ネズミ族の視点から見たゴキブリとの一騎打ち
「いやぁ、あの日のことを振り返るとさ、本当に驚いたんだよ。何がって?そりゃあ、あのゴキブリさ!いや、普通のゴキブリなら俺たちネズミ族にとってはただの食い物か、せいぜい小さな障害物だろ?でも、あいつは違ったんだよ!あのゴキブリは…やばかった!」
俺は今日も巣でリーダーの命令を受けて働いていたんだけど、あの日はいつもと違う異様な空気が巣に漂ってたんだよな。
何が起きるんだろうって、みんながピリピリしてた時、突然現れたんだ――あの喋るゴキブリが。
「おいおい、信じられるか?ゴキブリが喋ったんだぜ!普通、ゴキブリってのは音もなく、カサカサっと走り回るだけだろ?でもあいつは、俺たちに話しかけてきたんだよ!」
最初はみんな驚いて固まってたんだよ。
何せ、あのゴキブリが「待て、待て!攻撃しないでくれ!」なんて叫びながら近づいてくるもんだから、誰もどう対応していいかわからなかった。
でも、リーダーが冷静に「おい、リーダーを呼んでこい!」って命じたもんだから、俺たちはリーダーのもとに急いでいったんだ。
「そして、リーダーが出てきてからの話がまた面白いんだよなぁ。
ゴキブリがリーダーに向かって『俺と協力しようぜ』なんて言い出したんだぜ?いやいや、協力だって?ゴキブリとネズミ族が協力するなんて前代未聞だろ!リーダーだって最初は冗談だと思ってたはずだ。」
でも、リーダーの返事は違った。
あいつは「お前が俺と一騎打ちで勝ったら協力してやる」って、そう言い放ったんだよ。正直、俺たちネズミ族の連中はみんな「ゴキブリがリーダーに勝つわけないだろ」って思ってたんだ。
そりゃあ、リーダーはこの巣で最強だし、何よりデカいしな。
「でもな、そっからが驚きだったんだよ…本当に驚き!」
「あのゴキブリ、ただのゴキブリだと思ってたのに、リーダーに向かって言い出したんだよ。『力だけじゃなくて知恵を使った勝負にしよう』だってさ!俺たちネズミ族全員が思ったよ。何言ってんだこのゴキブリって。」
でも、リーダーがその提案を受け入れた時、俺たちは一気に興奮したよ。
だって、力比べじゃなく知恵を使った勝負って、どんな戦いになるのか全然予想できなかったからさ。
ネズミ族の巣で知恵を使うだなんて、俺たちの知る限り前代未聞だ。
「それに、リーダーだって自信満々だった。そりゃそうさ、巣の中ではリーダーが一番賢いんだからな。俺たちが敵うわけがない。でも…あのゴキブリは…本当にやばかった!」
一騎打ちが始まると、ゴキブリはリーダーの目を完全に欺いて、巣の中を自由自在に動き回ってたんだよ。俺たちネズミ族ですら入れないような狭い隙間をスルスルと移動してさ。
リーダーがどれだけ追いかけても、ゴキブリはピョンピョンと逃げ回って、まるで小さな鬼ごっこをしてるようだった。
「いや、本当にびっくりだよ!あのリーダーが焦り始めたんだぜ。リーダーだぞ!?そんなの見たことないよ!」
リーダーが苛立っているのが、俺たちネズミ族全員に伝わってきた。あいつ、巣の狭い通路に入れないのが相当悔しかったんだろうな。
普段は圧倒的な力で何でも解決してきたから、知恵を使った戦いに少し不慣れだったのかもしれない。
「でもさ、あのゴキブリはただ逃げるだけじゃなかったんだ。途中でリーダーを挑発し始めたんだよ!『こっちだぜ、ラットキング!』なんて言ってさ。リーダーが振り向いた時には、もうゴキブリは別の隙間に潜り込んでる。まさに猫とネズミならぬ、ネズミとゴキブリの追いかけっこだ!」
リーダーが追いかけても追いかけても、ゴキブリはすぐに別の隠れ場所を見つけてしまう。そのうち、リーダーの顔に焦りが見え始めたんだ。いや、本当にリーダーがこんな顔をするなんて信じられない光景だった。
「やばい、あのゴキブリ、ただのゴキブリじゃねぇ…。あいつ、リーダーを本気で追い詰めてる!」
ついに勝負の終わりが近づいた時、俺たちネズミ族は完全にゴキブリに驚かされてた。リーダーが最後の一撃を加えようとした瞬間、ゴキブリは素早くリーダーの背後に回り込み、まるで逆にリーダーを操るように見えたんだ。
「いやぁ、信じられない!リーダーがあのゴキブリに負けを認めたんだよ…あのリーダーがだぜ!ゴキブリ相手に、知恵比べで負けたなんて、誰が信じるんだよ!?」
リーダーが「参った」と言った瞬間、俺たちネズミ族は全員がポカンとしてた。まるで何か夢でも見ているような感覚だった。
ゴキブリがリーダーを打ち負かすなんて、誰も予想してなかったんだから。
「それにしても、あのゴキブリ…やばすぎるだろ。あんな小さな体で、ここまでの知恵と機動力を使いこなすなんて…俺たちネズミ族は、マジでやばい相手と同盟を結ぶことになったかもしれないな。」
そう、俺たちはその後、ゴキブリと同盟を結ぶことになったんだ。リーダーがそう決めた以上、俺たちも従うしかない。でも…正直なところ、あのゴキブリはただ者じゃない。
「今後、俺たちネズミ族とあのゴキブリが一緒に行動するって考えると、少し背筋がゾクゾクするぜ…あいつ、マジでやばいんだよ。」




