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どうするのか  作者: 一色 サラ


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7/7

07 訪問と闇真相

竜也は、1泊2日で家に戻ってきた。

「どうしたの?入らないの?」

 お母さんに言われて、家に入り自分の部屋に戻った。自分の部屋に、戻ると荷物を明日実のおばあちゃんの家に忘れてきたことを思い出した。また取りに行けばいい安易に竜也は思ってしまった。明日実のお母さんは何で殺されたのだろう。竜也は両親が冷たい人だとどこかで思っていたが、明日実の母親や西田の父親のような身勝手さがないことに気がついた。人は大人になればしっかりするものだと思っていたが違ったみたいだった。

「竜也、ごはんで来たわよ」

 お母さんが部屋に来た。竜也はそのまま居間に向かうと、お父さんが帰ってきていたみたいで、テレビをみていた。時計と見ると、19時になっていた。

「大変だったみたいだな」

 お父さんが素気ない様子で言った。

「で、あの女子高生はどうなったの?」

 お母さんは料理を置きながら、竜也に話しかけて来た。

「誰のこと?」

「コテージに残された子だよ」

「知らない。警察からは命に別状はないって聞いている。」

 両親は顔を向き合っていた。

「本当に、お前は何も知らないみたいだな」

 お父さんが竜也の何も知らない様子に驚いている。

「じゃあ、何があったんだよ」

「まあ、聞いてないならいいけど。もうこの話はやめましょう」

 お母さんはそう言って、白ごはんを口にしている。竜也にもうこれ以上追求するなという感じだったので何も聞けなかった。



竜也が朝起きると、お母さんから明日実のおばあちゃんの家に荷物を取りに行こうと言われた。なんでだろうと思ったが行くことにした。昨日と同じ道を通り、明日実のおばあちゃんの家に着いた。チャイムを鳴らすと、明日実が出て来て、どうぞと中に通してくれた。居間にお母さんと竜也はあんなされて、昨日朝のことを思い出していく。

「すみません。荷物を取りに来ただけだったに」

 おばあちゃんが冷たい麦茶を出してくれた。

「石川と中島が亡くなったて」

明日実が言った。竜也は驚いた。

「竜也くんは、聞いていなかったみたいだね。緊急治療室で治療していだんだよ。でも、亡くなったって」

 おばあちゃんが言った。

「なんで、そうなるの?」

「なんか、知らない。警察から、幸次や中島と石川がお互い包丁で切り付けて合っていたらしいの。そこにママと幸次の父親である達郎さんが戻って来て、幸次を止めようとして急所をママは刺されたみたい」

「で、その西田の父親はどこに行ったの?」

「転落死だって」

 竜也は状況が全く読めない。

「で、残ったのはその幸次って子だけなんですか?」

 お母さんが気になって、聞いていた。

「まあ、そうなんだけど、幸次も意識不明らしいです」

「じゃあ、誰もコテージで起きが惨劇の真相を知らないってことですよね」

「そうですね。幸次も刺されていて、石川か中島に刺されてでしょうね」

 竜也は、西田の不安定な感じや、石川の怪訝そうな顔や中島の無口で無愛想な様子が思い出す。もうあの時には戻ることはない。

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