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第6章 6話

「くっ」

美喜子がまったく力が入らない状態になっている。

やがれ倒れ込むように座ってしまう。

立ち上がる事も出来ないようだ。

まずい!

「きゃっ!」

なんだ!?

あっ!

林道さんもやられている。

この化け物の前に、前戦の二人がやられた。

このままだと二人がやばい!

僕がやるしかない!

「炎の精霊よ!」

いくぞ。

「ファイヤー・レーザー!」

よし!

なんとか倒せた。

「大丈夫かい?」

「山本さん。この痺れはしばらくは消えないみたいですよ」

ぐったりと倒れつつも林道さんがそういう。

そうか。

奴に触られたという事は、そこから情報を得たのか。

転んでもただでは起きない人だな。

それぐらいじゃないと、この冒険は生き残れない。

まいったな。

しばらくはここで休憩だな。

「計画通り」

なっ!!

この声は!

「これで、しらばくその二人は使い物にはならない。あとはお前だけだ」

氷室!!

「お前がここで出てくるとはな」

もう少し先なら予想していたかもしれないが。

ここはまだ入り口付近。

不意打ちもいい所だ。

「当然だ。お前はここで死ぬのだ。邪魔な二人はその瞬間をただ眺めているだけの観客にするため」

くっ!

確かに今は二人はまったく動けない。

今戦えるのは僕だけだ。

しかし。

何故、僕なんだ?

3人まとめてならまだ分かる。

しかし氷室の今の台詞からは、僕しか狙っていない。

どういう事だ?

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