僕に突然扶養家族ができた訳
ある日突然、何年も音信不通だった兄が、自分の子供を連れて僕のアパートに現れて、
「悪い、こいつをしばらく預かってくれ」
と言って子供を置いていった。
嫌も応もなく僕はその女の子、沙奈子を育てることになり、何も分からないままでただ懸命にその子と暮らしてるうちに、いろいろな人達と知り合い、助けられながら、何とか平穏な日々を過ごしていた。
でも、人生っていうのは決して平坦なばかりじゃない。苦しいこともたくさんある。だけど僕たちは、沙奈子を中心にして、互いに力を合わせて助け合って生きていく。
それが、僕たちの生き方なのだから…。
筆者より
敢えてばらしておきますが、山下家の4人については今後、玲那編を超えるような直接の不幸は訪れません。一部、現実の事件・事故・災害とリンクすることもありますが、あくまで並行世界として設定しているので、完全にはリンクしていません。ただ、類は友を呼ぶというのもありますし、重い過去や状況を背負った人物たちはこれからも登場することになると思います。
この物語の現時点でのテーマは、『大きな不幸の中の確かな幸せ』です。
また、内容自体はフィクションですが、筆者の日記代わりに綴ってるという面もありますので、演出とか展開とかは殆ど考慮していません。加えて、日常における細かなエピソードについては筆者本人のプライベートのエピソードを基に構成しているので、主人公が延々と自身の考えについて触れている時は、筆者のプライベートでこれといって基になりそうな出来事がなかったということですね。
また、大まかな筋と結末以外は完全に成り行きです。
さらに、筆者の太凡洋人も原案の京衛武百十も子を持つ親として自らに対する戒めの意味も込めて書いているというのもあり、親や大人にとっては大変に耳の痛い内容も含まれます。
予定では、沙奈子が仕事を始めて主人公の扶養を外れるまでを描くことになると思います。最終的には二千話を超えるボリュームになる可能性があるでしょう。
なので、負担も考慮して六百一話からは一話千文字程度に抑えていきます。
筆者注:この物語の舞台は基本的に京都をイメージしていますが、登場する地名や団体・組織の名称は原則として架空の物です。ご了承ください。
「悪い、こいつをしばらく預かってくれ」
と言って子供を置いていった。
嫌も応もなく僕はその女の子、沙奈子を育てることになり、何も分からないままでただ懸命にその子と暮らしてるうちに、いろいろな人達と知り合い、助けられながら、何とか平穏な日々を過ごしていた。
でも、人生っていうのは決して平坦なばかりじゃない。苦しいこともたくさんある。だけど僕たちは、沙奈子を中心にして、互いに力を合わせて助け合って生きていく。
それが、僕たちの生き方なのだから…。
筆者より
敢えてばらしておきますが、山下家の4人については今後、玲那編を超えるような直接の不幸は訪れません。一部、現実の事件・事故・災害とリンクすることもありますが、あくまで並行世界として設定しているので、完全にはリンクしていません。ただ、類は友を呼ぶというのもありますし、重い過去や状況を背負った人物たちはこれからも登場することになると思います。
この物語の現時点でのテーマは、『大きな不幸の中の確かな幸せ』です。
また、内容自体はフィクションですが、筆者の日記代わりに綴ってるという面もありますので、演出とか展開とかは殆ど考慮していません。加えて、日常における細かなエピソードについては筆者本人のプライベートのエピソードを基に構成しているので、主人公が延々と自身の考えについて触れている時は、筆者のプライベートでこれといって基になりそうな出来事がなかったということですね。
また、大まかな筋と結末以外は完全に成り行きです。
さらに、筆者の太凡洋人も原案の京衛武百十も子を持つ親として自らに対する戒めの意味も込めて書いているというのもあり、親や大人にとっては大変に耳の痛い内容も含まれます。
予定では、沙奈子が仕事を始めて主人公の扶養を外れるまでを描くことになると思います。最終的には二千話を超えるボリュームになる可能性があるでしょう。
なので、負担も考慮して六百一話からは一話千文字程度に抑えていきます。
筆者注:この物語の舞台は基本的に京都をイメージしていますが、登場する地名や団体・組織の名称は原則として架空の物です。ご了承ください。
二千百一 SANA編 「自分に対しては甘い人」
2022/04/08 07:00
二千百二 SANA編 「頑張ってる母親の姿を」
2022/04/09 07:00
二千百三 SANA編 「僕にもいたんだな」
2022/04/10 07:00
二千百四 SANA編 「男性の育休取得」
2022/04/11 07:00
二千百五 SANA編 「その事実がある限り」
2022/04/12 07:00
二千百六 SANA編 「それ以外のものじゃ」
2022/04/13 07:00
二千百七 SANA編 「言ってもらいたかった」
2022/04/14 07:00
二千百八 SANA編 「ただただ好きで」
2022/04/15 07:00
二千百九 SANA編 「山下家のやり方」
2022/04/16 07:00
二千百十 SANA編 「不愛想な接客でも」
2022/04/17 07:00
二千百十一 SANA編 「いよいよ高校生活が」
2022/04/18 07:00
二千百十二 SANA編 「えあい!!」
2022/04/19 07:00
二千百十三 SANA編 「おしおと!」
2022/04/20 07:00
二千百十四 SANA編 「道理を理解するのは」
2022/04/21 07:00
二千百十五 SANA編 「ママの真似かな?」
2022/04/22 07:00
二千百十六 SANA編 「平穏に暮らせてるから」
2022/04/23 07:00
二千百十七 SANA編 「ちゃんと相談する」
2022/04/24 07:00
二千百十八 SANA編 「ほんの数秒の間のこと」
2022/04/25 07:00
二千百十九 SANA編 「過失責任を問われれば」
2022/04/26 07:00
二千百二十 SANA編 「人間から生まれるのは」
2022/04/27 07:00
二千百二十一 SANA編 「沙奈子の存在は」
2022/04/28 07:00
(改)
二千百二十二 SANA編 「友達ができた……」
2022/04/29 07:00
二千百二十三 SANA編 「お菓子を買えない」
2022/04/30 07:00
二千百二十四 SANA編 「だからこそ動けない」
2022/05/01 07:00
二千百二十五 SANA編 「我儘を言えるように」
2022/05/02 07:00
二千百二十六 SANA編 「慮れる人だからこそ」
2022/05/03 07:00
二千百二十七 SANA編 「自分が納得できる」
2022/05/04 07:00
二千百二十八 SANA編 「縛られる必要はない」
2022/05/05 07:00
二千百二十九 SANA編 「想定できると思う」
2022/05/06 07:00
(改)
二千百三十 SANA編 「いっそ養子にでも」
2022/05/07 07:00
二千百三十一 SANA編 「そうしたら会社が」
2022/05/08 07:00
二千百三十二 SANA編 「身元引受人として」
2022/05/09 07:00
二千百三十三 SANA編 「心を閉ざすことで」
2022/05/10 07:00
二千百三十四 SANA編 「なんじゃそりゃ!!」
2022/05/11 07:00
二千百三十五 SANA編 「思う存分満喫してこそ」
2022/05/12 07:00
二千百三十六 SANA編 「少し違うかも」
2022/05/13 07:00
二千百三十七 SANA編 「七百分の二」
2022/05/14 07:00
二千百三十八 SANA編 「またケーキを焼いて」
2022/05/15 07:00
二千百三十九 SANA編 「国や自治体と子供の」
2022/05/16 07:00
二千百四十 SANA編 「上見て暮らすな」
2022/05/17 07:00
二千百四十一 SANA編 「平穏な生活を守る」
2022/05/18 07:00
二千百四十二 SANA編 「そういう親だった」
2022/05/19 07:00
二千百四十三 SANA編 「大人になったら」
2022/05/20 07:00
二千百四十四 SANA編 「家を出る理由も」
2022/05/21 07:00
二千百四十五 SANA編 「さっさと家から」
2022/05/22 07:00
(改)
二千百四十六 SANA編 「営業所みたいなのが」
2022/05/23 07:00
二千百四十七 SANA編 「テナントビル」
2022/05/24 07:00
二千百四十八 SANA編 「別々に行動する」
2022/05/25 07:00
二千百四十九 SANA編 「がんばえ!」
2022/05/26 07:00
二千百五十 SANA編 「高校デビュー」
2022/05/27 07:00
二千百五十一 SANA編 「大丈夫って思える子」
2022/05/28 07:00
二千百五十二 SANA編 「似たようなもの」
2022/05/29 07:00
二千百五十三 SANA編 「ちょっと怖いと」
2022/05/30 07:00
二千百五十四 SANA編 「早々に移転した方が」
2022/05/31 07:00
二千百五十五 SANA編 「移転が本決まりに」
2022/06/01 07:00
二千百五十六 SANA編 「失いたくないもの」
2022/06/02 07:00
二千百五十七 SANA編 「炎上みたいに」
2022/06/03 07:00
二千百五十八 SANA編 「傍にいられるのは」
2022/06/04 07:00
二千百五十九 SANA編 「人として誇れる姿」
2022/06/05 07:00
二千百六十 SANA編 「今は堅実に力を」
2022/06/06 07:00
二千百六十一 SANA編 「自分は客だから」
2022/06/07 07:00
二千百六十二 SANA編 「あれこれ干渉したりは」
2022/06/08 07:00
二千百六十三 SANA編 「本社機能の移転日」
2022/06/09 07:00
二千百六十四 SANA編 「自分を放って」
2022/06/10 07:00
二千百六十五 SANA編 「人生部の部室」
2022/06/11 07:00
二千百六十六 SANA編 「企業は社会の」
2022/06/12 07:00
二千百六十七 SANA編 「いつか彼女の志が」
2022/06/13 07:00
二千百六十八 SANA編 「コミュニケーション」
2022/06/14 07:00
二千百六十九 SANA編 「悪い顔」
2022/06/15 07:00
二千百七十 SANA編 「手抜きカレー」
2022/06/16 07:00
二千百七十一 SANA編 「がんばえ!」
2022/06/17 07:00
二千百七十二 SANA編 「篠原優佳さん」
2022/06/18 07:00
二千百七十三 SANA編 「これほどひやりと」
2022/06/19 07:00
二千百七十四 SANA編 「古いスマホ」
2022/06/20 07:00
二千百七十五 SANA編 「自己流だけじゃ」
2022/06/21 07:00
二千百七十六 SANA編 「反撃できない相手」
2022/06/22 07:00
二千百七十七 SANA編 「手本を言語化する」
2022/06/23 07:00
(改)
二千百七十八 SANA編 「打ち解ける努力を」
2022/06/24 07:00
二千百七十九 SANA編 「そこをはき違えるから」
2022/06/25 07:00
二千百八十 SANA編 「口を出してくる人」
2022/06/26 07:00
二千百八十一 SANA編 「意図を感じて」
2022/06/27 07:00
二千百八十二 SANA編 「相手の気持ちを慮る」
2022/06/28 07:00
二千百八十三 SANA編 「親愛の情だから」
2022/06/29 07:00
二千百八十四 SANA編 「信じられる感覚が」
2022/06/30 07:00
二千百八十五 SANA編 「自分が着たいから」
2022/07/01 07:00
二千百八十六 SANA編 「三十分ちょっとだけ」
2022/07/02 07:00
二千百八十七 SANA編 「殺伐とした環境に」
2022/07/03 07:00
二千百八十八 SANA編 「愛想よくしろ!」
2022/07/04 07:00
二千百八十九 SANA編 「その実感を相手に」
2022/07/05 07:00
二千百九十 SANA編 「僕たち自身の在り方」
2022/07/06 07:00
二千百九十一 SANA編 「自分たちのニーズに」
2022/07/07 07:00
二千百九十二 SANA編 「正義のつもり」
2022/07/08 07:00
二千百九十三 SANA編 「男らしく」
2022/07/09 07:00
二千百九十四 SANA編 「ただの犯罪自慢」
2022/07/10 07:00
二千百九十五 SANA編 「買い物帰りの」
2022/07/11 07:00
二千百九十六 SANA編 「育てるのが難しい」
2022/07/12 07:00
二千百九十七 SANA編 「二重三重に対策して」
2022/07/13 07:00
二千百九十八 SANA編 「この子たちの親で」
2022/07/14 07:00
二千百九十九 SANA編 「だけど僕たちの手は」
2022/07/15 07:00
二千二百 SANA編 「感情の発露」
2022/07/16 07:00