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第152話~Calling
タロット占い師は、かばんから見つけた一枚の紙をじっくり眺めた。
それはカフェの各席においてあったチラシであり、スタッフ募集中の案内が記されていた。
【スタッフ募集のご案内
いつも当カフェをご利用いただきましてありがとうございます。おかげさまで、連日満席になるくらいにご好評を得ていますが、当カフェのスタッフの人数が足りないため、御客様にご迷惑おかけすることが多い状況が続いてます。そこで、
あなたの力を貸してください!
一週間で2〜3日で構いませんので、まずはカフェ人事部までご連絡ください。
福利厚生は充実してるのがなにより自慢ですっ。
例えば月一で店長主催の従業員慰労パーティーを開いてますし、例えば更衣室の設備は極めて充実してます。休みの日でも更衣室にだけくる社員もいます(笑)。
さあ、迷ってるなら、まずはお電話ください、24時間365日待ってますっ。 機械の応答が(笑)。嘘です、出れる範囲ででますので、留守なら、留守電に入れておいてください。人事担当が折り返し連絡しますっ。
】
タロット占い師はその案内をみて、ひらめいた。まずは突破口をひらくため、事務所に電話してみようと。
タロット占い師は携帯電話をとりだし、チラシに記載されている電話番号に電話した。。
〜つづく〜




