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第6章 山本健一の死亡

なんとか今回も無事に帰れたか。

僕の能力がある程度応用が利いたのが幸いだった。

さて。

今回の水晶のドクロに書かれていた文字で次を見つけないと。

今回書かれていたのは。

「2057」

これだけ。

毎回毎回。

抽象的というか。

何を意味しているのかが分かりづらい。

美喜子は僕に期待しているし。

なんとか次の目的地を見つけないと。

そんな事を教室で考えていると。

「美喜子さん!山本さん!大変です!!」

ん?

林道さん?

珍しいな。

「一体どうしたんだ?」

「あっ、山本さん。まずはこれを見て下さい。

そう言って一枚の紙を見せる。

これは英語じゃないか。

何だ?

マチュ・ピチュにてオーパーツ発掘大会を行うだって!!

「これは!?」

「こんな事は恐らく初めての事です。もしかしたらディルスの仕業かも」

こんな大がかりな事までするなんて。

ん?待てよ。

確かマチュ・ピチュは。

「山本さん?」

「やっぱり!マチュ・ピチュは標高2057メートルだ。つまり、次の目的地でもある!」

ここを指定したのは、はたして偶然と言えるだろうか。

いや。

ここまでの偶然が重なり合う事はまず無い。

たぶん分かってるんだ。

これまで放置していた僕達の行動を、ここに来て本格的に妨害しに来たんだ。

これは危機感を持った方がいい。

これでもし万が一他人に取られる事になったら。

僕達はディルスを追いつめる事が出来なくなる。

あの水晶のドクロは、まず間違いなくディルスを追いつめる材料になるはずだ。

そうで無ければあいつらが出てくる訳が無い。

「これは、大変な事になって来ましたね」

次回更新は11月21日(月)更新予定です。

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