第45話~ジャンケン大会
厨房係は電源の消えてるモニターをこの際全部電源を投入し、店内のほとんどの様子をみながら、レジ係の店員がレジに到着したのをみて、マイクに向かって言葉を発した。
厨房係「え~お客様の皆さま、本日は誠に勝手ながら営業時間を短縮して急遽閉店になることを誠に心からお詫び申し上げます。せめてものお詫びといってはなんですが、今日は当店のレジ係が皆さまひとりひとりとジャンケンをして、お客様がお勝ちになられた場合、レジ係の方から、当店の商品券を差し上げます、もちろんその商品券はレジ係が自腹で購入致したものを、皆さまにお配りします」
レジ係の店員は、烈火のごとく怒りがこみあげてきたが、とにかくお客様全員に速やか帰ってもらうために、受け入れざるを得なかった。レジ係の店員は店長室のモニターにつながってるカメラを、この世のものとは思えない目付きで、モニターをみてる厨房係をにらみつけた。
厨房係はちょっとひるんだが、さっきの仕返しをするため、話を続けた。
厨房係「さ、さあてみなさん、レジに一列に速やかにならんでください~、お会計すんだら、ジャンケン大会のはじまりですよ~」
厨房係はやけに明るい口調で、マイクに向かって話した。
レジ係の店員は、イライラの頂点に達したが、お客様にとにかく早く帰ってもらうため、作り笑いでおうじることとした。
厨房係「さあまずはひとりめのお客様から勝負といたしましょう。あ、勝手ながら実況は私、厨房係、そうですね、MC.Chuboとでもいいましょうか、が、おとどけします。」
レジ係の店員はもはや呆れてなにもいえなかったが、従うしかなかった。ちらっとセンターフィールドの席の下を気づかれないよに一瞥すると、やはり床下がプカプカ浮いてきていた。
~つづく~




