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ある日の午後  作者: ラゼル
Chapter 3
40/72

What happened?

短いです。すみません。



 カイトがあちらに帰って翌日の朝……。


Pi Pi Pi Pi……


アラームの音で起床して7時…。

私は基本的に20分ごとにアラームをセットするのだが、ちなみに音量は時刻が遅くなるほど最大音量に近づく仕様だ。だけど今日は最初のアラームで珍しく起きてしまった。

これはけっこう珍しかったりする……昨日の興奮がちょっと残ってるのかな?


 もう少し寝ようかな……でも今日はわりと眠気取れてるしこれ以上寝ても寝すぎで頭が痛くなるかもだし……。んー起きよう。


 顔をサクッと洗って朝ごはんを食べに食卓に向かう。



朝はあまりご飯が入らないので基本的に少なめ。野菜ジュースだけ、とかパン一枚の時も多い。今日は牛乳にチョコレートを一固まり入れてレンジで1分ちょいチンして、お箸でちょいちょいと溶けたチョコレートを牛乳と丁寧にかき混ぜる。


――ホットチョコレートもどきの完成だ。


 チョコレートは父さんの出張土産のヨーロッパの方の板チョコなので、日本と比べて甘ったるくて丁度いいのだ。それにチョコ単体だと芽衣にとっては少し甘すぎる。

 手っ取り早く糖分でエネルギー摂取出来るので勉強中にも飲んだりもする。忙しい時はけっこう噛み千切る動作すら面倒になる性質だったりする。だからと言って食事抜きは体に悪いと母にしつけられたので食事を抜くことは絶対無い。


 しかし、かなりの量のチョコのお土産なのだが、消費するのはほぼ芽衣である。

 彼方は甘いものは好きだが油分による肌荒れを気にするという女子力の高いポイントで却下。

 母はおつまみ系のほうが好きなのでこれまた却下。肝心の父はというと、ものすごくたまにコーヒーと一緒に一欠けら食べるのみ、だったりする。まぁ賞味期限も遠いんだけどねー。チョコだから。


 マグカップ片手にパソコンでメールチェック、ついでに贔屓のブログも見つつもネットサーフィンを開始する。

 それが終わったら、父さんの仕事の資料をパコパコとWindowsで打ち込んでいく。


――とふいにお母さんの声が耳に入る。


「ねぇ、お弁当今日要らないの? もうお皿冷蔵庫に直すよ」

「え? だって今日月曜日だから講義ないよ?」

「……………今日、火曜日」




”かようび”………。



「かようびーーーーぃ!!!」

 ガタガタッと音を立てて椅子から立ち上がる。急速に脳が活性化する。

今何時だ…。8時半。火曜日は二限目からだから、9時に出発。オイオイオイ……マジで!? 火曜!?

……あと30分。


 皿の上に乗ったおかずと白ご飯をお弁当箱につめて、水筒にお茶を入れて、今度は教科書を鞄にどさっと放り込む。

よし、次は着替え。もう今日手抜きだ。しゃあない、だって授業に遅刻するのって、後から遅れた部分の勉強自分でするの面倒なんだもん。人に聞いたり先生に聞いたり一手間余計にかかる。めんどい。だったらちょっと位走るわ。


 ジーパンにTシャツ、パーカーに髪の毛はコンコルドで一まとめにして、そして日傘を差していつもの様にのんびり歩くのは今日は無理なので日除けにキャップをかぶる……あー、女らしさO(ゼロ)だな。

 ブラウンのふちのメガネをかけて今日はスッピン。メガネで誤魔化しごまかし、と。

 あー。秋物の装いを吟味しようかと思ってたのになぁ。


 荷物片手にデニムのスニーカーに足を入れて、そしてドアに手をかけ……

「いってきまーす!」

 と声を上げてバタバタとエレベーターに向かう。



「……いってらっしゃい」

 とは呆れた母の声



――そして自転車で駅に向かい、ダッシュで駆け込み現在電車の中。


 乱れた息と身だしなみを整えるとだんだん思考する余裕が出てくる。


 んー、長期休暇中ならともかく大学もう始まってる時期になんでこんなボケ……?

気が抜けてるとしか思えんな。


 もしかして、カイトとの逢瀬? で時間感覚にズレが生じたのか……ハハ、ナンテコッタ。

曜日がわからないっておばあちゃんじゃないんだから……、まだ若い。若いんだから、一応。

あー、我ながらアホだ、アホだわ。うう……。


と自己嫌悪に陥る芽衣の朝であった。

わわわー。お気に入り登録してくださった方ありがとうございますv

なんだか、ちまちま増えているようで…。


感想をくださった方、評価を入れてくださった方もありがとうございます。



けっこう暢気な芽衣さんSide


カイトさんの方がきっと大変でしょうねー;

現在カイトside製作中です。

上司達の反応に悩み中なう。カイトは結構勝手に動いてくれはるんですけどねー。

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