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【完結】なんでか転生した異世界で出来るだけの事はしてみようと思うけどこれってチートですか?  作者: よぎそーと
第8章

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318回目 王族を利用し、王族に利益をもたせ、王族に従わせていく

 無駄足を踏まされたが、それでも都合のよい形を作り上げていく。

 王族周囲を更にトモルの関係者で固める事が出来た。

 これにより、煩わしい事が更に減る。

 王族に近寄る不心得者をどうするか悩んでいたが。

 これで悩みは大幅に減少した。



 中央はともかく、地方においてこれは大きな力になる。

 王族の権威を使って色々出来るからだ。

 借金をするために王族を使った連中のように。

 トモルだってそうやって便利に王族を使っていく。



 相手がしたからいくらでも同じ手段を使っていく。

 その事に躊躇いは無い。

 相手と同じ土俵にあがるとか。

 相手と同レベルにおちるとか。

 そんな馬鹿げた事は考えない。

 有効な手段ならなんでも使っていく。



 何より本質的な所は変わってない。

 王族は貴族の道具になった。

 その貴族がトモルかそれ以外かの違いでしかない。

 貴族の道具である事を是としたのは王族だ。

 トモルが好きなように使うのも当然である。



 そうして王族という道具をトモルは使っていく。

 王族を通して影響力のある範囲に通達を出させる。

 貸金業者の事もあるが、それだけではない。

 大雑把に柊領への不関与。

 これを徹底させていく。



 貴族による暗躍の牽制。

 まずはこれを施す。

 これにより、余計な手間を減らす。

 今の段階でもそれなりに減ってはいるが。

 それらの撲滅に向けて動いていく。



 加えて、王族の影響ある範囲で関所を廃止させる。

 監視や門番を置くのは良いが、関所の通行料などは無くす。

 こうしたものが物流を妨げる要因になっている。

 これを限られた範囲でもいいから無くす事とした。

 それだけで行商人などの活動範囲が広がる。



 また、商売を始める自由も施していく。

 商売・事業を始める場合、各地にいる領主の許可が必要である。

 これを完全に廃止させていく。

 どこで誰がやっているのかをはっきりさせる為に届け出は出すにしてもだ。

 それらの許認可をする権限を無くしていった。



 当然、こんな事を領主が認めるわけがない。

 なので、その対策もしていく。

 まず、従わない領主のところからトモルの領内に出入りする場合。

 入場と退場での通行料を要求していく。

 それも支払いきれないような多額の金を。

 実質的な締め出しだ。

 通行料を撤回しないなら、トモルも相応に対応していくだけである。



 加えて、他領で商売をしてる者達の締め出し。

 これにより、トモルの領内で産物を手にする事が出来なくなる。

 トモルの領内で商品を売りはらうことも。

 発展著しく、購買力のある地域でだ。



 現在、トモルの領域は近隣最大の交易地となっている。

 それだけの購買力があるし、それだけの生産力がある。

 これはモンスター領域を開拓した場所だけの話ではない。

 両親に任せた国内地域全体も含めてだ。

 そこから締め出されるとなると、商人は大きな損失を受ける事になる。



 商売人は選択をつきつけられる。

 今まで商売していた場所だけで今後も商売を続けるか。

 それとも、今まで商売をしていた場所を捨ててトモルの所に行くか。

 そして、もう一つ。

 王族の免状を得るか。



 王族発行の免状。

 王族印がある事から印状とも呼ばれるものだ。

 内容は、王族の影響範囲内を好きに移動でき、好きに商売をはじめられる。

 そういったものだ。



 これがあれば王族の権威が及ぶ範囲で、商売が自由に出来る。

 そうしたものを王族が発行していく。

 さすがにこれを無視する貴族はまずいない。

 逆らえば反逆に問われかねない。

 そうでなくても、近隣最大勢力のトモルが黙ってない。



 王族に背いたという事を口実に、トモルが行動を開始していく。

 その結果がどうなるかを想像できない貴族はいない。

 大半の貴族は王族の免状に泣く泣く従っていった。



 この免状により、事実上トモルの求める状態になっていく。

 すなわち、通行料の廃止や商売の自由など。

 物流の妨げになっていた要素を排除していける。

 それは辺境の限られた地域での話ではある。

 だが、その辺境内においてであっても、物の行き来が自由になった。

 それが大事であった。



 なお、この王族の免状。

 一年ごとの書き換えとなっている。

 そして、新規発行でも書き換えでも料金が必要になる。

 その値段が王族の直接の収入になっていく。

 こういう部分で王族に花を持たせていった。



 加えて、商売人などに王族の価値というものを浸透させていく。

 自由に商売が出来るのは王族のおかげだと。

 嫌でも、王族に従う事を求められていく。

 なにせ、免状は王族の気持ち一つで撤回される事もあり得るのだ。

 無下には出来ない。



 加えて、人の移動にも王族の免状を持たせていく。

 商売人だけでなく、労働者が行き来する際の手間を省く為だ。

 これを持ってる者達は好きな所に移動して、好きな仕事が出来る。

 生まれた地域に人が固定されるのが常識のこの世界。

 その常識に、限定的とはいえ風穴を開けていく。



 今までなら、奉公先を見つけるか冒険者になるしかなかった。

 でなければ生まれた村や町の外に出る事も出来なかった。

 それが一気に変わったのだ。

 こぞって求める者達が出てくる。



 王族領とその周辺で動きが生まれていった。

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