↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
21/125

第2章 5話

家に帰ると健一が待っていた。

「あの数字の意味が分かった。どうもあれは座標みたいだ」

「座標?」

「そう。地球上の場所を示す数字なんだ。つまり51-10-43,9というのは北緯の事であり、1-49-6は西経の事」

えっと。

「つまり、何処の事?」

「ストーンヘンジだ」

ストーンヘンジ?

「ピラミッドのような、有名な古代から存在する遺産の一つなんだ」

という事は。

「やはり、そこにも水晶のドクロが?」

「だろうね。ピラミッドからも出てきたって事は、あり得る。ただ、問題は、ストーンヘンジは建物じゃないって事だ」

それって。

「ストーンヘンジは直立した巨大な岩が円形状に囲まれているような所なんだ。まぁ、土の中にあるってなら話も分かるけど」

う~ん。

「何にしても、行ってみなきゃ分からないって事ね」

ここで悩んでも仕方無い。

私達が見つけた水晶のドクロがそこを示しているというのなら。

そこに行くしか無い。

一体何の意味があるのかも分からないけど。

行くしか選択肢が無い。

「でも、問題が一つある。旅費だ。僕たちにはお金が無い」

「あっ、それなら大丈夫よ」

私は自信満々に言う。

そう。

飛行機代はなんとかなる。

「大丈夫?」

「えぇ。ほら、ピラミッドの時に瞬間移動したでしょ?あれ、どうやら私の力らしいの」

「え!?」

健一が驚く。

そりゃあ、私も帰ってから分かった事。

あの時、頭の中に映像が出てきて気づいたら場所が変わっていたけれど。

それが、私の力。

瞬間移動。

ピラミッドの中で発見した、力や素早さが上がる能力と同じように私の能力。

どうやら。

調べた結果、1日3回しか使えない代わりにかなり融通が利く。

触れてさえいれば、何でも持っていけれる。

しかも、一度も行った事も無い所にも行く事が出来る。

またその逆で、物を私の所へ持って来る事も出来る。

ただどうも人物は無理みたい。

って、これはその辺の動物で試したんだけど。

だから、生き物類を持って行く事は無理。

でも逆に触れてさえいれば、どんな物でも生き物でも連れて行く事は出来る。

「なるほど、かなり便利だね」

「そうね。だから、そのストーンヘンジへはすぐに行く事は出来るわ」

「しかし不思議な事があるな」

え?

「おまえがそういう事を詳しく調べるとはな。どういう事だ?」

しまった!

理恵子に調べてもらったなんて言えない。

彼女の事は健一には知られたくない。

「ほら。まだ冒険は続くんだから、調べるのは当然でしょ?」

「それはそうだが」

「ほらほら。そんな疑問は後にして、さっさと行きましょう!」

「分かった。準備出来次第行こう」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。