8-17
いつも閲覧ありがとうございます。
本日三度目の投稿。
「ん゛ーーーーーーー!!!」
何かうめきながら私に顔面を押し付ける女王様。
この世界にきて色々と痛い目には合ってきたが
今この時より酷いことはなかった。
助けて。
お願い助けて。
恐怖が度を越してすでに体に力が入らない。
そんな最中お嬢とゴウゴのやり取りもヒートアップする。
「非道な奴だとは思っていたがここまでとは・・・!
貴様には情というものはないのか!!!」
「は?情けで物事が解決すんならいくらでも
情けをかけてやるわよ!」
「っく!でもなんかあるであろう!!!」
「なんかって何よ?」
「なんかはなんかである!!!」
「ちょっとは考えてしゃべりなさいよ!!!」
完全に道理と口で押し負けているゴウゴ。
「やはり力でなければわからぬか・・・。」
早々に諦め実力行使に移るようだ。
おとりとして使い捨てにされたのは同情するが、
コイツもコイツで口でダメなら手を出すという。
もう、完全に危険人物じゃないですか。
いつにない本気のオーラを漂わせるゴウゴ。
最初からそれで女王様と戦っておけば
良かったんじゃないですか?
そう思いたくなるような圧を感じる。
対峙しているお嬢も分が悪そうな表情だ。
数拍の間の後。
ゴウゴの姿が揺らぎお嬢の前へその拳が現れる。
「!!!」
今までにない移動スピード。
初めて会った時はお嬢も何とか対処できていたが、
今回に関しては全く動けていない。
!!!
そしてあたりに響き渡る圧倒的な衝撃を含んだ音が
あたり一面に響き渡る。
地面から舞い上がる土煙。
その土煙の中で倒れていたのはゴウゴだった。
インパクトの一瞬。
ゴウゴとお嬢の間にレガ君が現れ
ゴウゴの片腕をつかみ地面へと組み伏せている。
凄い。
一瞬の攻防に圧倒されてしまう。
「・・・おすわり。」
ゴウゴに向けてそう静かに言い放つレガ君。
いや、あのゴウゴはネコ科だぞ。
内心そう突っ込むが今は置いておこう。
レガ君の抑止も聞かず暴れだすゴウゴ。
怒りに我を忘れているようで封じられた片腕を犠牲に
態勢を立て直し残った片腕でレガ君に殴りかかる。
それに対しゴウゴの拳を掌で受け止めるレガ君。
「ぐぬぬ!!!」
ゴウゴがどれだけ力を込めようともレガ君は動じない。
むしろゆっくりと押し返している。
「なぬ!」
そしていつの間にかゴウゴの下半身に鎖が巻き付き
ゆっくりとだが地面に沈んで行っているように見える。
「・・・おすわり。」
先ほどと変わらぬ口調でそう言葉を発するレガ君。
「ぬうぅ・・・。」
渋々と地面に膝をつくゴウゴ。
レガ君ってこんなに強かったんだ。
そういえば勇者と戦っていた時も結構耐え忍んでたし。
レガ君ってもしかしてすごいの?!
私のレガ君に対する評価がウナギ上りの最中。
私に顔をうずめていた女王様が壁から完全に脱出。
そしてその勢いをそのままにレガ君へ向かってゆく。
「オ゛オ゛オオォ゛オ゛オォ゛オォーーーー!!!」
完全に言葉を失いレガ君に突っ込むと
体から無数のツタが現れてレガ君を包み込む。
「シ゛メコロシ゛テ゛ヤル゛ーーーーーーー!」
不味い。さっきみたいにまた封じ込められて!
私がそう思った次の瞬間。
「・・・捕まえた。」
レガ君も女王様の体を青白い光を放つ。
「ヒィイイィィイィイイ゛ーーーーーー!」
何かに怯えるようにレガ君に巻き付けたツタを収め
逃げようと暴れだす。
れ、レガ君何をする気なの?
私と一瞬目が合うがすぐに目線を逸らされる。
「・・・ごめんね。」
そう聞こえた。
だがちゃんと聞き取れたものだったのかはわからない。
レガ君の声が聞こえるか聞こえないかのタイミングで
地面が割れ、くぼみ、大きな穴となる。
突如とっして現れた巨大で底の見えない穴。
レガ君と女王様はその穴の中へと消えていったのだ。
閲覧数がなんか過去最高になっていたのでうれしさのあまり
書きなぐってしまった。




