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第162話~That's All
再び秘書の声がきこえてきたのは、少し待たされた後だった。
秘書「お待たせ致しました。店長に確認したところ、至急返金するようにとのことです」
牛丼屋の店員「あ、はい、それだけですか?なにか割引券とかつけなくてよいですか?」
秘書「それだけです。それでは失礼致します」
牛丼屋の店員「あ、ちょっとちょっと、」
そのつなぎ止める言葉もむなしく電話から聴こえてきたのは、一定の間隔の機械的な音だった。
そうはいっても、待たせているのも事実なので、店員はサラダ単品の金額150円を手に持ち、急いでタロット占い師のもとにかけよった。
牛丼屋の店員「大変お待たせしました、申し訳ございませんでした」
〜つづく〜




