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第4章 13話

一つ分かった事がある。

それは、あのDNAを操作する能力を発動させるには相手に触らないといけない。

しかも手の平をべったりとくっつけないと無理。

そうでなければ、あんなに至近距離まで近づいて手の平を付けるなんてありえない。

「うぐっ!」

ん?

腕を金に変えられた人が、さらに苦しんでいる。

どうしたというの?

「ぐわぁああああ!!」

え!?

さらに。

金の部分が増えている?

さっきまで肘から先だけだったのに。

もうすでに腕全体が金に。

いや。

もっと全身が金に変わって行く!!

「おやおや。失敗したか。どうもまだ不安定だな」

さらりと言ってる。

こいつ!!

「美喜子、落ち着け」

健一が私の腕をつかんでいる。

「どうして!!」

「僕達の本来の目的はなんだ?」

うっ。

「あいつを倒す事じゃない。僕たちはただ本来の生活を取り戻したいだけ。違うか?」

確かに。

私達はあのピラミッドの時から見つけた水晶のドクロを集める事。

集めると何が起こるのかは、今でも不明だけど。

でも集めた先に戻る方法がある可能性もある。

それにしても。

こいつは自分の力をただ面白がって使ってるという印象しか見えない。

でも、何故ここに?

いや。

ここだけじゃない。

ピラミッドやストーンヘンジにも来ていると奴は言ってた。

偶然なのか、必然なのか。

私達も同じ所を行っている。

「仕方ない。ここでの実験は終了か」

こいつ。

これまでも罪の無い人達を!

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