらいわかる。お前の使用魔力は〈飛行〉を使うには少なすぎる。』
『なるほどなるほど。参考になったよ。じゃあお前らを殺す。』
『なんだと?我らは数百といるのだぞ?それを前に出鱈目を。』
『お前はその方法が分かるはずだ。確かに今の俺じゃあお前には勝てない。だが、俺のスキルに見当はあるんじゃないか?』
『何?…人の獲得できないスキルを獲得する…【強奪】の類か。』
「全てを焼き尽くす炎よ、我が敵を飲み込め。我が炎は全てを滅ぼす。爆ぜろ!〈爆発〉!」
「ガォー、グルゥォー!」
逃げろって言ってるのかな。
だが、もう遅い。
この魔法には【飛行】の維持に必要な魔力以外全て使った。
これで一体でも倒せていれば新たなスキルが手に入る。
さて、どれくらい削れたかな?
「グルゥオ!?」
(今のは〈爆発魔法〉か。我の耐性を突破して多少のダメージを与えたか。これでも【魔法攻撃耐性】は10、【竜龍鎧鱗】も10なのだが。)
うぅ…倦怠感がすごい。
魔力消費1万はやばい…失神しかけた。
けど、龍の大群が3/4くらい削れたな。
で、さっきっからレベルアップがうるさい。
『レベルが236になりました。【超速成長】がレベル3になりました。』
『レベルが248になりました。【殺奪】がレベル4になりました。』
などと言った通知が俺の耳とログを埋め尽くしている。
新スキル、【万物感知】が何か来ると訴えている。
【ゲームメニュー】のマップには騎士ってあるな。
やっときたのか。
【万物感知】などの新スキルの詳しい効果は後で確認するとしよう。
マップは日本でスマホでマップ検索するみたいに実際に行ったかのように見れるのだがマッピングも必要だ。
そのため今の今まで騎士団が来てることに気づかなかった。
レベルも新スキル獲得の通知も鳴り止まないけど分かる範囲でステータスを確認しなきゃ…『いい加減我を本気で見ろ!〈獄炎息吹〉!』
くそ、時間がない!
あ、〈結界魔法〉と【詠唱破棄】を獲得してる!
「〈魔法結界〉!」
ーバリンッー
炎の息吹が当たった瞬間結界が砕けた。
くそ、魔力の差が大き過ぎる。
…ん?
魔法を使えるほど魔力ってあったっけ。
って、これかぁぁ!!
殺奪▽
レベル5
殺した相手からスキルをランダムで5〜8個奪う。相手のスキルレベルに関わらず全て4になる。殺した相手からステータスを1/20奪う。
1/20…一体の魔力が一万だとしたら1万×数百×1/20で十何万のステータスを奪ったことになる。
ステータスは確認しきれてないが【殺奪】がレベル5になったのが割と直近だったため10万までは奪えてないが数万は奪えてる。
これでもこのドラゴンにはステータスで負けている。
生き物の本能として分かる。
現に魔法で押し負けた。
〈結界魔法〉では破られる。
なら、弾き返す?
ラノベでは〈魔法反射〉は定番だが〈無属性魔法〉だとこの前貰った冒険者用の説明書には書いてあった。
と…〈無属性魔法〉か。
冒険者用の説明書ではステータスに反映されない魔法ともあった。
〈無属性魔法〉は〈結界魔法〉に似た障壁系の魔法や形を変える魔法、魔力を送る魔法など様々だ。
だが、俺はそれを獲得して使えるのか?
そもそもステータスにないということは獲得する必要がない?
となれば…。
「〈魔法反射〉!」




