18話
シド「アムス!塊を炉の奥のくぼみに入れてくれ!内部の素材は堅いが優しく置けよ!
あとこれからはおっちゃんじゃなく親方と呼べ!いいな?」
アムス「了解!おやっさん!」
シド(おやっさん…まぁいいか…)
炉の内部はたくさんの魔方陣が刻み込まれている。
アムス「おやっさんこのマークみたいの何?」
シド「基本的には火力コントロールの陣だがこの炉は更に特別な陣が刻まれているな
炉の工場によって色々技術を競い合っているからな企業秘密で俺にもわからない」
ロイド(中をみたい!でも邪魔になるからあきらめよう…)
炉にちぎった堅翼爪を入れ火をつけると一気に高火力になり工房の温度は異常なほどあがりました。
だが炉の口を閉じると熱さが一気に和らぐのであった。
シド(さすがメルトの炉だ…)
シド「部屋の窓と戸を全部開けろ!炉を開けるたびに酸素が急激に奪われるからな!死にたくなかったら窓か戸のそばにいたほうがいいぞ」
ロイド(なんてすごい現場に立ち会えるだ!)
シド「今日はここからは長時間火を炊き続けるだけだ!小僧は今後の寝床や身支度しておけ、次の作業は明日の昼前からだ」
うなずくロイド
シド「ああ、こっちから聞いたり話かけたことには声をだしてもいいさ、あと作業時間外に作業以外のことを聞くのは問題ない。」
ロイド「わかりましたブラックスミス様。とりあえず村の船屋に下宿しているのでそこからここに通います」
アムス「下宿?そんなら俺んち泊まれよ!ここから近いし!」
ロイド「いいんですか?それは助かります!ご迷惑ではないでしょうか?」
アムス「平気平気〜 俺1人暮らしだし!」
ロイド「ありがとうございます!それでは船屋の頭にその事を伝えてきます!」
アムス「俺んちはその道真っ直ぐいくとトマト畑が見えてくるからその中にあるのが俺んち、この村でトマト育てているのは俺だけだから絶対わかるはず!」
ロイド「わかりました!では後ほど!」
アムス「飯つくっとくからどこかで食うなよ!」
ロイド「はい!」
シド(若いってのはいいねぇ)
ロイドは夕日が沈む頃にアムスの家につきました。
ロイド(すごい大きさのトマト畑だ!)
人間離れした凄い早さで雑草をむしるアムスを発見
ロイド「アムスくん!」
アムス「おお来たか!もうちょいで終わる!」
作業を終わらせたアムスはロイドと家の前へ
アムス「ここが俺んち!ちょい前まではじいちゃんと暮らしてたんだけど死んじゃったから今は1人暮らし!」
ロイド「そうなんだね、あそこのお墓はおじいさんの?」
アムス「そうだよ!俺の両親もご先祖様もみんなあそこ!」
ロイド(アムスくんはご両親まで亡くなっているのか…)
墓石の前に座り手をあわせるロイド
ロイド(1ヶ月お世話になります、アムスくんのおかげで貴重な体験が出来ることになりました、ありがとうございます…)
アムス「お前やっぱいいやつだな!さあ中に入ろう!飯にしよう!」
それからアムスはとれたての野菜を使った料理を振る舞い(基本的に生野菜と漬物)
たくさんおしゃべりをし、風呂では背中を流しあいその夜は床につきました。
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