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最後の任務

初投稿です!出来る限り頑張ります!

俺はルバス。 魔王討伐のため結成された精鋭部隊、勇者パーティの1人で魔法使いだ。

俺達は農業生産の命と言われているグロッグの街に魔王が送り込んだと見られるアナザーワイルドボアの集団の討伐に出ていた。

魔王という存在は、突如夥しい数の魔物を引き連れ、世界を支配すると言い、抵抗する人間は例外無く殺されている。正に、魔王と言うに相応しい者だ。

そんな町が今は水は枯れ、土は腐り、町には火が出ると酷い有様で、見る影も無くなっている。

「うわ、凄い魔力ね...」

この勇者パーティの紅一点、マネアが辺りを警戒しながら言う。

「はい、この辺りから漂う魔力は僕達でも厳しいかも知れません。皆さん、勝手な事はしないで下さいね」

その言葉に同意を示す様に、支援魔法士のリベスも少し不安そうだ。

「ハハッ、その程度の事で不安がってんのか?相変わらずリベスは心配性だな」

一方、勇者パーティのアタッカー、ドダックは余裕そうだ。

そして、そんな事を喋っている内にアナザーボア達が俺達の目の前に立ち塞がる。

「おい!魔物共が来たぞ!俺とドダックが足止めをするからマネアとリベスはそれぞれ結界配置を頼む!」

「「「分かった!」」」

俺の掛け声により全員がそれぞれの役目を行う為、行動に移る。

「電撃痺絶(ライトニングバッシュ)!!」

俺は電撃属性の気絶系の魔法を放ち、アナザーボア達を気絶さる。

そして気絶して倒れたアナザーボア達に他のアナザーボア達が引っかかって倒れる。

無力化するか時間稼ぎさえすれば後はドダックが薙ぎ倒してくれる。 そのドダックも余裕を持ちながら戦っており、苦戦の色は見られない。

そうして戦う事数分、マネア達の声が聞こえた。

「対魔聖結界(ホーリーシールド)!」

「聖回復結界(ヒールシールド)!」

この二つの結界により、俺達の形勢がさらに有利になる。 この結界により、俺達には強化が、魔物は弱化がかかる。

それから俺達は、片っ端から見かけた魔物共を倒していった。 その様子は誰から見ても虐殺にしか見えない様子だった。

「極度爆発(リバル・プロスト)!」

俺が放ったのは爆発系の上位魔法。下手な使い方をすると自らも

巻き込む恐れがある危険な魔法だ。 だが、万能感に浸っていた俺は構わず連射する。そして周りの地形諸共アナザーボア共を爆破していき、俺の周りにいたアナザーボア共は消えて行った。

ドダック達も同じ様に高威力の技を乱用して一瞬で魔物共を倒した様だ。

「俺は終わったぞ〜」

「ああ、俺も終わった」

「今回も楽勝だったわね」

「はい、このままなら魔王も案外楽勝かもですね」

俺達がそんな事を言っている時に事は起こった。

「な!?」

「リ、リベス!!」

俺達の前に突如非常に強い歯を持ち、一瞬でその頭を砕くと言われる中位飛行獣(スカイドラゴン)が現れたのだ。

その中位飛行獣(スカイドラゴン)がリベスの頭を噛み砕くーー前に俺の妨害魔法が発動した。

「させるか!障害閃光光明(ジ・バニッシュメント)!!」

この呪文を受けて中位飛行獣(スカイドラゴン)が怯む。 俺が作ったわずかな隙を見てリベスが中位飛行獣(スカイドラゴン)の間合いから抜け出し、それを確認したドダックが直様に技を放つ。

「喰らえ!竜鱗甲突!」

この技、竜鱗甲突は、ドラゴンを討伐する為に作られた技で、この技を受けて耐え得るドラゴンはいないと言われている。

そんな竜特攻の技を受けてタダで済む訳もなく、中位飛行獣(スカイドラゴン)の体は崩壊し、跡形もなく消え去った。


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