表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
13/101

13.

勇者「僧侶ってどんな魔法が使えるの?」


僧侶「回復魔法の他にですか?」


魔法使い「あ、それアタシも気になる」


戦士「何か聖なる力ってのを使ってたこともあったよな」


僧侶「基本的に私の力は女神様の加護ですからね」


勇者「加護? 悪い物から守ってくれるの?」


僧侶「はい。特に死体や悪霊の魔物には強いんですよ!」


戦士「砂漠じゃ助かったぜ」


勇者「……でも僧侶って、オバケ苦手じゃなかった?」


魔法使い「そうなの?」


僧侶「苦手ではありません! 嫌いなだけです!」


戦士「一緒じゃねぇか」


僧侶「違いますよーっ! 女神様に(やま)しいことがあるから、悪霊になるのです」


魔法使い「ふーん。じゃ戦士が死んだら、悪霊決定ね」


戦士「バカ言っちゃいけねぇ、俺ほど清廉潔白な人間もそうはいねぇぜ?」


魔法使い「……路銀、酒飲み代に使ってるの知ってるんだからね?」


戦士「ちょっと待て! なぜそれを!?」


魔法使い「お酒の神様が教えてくれたのよー」


僧侶「お酒はほどほどに! 禁酒の魔法も使えるんですからね」


戦士「ウソだろぉ!?」


勇者「……じゃあ僕も、悪霊になっちゃうのかな」


僧侶「えっ、お二人まさか勇者様に強要を……?」


魔法使い「じ、事実無根よ!?」


戦士「どうしてそんなことを思ったんだ?」


勇者「だって、僕みんなの足を引っ張ってばかりだから……」


魔法使い「勇者……」


僧侶「――そんなことありませんよ。勇者様はいつも頑張っています」


僧侶「悪霊にだなんて、私が絶対にさせません!」


勇者「……えへへ。僧侶にそう言ってもらえると、何だか安心するよ」


僧侶「必ず昇天できる魔法も掛けてあげます!」


戦士「それは……いらねぇかもな」

死まで、あと88日

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ