表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
29/125

第2章 13話

ようやく頂上が見えて来た。

けど。

健一がだいぶへばっている。

無理も無い。

ここまでずっと階段で上って来たものね。

私は空手を習っていて、運動してるからそれなりに大丈夫だけど。

健一は運動よりも勉強をする方だし・・・。

疲れて当然って所ね。

仕方ないわ。

「休憩しましょう」

かなり危険だけど、このままハーピーと対決する方がよっぽど危険だわ。

さて。

問題はどうやって戦おうかしら。

今度の敵もかなり強そうだし。

「美喜子、何を考えている?」

へ?

「えっと、どうやってハーピーと戦おうかなって」

だって敵は空を自由に飛べるしね。

どう考えても、こっちはかなり不利。

能力があっても、ちっとも有利な状況では無いしね。

「いいか?僕達は水晶のドクロを取るのが最優先だ。別にハーピーを倒す必要は無い」

健一は相変わらず非戦闘的ね。

そりゃあ、無事に取れるならそれに越した事は無いけど・・・。

少なくとも戦う方法は考えた方がいいわ。

まず戦う事になるし。

え!?

それは突然だった。

「ハーピー!!」

どこからともなく表れた!!

いや。

頭上からやって来たんだわ!!

心理的死角!!

まずい。

「危ない!!」

え?

健一が私をかばう。

その結果。

「健一!!」

そのまま。

ハーピーに連れ去られてしまった。

くっ!!。

追いかけなきゃ!!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ