表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
24/28

フタサンノハナシ リアクション・ノーリアクション

「ほ、本当だ。」

 唯華の勢いに若干押されながらも答える。

「で、いいのか?って聞くまでもないか。」

「うん、むしろ大歓迎だよ」

「でもこっちの世界じゃ、そこらへんにモンスターが湧いてるんだぜ?」

「モンスター?そんなのこっちじゃ普通だし平気だよ。それに私たち結構強いし順調にレベルを上げていけばたいていの事は大丈夫だよ。」

 たいていの事は大丈夫か。すごい自信だな…。それに、考えてみれば、こっちじゃ冒険者ギルドもあるんだしこういうことは結構普通なんだろう。

「それに」

 ん、まだあるのか?

「私は竜司の奴隷なんだから、竜司に命令されたら何でもやるんだよ?」

 やめてくれ!頬を染めながらそんな事を言うのは!その考え方も、俺の精神も色々とヤバいから!

「その考え方はやめよう。な?」

「むぅ。」

 なんか唯華はふてくれされてしまったようだ。

 とりあえず、唯華が俺の奴隷であり続けるのはいろいろ危険だ。旅先でも獣人にいちゃもん付けられるかもしれないし。なによりこんなことを言われ続けたら俺の精神が耐えられない。はぁ、どこかに奴隷商人でもくたばっていないかな。

「あ、そうだ。」

 唯華が復活した。

「今度は私の話をしようよ。さっきのあんまりよ。今度は竜司を驚かしてやるんだから!」

 え、めんどくさい。明日でいいじゃん。でも断ったら後がめんどいだろうな。というかさっき十分驚いたんじゃないか?

「じゃあ、話すわよ。」

 勝手に始めてるよ。あ、どうリアクション返そうかな。

「なんと私はこっちの世界で生まれた。つまり転生してきたのよ!」

「ふーん」

 ……

「……」

「……」

 唯華は黙って布団をかぶってしまった。起きる気配はない。

 今夜は晩飯抜きか。俺も寝るか…床で。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ