表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/12

第六話  だって君?メイドだよね!?(町と衛兵とメイドさん)

前話と前前話に閑話入れました。

特に読まなくても問題ありませんが、気になる方は読んでみてください。

えーこの旅はお日柄もよく.......お久氏ぶりです。


龍我峰りゅうがみね飛竜ひりゅうです。


最近は、仕事も忙しく連休も取れないので、趣味の旅行にも中々いけないのが、寂しかったのですが、だからと言って、異世界に行ってその町に辿り着くってのも、如何だと思いますが、皆さんはどう思われますか?


・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・

・・・・・

・・・





ラビットベアとの戦いから、日が暮れる前に町まで辿り着くことが出たんだけど、ここで一つ問題が。


「門に衛兵がいるんだけど、もしかして入場料とか必要?」


取りあえず、突っ立ていても仕方がないので、門まで行くと衛兵から「ようこそ、探検都市イスガルへ、何か身分を証明するものがあれば出してくれ、なければ通行料として銅貨10枚を払ってくれ」と言われたため、ただいまどうしようか考え中。


取りあえず正直に話して見ることにする。


「え~と、オレ今お金も証明する物も今ないんですけど、中に入れませんか?」


衛兵はビックリした顔をして動きが止まったが、直ぐに最初のニコニコがに戻り、


「いや、もしなければ銅貨10枚になる代わりのものでも大丈夫だが、何かもっているかい?」


なんで、ビックリして、女な子供に話しかけるような喋り方なんだ?

あ!?オレ今女だった!!

そうか、家政服を着た若い女がイキナシ、オレなんて言ったから驚いたのか。


取りあえず、そのことは置いといて、銅貨10枚分ね~。

オレはアイテムボックスから、ラビットベアの毛皮を出して衛兵ぽい人に見せると、今度はさっきよりも驚いた顔をして、オレのことをマジマジと見つめてきた。


少しして、居心地が悪くなってきたので、何か喋ろうとしたとき衛兵ぽい人から


「君、今どこからそれをだした?それに、それはラビットベアの毛皮か!?」


「え?はい、ラビットベアの毛皮で、アイテムボックスから取りだしましたけど?」


「は!?アイテムボックス?何だそれは!ディメイションボックスではないのか!?」


なんかやらかしたらしたらしい。


衛兵の人が疑わしそうに見ているので、適当にごまかすことにした。


「えーと、アイテムボックスはディメイションボックスの別名なので、たまたま教えてくれた人が、アイテムボックスでいつも話していたのでつい.....何時もの癖で....」


「あ~なるほど、そう言うことか、それならなんとか解る気がするな、何せ同じものでも、場所によって呼び名が違う所があるからな」


ウムウムと頷きながら納得顔の衛兵である。


「それにしても良く君みたいな子がディメイションボックスなんかを覚えられたな?あれってかなり難しい魔法だと聞くぞ?」


そうらしい。


そんな事を聞かれても、こっちもこまるのだが、何せスキルポイントで手に入れたとは言えないし、ましてやどんな原理なのかもまだ解らない物なのだから。

ただ、魔法で同じようなものがあるらしいので適当に話を合わせておくことにする。


「そうですね、たまたま魔力が多かったのと、適正が在ったので、便利だなと思って覚えてみました」


そうかと衛兵の人は言いながら今度はラビットベアの毛皮を見ている。


「それにしても、この毛皮はどこで手に入れたんだい?」


「え?毛皮ですか....この町に来る前の森の中で襲われたのでとしたのですが、不味かったでしょうか?」


「倒した!?いや、別に倒したのは悪くないが、君がほんとに倒したの?」


「だって君?メイドだよね!?」


メッチャ疑われてる!?

いや、ま~こんな成りをした女が倒したって言っても信じずらいのは分かるけど。


「はい、これでもそれなりの腕がありますし、魔法もありますから」


苦笑しながら話すと、衛兵はなんとか納得をしてくれたのか怖い顔から苦笑した顔に変っている。


「まーなんだ、この毛皮なら10万Eエギルにはなるから銀貨9枚と銅貨90枚のお釣りだな」


なるほど銅貨は100枚で銀貨1枚でお金の単位はエギルなんだな。


「ほら、是がお釣りだ」


衛兵からお釣りを貰いアイテムボックスにしますと、町の事に付いて何も知らないので、話を聞くことにした。


「あの~」 「ん?なんだまだ何か用でも?」


「ええ、この町に初めて来るので教えてもらってもいいですか?」


「ああ、なるほど構わないよ」


それから、彼と話して分かったことは、この町が探検都市イスガルと呼ばれていること。

何故探検都市なのかと言うと、この町の近くには7個のダンジョンが存在し至る所から、冒険者や探険者等達が数多く集まる街であること。

その中で冒険者が一番集まるから探検都市と言われること。

他には、街の中にはギルドも存在すること、内訳は以下である。


冒険者ギルド=町や外に存在する依頼を受けて獣や魔獣等と闘ったり、薬草等の採取や街の中のお困りごと       を解決する仕事。


探検者ギルド=主にダンジョンを探索し一角千金を狙う人が多い


魔導師ギルド=魔法使いや魔術師などがよく加入し魔道の研究を目的としたギルド


商人ギルド=商人達が加入している、所謂いわゆる自治会に近い組織


科学者ギルド=魔法ではなく機械だけを使用した物を開発する事を主に目的としたギルドと他の学問を学者       としての研究をする人たちがよく集まるらしい


魔道科学ギルド=魔法と魔術そして科学を掛け合わせ、研究し魔道具を作る事に特化したギルド


等があるらしいのだけど、それについては、町の中に入ってから考える事にする。


余談だが衛兵の人はラウと名前で衛兵ではなく門番らしい。

どうでも、いいことだけどね!


さて、いい加減門の外にいるのも飽きてきたので、街に入る事にする。


急に異世界に飛ばされて体も女にされて、魂とやらも色々弄られたりもしたが、何だかんだと言って、オレはこの世界にきてワクワクしている事にきづいている

地球ではなく初めて見る世界は、オレの知らないことが沢山あると判ると、この胸の疼きを止めることがとてもじゃないが出来ない、ここら辺は魂の調律範囲内らしいので、とてもありがたい。

この疼きをなくされたら、オレがオレで無くなってしまうから。


地球の秘境をすべて見る事が出来なっかのは残念だが......それでも異世界という新しい未知の世界を見にオレは町の門を潜り入って行った。


       



うぬぬぬ!?みんなのために、今をトキメクみことちゃんだよ~


さてさて、今回は前話と前々話に閑話が入っているけど、

読んでもらえるかな心配だな~!


まー読んでも、本編にどれだけ出てくるか、未定の人もいるけどね!(笑)


ではでは、本編の話に戻るとして、門番も人もかわいそうだね~


名前をどうでもいいとか言っちゃうヒーちゃんもひどいけどね!?


さて今回、街にまだ入って行く前の話だけど、色々とギルドがあるのが解ったヒーちゃんなんだけど、本質的にはどういう物かはまだ分かっていないんだよね~これが!


其処に関しては、これからの動きに注目するとして、さすがは地球の秘境を旅していただけあって!!


異世界に来てワクワクするとか中々、大胆な事を言っているけど!


今後そんな事をいつまで言ってられるのかな!?


では次回予告


町の中に入った飛竜!!

ギルド!

宿屋!

街の住人!

彼に待ち受ける出来事とは!!


次回「あれ?もしかして目立ってね!?」


次回もよろしくね!!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ