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最近内容が雑になってきていて申し訳ない。
せめてこの質なら毎日投稿できるぐらいになれるよう頑張り、
改稿する際にがっつり品質向上したいですね。
お爺さんの消息をつかむため監視塔へ
戻ってきた私とお嬢。
だが、お爺さんの消息どころか
国同士の水面下のいざこざが見え隠れしてくる
なんとも複雑な状況にあるらしい。
お爺さんの張ってくれた監視妨害の結界も
なくなってしまっているので
お嬢と場所を変え状況を整理した。
(シャキーーン)
お爺さんの話ではお爺さんはガ・ゴルバルと
協力関係にあったらしい。
獣王と知り合いみたいな話をしていたし、
お嬢のことを頼んであるとも言っていた。
でもお嬢をさらいに来たゴウゴと名乗る獣人は
お爺さんを殺したと言っていたのは?
「おそらくお爺様が亡くなる際に発動した契約魔法を
破魔のスキルで契約を断ち切ったのね。」
(トゥールールーーー)
私の疑問にお嬢が答えてくれる。
「でもそれ以外わからないことだらけよ。」
そもそもガ・ゴルバルが動いた理由も不明。
まさかお爺さんを亡き者とするためだけに
宣戦布告をしたわけでもないだろうし、
目的がそこならもう引いてもいいはず。
それに、そのことだけじゃない。
マギルステンに関わるなというのはお爺さんの
話から理解できたが、魔法学校のある
聖セントリア共和国に関わるなというのが
なんともわからない。
だったらそもそも魔法学校に行かせなければ
良かったのに。
(チャー↑ラー↓ラー↑)
「・・・スラ子ちゃんちょっと静かにしてね。」
お嬢がスラ子を抱きかかえ、
音の発生源を取り上げる。
先ほどからなっている音。
それはお爺さんの消息をつかんだ際のご褒美。
スラ子は貴重品箱の中から音の鳴るおもちゃの剣
を選びそれで遊んでいた。
スラ子はしぶしぶ了解するとおもちゃの剣を持って
宿殻の中に戻ってゆく。
「とにかく、一度獣王に会うべきかしら?」
確かにお爺さんの話だけではこれから
どう動いたらいいのかわからない。
そして現状を今一番知る人物といえば
そのガ・ゴルバルの獣王ということになるのだろう。
でも、トーマスさんたちはどうしたら?
ゴウゴ達の話だと一緒に連れていける
感じではなかった。
「あいつらは・・・。」
お嬢が考え込んでいると結界の外に
トーマスさんたちが現れる。
「いい?カニ太郎。とにかくこのことは誰にも
言っちゃだめだからね?」
そういうとお嬢は結界を解く。
お嬢の悲しそうな顔を見るとトーマスさんは
何か察したように話し出す。
「リサ嬢、オイゲン様は・・・。」
「えぇ、ここまで来てくれたのに悪かったわね。」
「そうですか、お力になれず・・・。」
「いいわ、気にしないで。それよりもこの塔よ。」
お嬢はここに来てから塔の防衛装置を停止させ
その再調整をトーマスさんたちに任せていた。
「もうこれで味方の受け入れもできるでしょう。
リサ嬢はこれからどうしますか?」
「ちょっとやることができたの。
あなた達とはここでお別れよ。」
「そ、そんな!お嬢!自分もついていくっす。」
お嬢についていく気まんまんのラウル君を
トーマスさんが手で遮る。
「装置があってもどこまであいつらを防げるか
わからないわ。あなたたちは味方への受け渡しが
終わるまでここで塔を守っていてほしいの。」
「・・・わかりました。受け渡しが終わり次第
我々も後を。」
「いえ、ゴウゴとの戦いでわかったでしょ?
足手まといよ。」
悔しそうな顔をするトーマスさん。
あの戦いの中、何もできなかったことを悔いている。
まぁ、そんなことを言ったら私もだけど。
「・・・ご武運を。」
「えぇ、次会う時には連れていけるぐらい
強くなってなさい。」
「必ず!」
こうして塔にてトーマスさんたちと
別行動をとることになった。
最後までお嬢についていこうとするラウル君。
スラ子達の落書きのおかげで戦力的には
心強くもあるのだがお爺さんの遺言を聞いた後では
これから何が起こるのかわからない。
それどころかラウル君がまだ見ぬ敵の刺客なんて
ことも・・・。
いや、鼻水垂れ流しながらガチ泣きする刺客は
いないかもしれない。
ってか別れのたびにあのガチ泣きをしているのか?
とにかく!
敵味方の区別をするためにも
獣王から話を聞くべきだと判断したお嬢。
目的地は獣王が来ているという敵の仮拠点と
なるのであった。




