地球への帰還
LOSERを聞きながら投稿しました。本編とは関係ないです。
「わぁ、すごいですねまおうさま!」
ユノがビル群を見て興奮してる。文明の発達してないあの世界と比べるとやっぱこっちは凄いからな。
あっ今僕とユノは地球に来てます。僕の力なら帰郷など造作もない事よ…ふふふ。いやぁ、久しぶりの帰郷に胸を踊らせて。ないな。帰ってきたの何となく程度だし。死んでから1年も経ってないしね。
ちなみに普段の僕は魔王らしい姿(角あり、赤眼、牙あり、身長2m、筋骨隆々)で、ユノも翼とオーラを兼ね揃えた天使姿だが、今は僕が黒スーツに身長百七十六センチ、角なしという人間の格好をして、ユノが天使の翼とオーラを外した、天使になる前の姿に戻り、ワンピースの上に白シャツという清楚な少女風の格好をしている。まっこの世界で魔王の姿でいる訳にはいけないしね。ステータスはそのままだから問題は無い。はたら〇魔王さまも地球ではちゃんと人の姿してるしね。今度エン〇・イスラ行ってみよっかな。それにしてもやっぱ人モードでもやはりユノはか( ゜д゜)わ( *゜д゜)ゆ(*´д`*)す。あっここ警察あるんだった、気をつけないとな(真剣)
「さてユノ何処行きたい?…ってここの事よく知らないのに行きたいとこなんて無いか。取り敢えずしばらく滞在するから部屋借りるか」
「へや?」
それから魔法で人を洗脳し僕とユノの戸籍を適当に作って、不動産屋行って部屋借りた。借りる為の金は創れる。どうも僕こそが法で裁かれない悪です、ヨロスク。まっそんな訳で今は借りた高級マンションの最上階の一部屋にいる。
「おぉかなり広いな」
「まおうじょうよりせまいですよ?」
「アレと比べてはいけない」
「…そうなのですか」
アレと比べては、日本国内に匹敵するのは無いだろう。海外なら魔王城に近い城とか多いし有りそうだけど。あっユノと海外ってのもいいな。明日か明後日位に行こっかな。
「おっ、丁度昼飯時だな。それじゃ行くか」
「うん!」
僕とユノは前世の時よく行っていたファミレスで食事を済ませた。僕がデミグラスソースの煮込みハンバーグでユノが魚介のスープスパゲッティを食べた。
「すごくおいしかったパパ!」
「そっか、そりゃ良かった」
ユノの頭を撫でそう言う。僕としては食べ慣れていたものだが、ユノはあちらの世界のしか食べた事ないから食文化の発達してるこの世界の料理はとても美味しく感じただろう。なおパパというのはここでは魔王様とも天使様とも呼ばれるわけにはいかない為に思い付いた苦肉の策である。決してそういう趣味な訳では無い。もう一度いう、そういう趣味ではない。大事だからもう一度言う、そういう趣ーー(ry
その後瞬間移動でネズミの夢の国へと行き、夜まで遊びまくりパレードも見た後、また瞬間移動で部屋まで戻り眠りについた。
ユノの寝顔が天使すぎて理性が崩壊寸前だったことを一応記しておこう。
眠い。