今日も終了。俺様娘の登場
昨日更進できなかったあ
連続更進記録が…。
「はぁぁーーー、やっと終わった」
夜。
会食も終わり、僕とシロは商業エリアを歩いていた。
ファミリア連合会の会食ということもあり、商業エリアにある某高級店での会食だった。
あー、気使った。
「クロ様?外でそんなみっともない声を出してはいけませんよ。…可愛いですけども」
「ホントに疲れたんだから仕方ない。そもそもあんな時間パツパツなスケジュールにしないでくれよ…」
「これも代表の務めです。とはいえ、今後は善処致しますね。申し訳ありません」
「いや、まぁ管理してくれてるのはありがたいんだけどね」
僕のスケジュール管理をしてくれるのはホントに助かってるし、当初仕切ってた鬼スケジュールに比べたらだいぶマシにはなったけどね。
あれにはもう戻りたくない…
「ん?今日はやけに夕焼けに人がたくさんいないか?」
「だぁー!!!俺様に勝てる酒飲みはいないのかぁぁあー!!!」
ガランさんの酒場夕焼けがやけに騒がしいな。
いつもお客さんはたくさん入ってるけども、今日はまた一段と…
「確かに。少し中を拝見してみましょうか」
「おっ?いらっしゃい代表!!」
ガランさんの声、相変わらずよく通るなー。
「どうも。今日はまた一段と賑やかですね…って、フローゼお前」
なるほど。賑やかの要因はこのバカか。
彼女はフローゼ。
うちの討伐数ランキングでずっとトップに君臨している、戦闘狂の女だ。
まぁ、女と言っても慎重は俺と大差なく、パッと見は可憐な少女。パッと見はな。
漆黒をイメージしたような背中まで伸びた長い黒髪に、所々に紫が入った黒い服装。
真っ黒だなお前!
胸部分を強調するような服を着てはいるが…残念ながらぺったんこだ。
「おい、フローゼ」
「お?おーう、クロ!探したぜーーって、痛っ!!!」
鉄建制裁。といっても、ゲンコツなんだが。
「探したじゃないだろ。7月に入ってからの音信不通。そんで早く戻れって言ったのに来ない、挙げ句ガランさんのお店に迷惑までかけて…」
「痛っ。。。いってーな!!!迷惑?おっさんには迷惑はかけてないだろ?逆に売り上げに貢献だ!なぁ、おっさん?」
「お、おう。まぁ商売としてはありがたいが…そこで潰れた男共をなんとかするのがめんどくさいな」
ほら。さすがのガランさんも苦笑いだし。
地面や机に伏せた男達の山…なにやってんだか…
それにおっさんって。
「フローゼ?さすがにご近所付き合いもあり、お客様にもなるガランさんに対してその呼び方は失礼ですよ」
「おいおい、シラハ。今は俺様が客だぜ?これくらいはいいだろうが」
はぁ…
ホントにこのバカは。
スーパー自由人だな。どっかのアホ神に似てるな。
「はぁ…まぁもういい。明日仕事の話しがあるから、ちゃんとファミリアに来いよ。探すのも面倒だから、ちゃんといとけ」
「あいよー。あ、クロもシラハも一緒にどうだ?もう今日は相手になる奴がいなさそうだしよー」
「遠慮しとく。会食終わりだし、疲れた」
「私も明日が早いので、遠慮しておきます」
「けっ!つれねー奴ら」
そう言ってフローゼは大樽に入った酒を持ち上げ飲む。
おいおい、そんな少女みたいなヤツが何て飲み方してんだ…樽ごとって。
「じゃあな。明日忘れるなよ」
「へいへー」
プラプラと右手を振るフローゼ。
ホントに分かってんのかこいつ。見た目少女、中身はおっさんだな!
まぁ年齢は200歳を越えてるみたいだけどね。
「じゃあ、ガランさん。僕はこれで」
「私も失礼します。あ、今朝受けた依頼ですが、既にメンバーを派遣してますので報告をお待ちくださいね」
あー、朝依頼があったやつか。
しっかり仕事してるな。よしよし
「おう!待ってるぜー!二人ともまたな!!」
ガランさんと挨拶を交わし、店を後にする。
フローゼの声が外まで聞こえてくる…
幼女が大声で酒を催促するって、客観的に聞くと中々…ね。
はぁ……あんなのがウチのNo.1なのか…疲れる。
こうして、今日も1日が終わった。
神「へっくしっ!ん、風邪か?」




