「4人の匂い」

夜也は香水を使い分ける。公務と私生活で香りが違い、なぎが好きだと言った香りだけ明らかに登場回数が増える。

一生も香りには気を遣うが、潜入任務では匂いそのものを極力残さないこともある。平時は茶や花を思わせる、控えめで上質な香りが似合う。

倭は香水を毎日使うタイプではないが、服や整髪料には本人なりのこだわりがある。少し外気や革製品の匂いが混ざることも多い。

白は香水そのものを自分で選ぶ機会がほとんどなく、衣服や部屋に焚かれた香の匂いが移っている。ただし本人は、水の匂いのほうが落ち着く。