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第19話~風の吹き抜ける床~
レジ係の店員「ちょっと遅い、遅い、こっちこっち」
レジ係の店員は先ほどの勢いそのままに、女子1.と女子2.を手招きして呼んだ。
レジ係の店員「まずは、私が軽く二人紹介して、で、マイク渡すから、後は二人で自由にねっ 何分でも使っていいから、ね」
女子1.「何分っていっても持ち唄そんなにないし、それにアカペラだし」
レジ係の店員「いいの、いいの、好きにしてくれて、とにかくいまは店の雰囲気をかえてほしいの、さっきの転倒事件のね」
レジ係の店員の転倒という言葉が聞こえてきたセンターフィールドは、申し訳ない気持ちでいっぱいになり、うつむいた。すると、その目線の先、テーブルの下からふいてくる風を感じた。
手をかざすと、それは自然の風よりも勢いのあるような風だった。
~つづく~




