表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【完結】なんでか転生した異世界で出来るだけの事はしてみようと思うけどこれってチートですか?  作者: よぎそーと
第13章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

523/531

523回目 誰もやってくれないから、自分でニート生活を作ってるのだ 6

 外が戦乱で騒がしい時期。

 トモルの領地も安泰とは言いがたかった。

 あちこちに存在するモンスターの巣。

 ダンジョン化してるそれらを破壊している頃だった。



 その頃からモンスターの動きにおかしな兆候が見られた。

 今まではバラバラに行動していたのだが。

 トモルが開拓と開発を推し進め始めた頃に、動きが変わった。

 まとまってトモル達の方に襲ってくるようになっていた。



 それまでは野生の動物たちのように、それぞれの縄張りの中で活動していた。

 行動範囲がある程度限定されていた。

 その中でモンスターも生活している。

 攻撃を仕掛けるのは、その中によそ者が入った時。

 それか、増大した群れの一部が、新天地を求めて外に出ていく時だ。



 そんなモンスター達が、突如まとまって行動を始めた。

 縄張り内で結束していただけのモンスター。

 それらがより大きな一つのまとまりに再編された。

 そして、縄張りや群れなどの垣根をとっぱらって行動するようになった。



 その矛先は常にトモル達の勢力圏に向けられた。

 大挙して押し寄せるモンスター。

 それを迎撃する軍と警察と冒険者。

 騒動の大きさは、いっそ、戦争と言えるほどだった。



 事態を重く見たトモルは、自ら状況を確かめにいこうとした。

 だが、その前に子供達と孫達が動いた。



 子供と孫も、トモルとその部下によって鍛えられていた。

 トモルのような人を超越した能力は持ってなかったが。

 それでも、鍛え上げたレベルは人類の頂点水準にまで高められていた。

 この子供と孫達がモンスターをかき分けて調査を敢行。

 その結果、強力なモンスターが生まれた事を突き止めた。



 強力なモンスター。

 巣をダンジョン化させるどころではない。

 複数のダンジョンを支配下におくほどの存在。

 そのモンスターが、モンスターを操っていた。



 トモルはこれを、魔王と呼んだ。

 モンスターを統べる、王たる存在として。



 これを知ったトモルは、すぐにでも魔王を倒しに行こうとした。

 だが、これまた子供達と孫達に止められた。

「研究を進めていてくれ」

 その方が長期的に見て利益が大きいとの事だった。



 やむなくトモルは、自宅で研究を続行。

 その間に、トモルの子供と孫達が問題を片付けた。

 軍隊によってモンスターを殲滅。

 そうして出来た穴をぬって、モンスターの巣を破壊。

 そうして魔王の拠点付近の巣を破壊し、魔王のダンジョンへと突入。



 後に魔王城と呼ばれるダンジョンは、トモルの子供と孫達。

 そして、軍隊の兵士の突入を受けた。

 歩兵銃とロケットランチャーとプラスチック爆弾その他諸々をもった兵士達。

 それらもダンジョン狭しと暴れまわった。



 かくてその奥にいた魔王は倒され。

 魔王を中枢としていたダンジョンも崩壊。

 トモルの領地と、下手すれば大陸全土に、やがては他の大陸にも及んだかもしれない危機は破壊された。

 その事を、ヒライワツミ王国その他の国々は知ることもない。

 誰も知らないうちに、世界…………というか人類の危機は発生して終息した。



「出番もなくなったか」

 魔王討伐の報告を受けて、トモルはそう呟いた。

 自分の巨大な能力を叩きつける敵。

 それが必要な状況。

 それも消えていくんだなと感じた。



 となれば、やる事は限られる。

『長寿』によって若さを保つ女房達といちゃつくか。

 ひたすらに思いつく考えをまとめて理論にしていくか。

 それくらいしかやる事がなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。


_____________________

 ファンティアへのリンクはこちら↓


【よぎそーとのネグラ 】
https://fantia.jp/posts/2691457


 投げ銭・チップを弾んでくれるとありがたい。
登録が必要なので、手間だとは思うが。

これまでの活動へ。
これからの執筆のために。

お話も少しだけ置いてある。
手にとってもらえるとありがたい。


_____________________



+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ