第79話~業務連絡
厨房係は後悔していた。
このような事態になることは、予測できていたはずだった。店長室での怪しげな煙。ドアノブの強烈な静電気。
厨房係は、後悔先に立たない目の前の立ちはだかる扉をみて溜め息をついた。
厨房係「ふぅ、、あ、なぁ、扉のたてつけが悪いだけとか?こっちから押すからそっちから引っ張ってみて?」
レジ係の店員「、うん、、」レジ係の店員は返事するのがやっとだった。
厨房係「せ~の」
厨房係は扉を手で強くおした。
レジ係の店員は扉をおめいきり引いた。
でも開かない。
厨房係「なんだこれっ!!」
レジ係の店員「もう、だめ、かな。。」
厨房係「おいおい、あきらめんなって!」
レジ係の店員「だって開かないし。。」
二人がそんなやりとりしてる時、店内放送がスピーカーからながれだした。
店内放送「ピンポンパンポ~ン」
厨房係「ん?なんだょ急に」
レジ係の店員「、なんだろ、、」
店内放送「いつも当店をご利用いただき誠にありがとうございます。ごゆっくりお過ごしくださいませ。業務連絡、業務連絡」
厨房係「この放送店長室からか?
レジ係の店員「、たぶん、、」
店内放送「業務連絡いたします。」
マイクが少しノイズを拾った。そして放送はつづいた。
店長「厨房係さんは、いまから出張で~す」
厨房係「はあ?」
レジ係の店員「、出張って、?」
~つづく~




