ゴキブリ族の独り言 〜俺、ただのゴキブリだけど〜
「いやぁ、俺ってただのゴキブリだけどさ、最近ちょっと人生(ゴキブリ生?)考えることが多くてさ。」
俺は壁の隙間からひょっこり顔を出しながら、独り言をつぶやいていた。何気ない日常が続く中、リーダーであるあいつ——主人公のゴキブリ——の影響を受けてか、妙に物思いにふけることが増えた。あいつはどうやら、異世界から来た「元人間」らしい。ゴキブリ族の俺たちには理解しがたいが、あいつが言うならきっとそうなんだろう。
「人間からゴキブリに転生とか、正直意味分かんねぇけど、あいつ、なんかしっくりきてるっぽいんだよな。」
俺は壁に身体をフィットさせながら、ついつい考え込む。リーダーはゴキブリ族の中で異様に強く、魔法も使えるし、何より話が面白い。でも、ゴキブリって普通そんなにおしゃべりじゃないだろ?俺たちって、どっちかというと黙々と隙間に潜んで、静かに生きるのが好きな生き物なんだぜ。
「まぁ、あいつの話はどこか非現実的っていうかさ、俺にはよくわかんねぇんだけど。『異世界』ってのが何かすら知らないし。でも、リーダーが面白いからそれでいいか。」
俺は自分の前足を見つめながら、ため息をついた。リーダーはやたらとカッコいいけど、俺は普通のゴキブリ族だし、何か特別なことができるわけでもない。
---ゴキブリ族の日常、でもリーダーはやっぱり特別---
「それにしても、あのリーダー、最近じゃ強い魔法まで使えるようになっちゃってさ。」
リーダーのことを考えると、どうしても劣等感を感じてしまう。いや、俺たちゴキブリ族は隠れて生きるのが得意だし、魔法なんて必要ないんだけど、あいつが魔法をバシバシ使ってる姿を見ると、なんか悔しいよな。
「でもなぁ、魔法なんて使わなくても、俺たちは地道にやっていけるってもんさ。ほら、あの隙間だって、完璧に入り込めるのは俺たちゴキブリ族だけなんだぜ?」
俺は狭い隙間に自慢げに身体を押し込んだ。そう、これが俺たちゴキブリ族の真骨頂だ。魔法も戦闘も必要ない、ただこの隙間にぴったりとフィットして、日々の小さな危険を避けながら生きていけばいいんだ。
「リーダーは異世界人で、色々と忙しいかもしれないけど、俺たちはこうしてのんびり生きていければそれでいいんだよな。」
俺はそうつぶやきながら、再びリラックスした。隙間にいると、周囲の騒がしさも忘れて、安心感に包まれる。これが俺たちゴキブリ族の平穏だ。
---ゴキブリリーダーとの会話、でも違和感がある---
「それにしても、リーダーと話すとき、なんか違和感あるんだよな。あいつ、やたらと『人間だった頃は』とか言い出すけど、俺には人間が何なのかも分かんねぇし。」
リーダーは異世界から来たというが、俺たちゴキブリ族はこの地下世界でしか生きてきていない。リーダーの話す「地上」とか「冒険者」とかの話は、まるでおとぎ話のように聞こえる。
「まぁ、異世界人のことは理解できなくても、あいつがリーダーであることに変わりはないしな。強いし、魔法も使えるし、何よりあいつのおかげで俺たちゴキブリ族も食糧には困らない。」
俺たちゴキブリ族は、リーダーのおかげで安定した生活を送れている。ネズミ族との協力もリーダーが取り持ってくれたし、今のところ、俺たちは危険な魔物とも戦わずに済んでいる。
「そう考えると、リーダーはやっぱり頼りになるんだよな。俺はただのゴキブリだけど、あいつがいればこの世界でも安心して暮らせる気がする。」
そう、リーダーは特別な存在だ。異世界人だろうとなんだろうと、俺たちゴキブリ族をまとめてくれるリーダーであることに変わりはない。
---日々の生活、ゴキブリらしい知恵と工夫---
「さて、今日のご飯はなんだっけ?あぁ、またモグラの肉か。最近ずっとモグラばっかりで、ちょっと飽きてきたなぁ。」
俺は仲間たちと一緒に食べ物を分け合う時間を楽しみにしていた。最近はネズミ族と協力して食糧を確保できるようになったが、同じものばかり食べていると飽きてしまう。
「リーダーが料理に火の魔法を使ってくれるから、味は悪くないんだけどな。でも、やっぱりこう…変わった味が欲しいよな。」
俺たちゴキブリ族は、地道に食べ物を探すのが得意だが、最近はリーダーのおかげで簡単に食べ物が手に入るようになった。そのため、あまり工夫しなくなってしまった。
「そうだ、今度は俺も何か工夫してみようかな。ほら、ネズミ族がよくやってる罠作りとか、ちょっと真似してみるか。」
俺は少し考え込んでから、ネズミ族の罠作りを参考に、自分でも簡単な罠を作ってみることにした。ゴキブリ族だって、やろうと思えば知恵を使えるんだ!
---ゴキブリ族の工夫と知恵---
「よし、この罠で次の獲物を仕留めてやる!魔法は使えなくても、俺にはゴキブリの知恵があるんだ!」
俺は小さな罠を仕掛けながら、次の食糧確保に向けて意気込んでいた。リーダーは魔法で派手にやるかもしれないけど、俺たち普通のゴキブリ族はこうして地道にやるんだ。
「おいおい、リーダーに頼らなくても、俺たちだってやれるってところ、見せてやるぞ!」
俺は独り言をつぶやきながら、罠を仕掛け終えた。さて、次は獲物を待つだけだ。こうして少しずつ工夫していくことで、俺たちゴキブリ族もさらに強くなれるはずだ。
---ゴキブリ族の日常は続く---
「まぁ、異世界ってやつは俺にはよく分からないけど、リーダーがいる限り、この人間に近いところでもなんとかやっていけるよな。」
俺は満足そうに罠を見つめながら、再び隙間に戻っていった。俺たちゴキブリ族の日常は変わらない。でも、地道にやっていけば、きっと明日も良い日になるだろう。
「さて、今日も一日、のんびりやるか。明日はどんなことが待ってるんだろうな?」
俺はそんなことを考えながら、再びリラックスモードに突入した。ゴキブリ族の生活は、まだまだ続いていく。
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