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食料確保!地上での採取と魔法による大活躍


「なあ、リーダー…お腹が空いたんだけど、そろそろ何か食べられないかな?」


ゴキブリ族の一匹が、地上での慣れない生活に疲れた様子で俺に話しかけてきた。そりゃそうだ、地上に来てから既に一日が経過しているが、まだまともな食料にありついていない。


「俺も腹ペコだよ…」


俺は同じく空腹を感じながら、どうすればいいか考え込んだ。地下では腐りかけた物や、キノコなんかを見つければすぐに食事にありつけたが、ここ地上ではどうも勝手が違う。見たことのない植物や、何が食べられるかすら分からない状況だ。


「でもさ、ここは地上だぞ?何か食べられるものがきっとあるはずだ!」


俺は自分を鼓舞するように声を上げたが、他のゴキブリ族たちはあまり気が乗らないようだ。


「いやいや、リーダー、それが一番の問題だよ。地上にあるものって、見ただけじゃ食えるかどうか分かんないし、もし毒でも入ってたらどうするんだよ?」


一匹のゴキブリが冷静に指摘してくる。確かにその通りだ。地上の食物がすべて安全とは限らない。むしろ、見た目はおいしそうなものほど危険だということだってある。


「それでも、俺たちは何かしないと餓死しちまうぞ。さっきから木の実みたいなものも見えてるし、植物もあるんだ。まずは、それらをしっかり調べてみよう。」


俺は覚悟を決めて、周囲を見回した。地上には明らかに地下では見られない植物が多く生えている。それに、木の実がいくつか目に入るが、どれも見たことのない色をしている。これが食べられるのかどうか、それを確かめるしかない。


---地上の植物と木の実の採取を開始!---


「よし、まずは手分けして周りを探してみよう。食べられそうなものを見つけたら、みんなで確認するんだ。」


俺は仲間たちに指示を出し、みんなで木の実や植物の採取を始めることにした。ゴキブリ族は手際よく木々の間をすり抜け、枝にぶら下がった実や地面に生えている草を集めていく。


「リーダー、これどうだ?見たことのない木の実だけど、なんか美味しそうだぜ?」


一匹のゴキブリが鮮やかな赤い木の実を持ってきた。見た目は確かに美味しそうだが、なんか毒々しい気もする。赤い色って大体、警戒すべきものだって聞いたことがあるんだよな…。


「うーん、でもその色は危険そうだな…。ちょっと俺が調べてみるよ。」


俺は手に取った木の実をじっくりと観察し、魔法の力を使って毒の有無を確認することにした。覚えたばかりの「ディテクト・ポイズン」を発動してみる。


「うん、これは毒がある。食べたら確実にお陀仏だな。」


俺はため息をつきながら、その木の実をそっと地面に置いた。


「まじかよ…見た目は良さそうなのに、やっぱり危険なんだな…」


ゴキブリ族の一匹が落胆した声で言うが、これは仕方ない。地上の植物は見た目だけでは判断できないことを改めて感じた。


「でも大丈夫だ。俺たちには魔法がある。これからも魔法を使って、どんどん安全な食べ物を見つけていくぞ!」


俺はみんなを元気づけるために笑顔で言った。確かに、魔法のおかげで危険な植物を避けられるのは大きな利点だ。俺たちは地下で魔法を覚えたことで、食料確保の可能性が広がっている。


---新たな発見!食べられる木の実と薬草---


「リーダー、こっちも見てくれよ。この黄色い実はどうだ?」


別のゴキブリ族が手にしたのは、今度は鮮やかな黄色の木の実だった。赤い実ほど派手ではなく、なんとなく無害そうに見える。


「よし、これも調べてみよう。」


俺は再び「ディテクト・ポイズン」を使って確認する。そして、結果は…「よし、これは食べられる!毒は入ってない!」


俺は歓喜の声を上げ、みんなにその木の実を見せた。ゴキブリ族の仲間たちも歓声を上げ、すぐにその木の実を摘み取り始める。


「やった!これで食べられるものが見つかったぞ!」


俺はその木の実をひとかじりしてみた。甘酸っぱくて、なんとも爽やかな味だ。地下では決して味わえなかった新鮮な味わいが、口いっぱいに広がる。


「うまい!これなら、しばらく飢えずに済むな!」


ゴキブリ族たちは次々と木の実を口に運び、幸せそうに頬を膨らませた。俺たちはこの木の実を主食にして、当面の食料を確保できることを確信した。


「さらに、この薬草も見つけたぞ!これ、地下でスケルトンの兄貴に聞いたことがある薬草だ。傷の回復に使えるらしい。」


俺たちは木の実だけでなく、役立つ薬草も見つけ、これを採取していく。こうして、食料だけでなく、地上での生活に役立つものを次々と発見できるようになった。


---魔法を使った狩猟!もう一つの大物を狙え---


「でもさ、リーダー。この木の実だけじゃ長くは持たないよな。もっと肉が欲しいよ…」


ゴキブリ族の一匹がそう言いながら、少し物足りなさそうに木の実を頬張っている。確かに、俺たちには肉が必要だ。栄養バランスの問題もあるし、地下での生存力を維持するためには動物性タンパク質も必要だ。


「そうだな。やっぱり、肉も確保しなきゃな…。よし、今度は魔法を使って、大物を仕留めよう。」


「まずは何か獲物を探すぞ。地上の生き物の動きを見極めるんだ!」


俺は指示を出し、みんなで周囲を見回した。食料となる獲物がいないかどうかを探すため、木々の間を進んでいくと、森の中にいくつかの足跡が残っているのを発見した。


「リーダー、あれって…?」


ゴキブリ族の一匹が小声で指差す先には、地面に大きな足跡が残されている。まるで何か大きな生物が歩いたかのような跡だった。これは間違いなく、大型の獲物だ。


「よし、これを追いかけてみよう。大型の魔物かもしれないが、うまくやれば仕留められるはずだ。」


俺たちはその足跡を辿り、慎重に進んでいった。すると、前方に巨大な鹿のような生物「ウッドバック」が姿を現した。


「で、でかい…でもあれだけ肉があれば、何日も食いつなげるぞ!」


ゴキブリ族の一匹が興奮気味にささやいた。確かに、あのウッドバックを仕留めれば、大量の肉を手に入れることができる。だが、見た目からしてあれはかなりの強敵だ。


「ここで逃がすわけにはいかない。俺たちの食料確保のためだ…やるしかない!」


俺は決心を固め、仲間たちに作戦を伝えた。


「まずは俺が風魔法で奴の動きを止める。その後、火魔法で一気に攻めるんだ。全員、俺の合図で突撃する準備をしろ!」


仲間たちは緊張しながらも、頷いて準備を整えた。俺は集中して魔法の力を呼び起こし、風の流れを感じながら、その力を解放した。


「いけぇぇぇぇ!風魔法、ウィンド・バインド!」


俺の声とともに、強烈な風がウッドバックの足元を捉え、その動きを鈍らせた。巨大な鹿のような魔物は驚いたように振り返り、逃げ出そうとするが、俺たちの風の壁に阻まれ、動けなくなっている。


「今だ、火魔法で攻めろ!」


俺はさらに魔法の力を解放し、炎を手に集めた。


「ファイアボール!」


俺は強力な火の玉をウッドバックに向かって放った。炎が魔物の体を包み込むように燃え広がり、奴は苦しそうに吠えた。


「やった!リーダー、すごいじゃん!」


ゴキブリ族の一匹が興奮気味に叫んだ。確かに、俺たちの作戦はうまくいった。ウッドバックはもう動けなくなり、その場に倒れ込んだ。


「よし、これで勝利だ!みんな、食料確保だぞ!」


俺たちは歓声を上げながら、ウッドバックの肉を切り分け始めた。これでしばらくは食料の心配がなくなる。ゴキブリ族とネズミ族が協力して肉を運び、確保した食料を拠点に戻して保存する準備を整えた。


---地上での生活は順調に進行中!---


「よし、これで俺たちも地上でやっていけるな…」


俺は木の実を食べながら、次の行動を考えた。ゴキブリ族はすでに地上での食料を確保する方法を学びつつあり、次はさらに大きな計画を立てる時だ。


「次はどこに行こうか…まだまだ、俺たちの冒険は始まったばかりだぞ!」


俺は満足そうに笑い、これからの地上探検に期待を膨らませた。


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