14話
城下町をぶらつくシド
シド(あと1億どうするか…カジノや競馬!ギャンブルほどこんな時には当たらないもんだ…)
しょぼくれるシド
シド(悲しいのが俺の貯金では全く足りないってことだな…5日でだめなら戻ってアムスにカオスドラゴンの爪を
売却させればまあなんとかなるか)
裏路地に入るシド
シド(必要な素材が高騰する前に抑えないとな…)
シド「じゃまするよ〜」
老婆「久しい声だ、シドだろ?」
シド「久しぶりだなばあさん、まだ生きててよかったよ」
老婆「眼が悪くなって不便でしかたないよで今日は何ようだい?」
シド「触媒が欲しい」
老婆「触媒ならどこの素材屋にでもあるだろうに」
シド「霊獣塊用の触媒が欲しい」
老婆「アーハッツッツ!あるわけないだろう!現存する霊獣塊触媒は王国が全部買い占めたよ!」
シド「裏で戦争反対派を仕切ってるばあさんがあれを売るわけないだろ?」
老婆「ほんとくえない男だよお前はだがあれは売れないよ!お前が勇者の聖剣をうつのか?」
シド「聖剣はうたないが勇者に農具を作る」
老婆「農具?」
シド「ああ農具だ」
老婆「どういう事だい?」
シド「かくかくしかじか」
シドはとある少年が白虎から力と素材を譲渡されたこと
その少年は勇者にはなる気などなく農業をしたいこと
最高の農具で農業をしたいこと
シドがその子に霊獣素材の農具を作る決意をしたこと
ここまでのあらすじを老婆に話した
老婆「面白い!面白いね!そうか勇者は誕生しなかったのか!これは面白い!」
手を叩き笑う老婆
老婆「ありったけもっていきな!」
触媒を受け取るシド
シド「こんなたくさん!必要以上の量だ!こんなにいらないよ!」
老婆「全部持って行ってくれ料金はいらないよ!」
シド「なんで俺に!」
老婆「わしもそう長くない、この触媒が誰かにわたるくらいならお前に託した方が安心じゃ!
お主の使いたいように使ってくれてよい扱いきれんなら炉で溶かして全てを無にすればよい」
シド「ばあさん、俺には荷が重いが…ありがとう、慎重に使う時を選ぶよ」
老婆「兵士の見回りがくるまえにとっとと帰れ!」
店を後にしたシド
シド(触媒が手に入ったのはよかったんだがこの量をどうするか〜)
必要なものが手に入り足が軽いシド
シド「よし!飲み歩くぞ!」
歓楽街に消えるシド、すっかり酔いも周り
シド「そろそろ宿に帰るか…ひっく」
その時夜空に赤い紋章があらわれる
シド「何だあの赤い光は?」
酔いで目が回り焦点がなかなかあわない。
シド「あの紋章は賢者の紋章!!」
南の塔の大鐘が揺れ始め大きな音が響き渡る
「ガラ〜ゴロ〜ン♪ガラ〜ゴロ〜ン♪」
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