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神話観測機関アーカーシャ

作者:神奈沢玲
最新エピソード掲載日:2026/06/22
二十一世紀。

科学が発展し、神秘は過去の遺物となった。

――表向きは。

実際には世界の裏側で、魔術師たちは今も神話の残骸を奪い合っている。

神の血。

英雄の魂。

妖怪の骸。

聖遺物。

それらを用いて世界の法則へ干渉する技術――魔術。

高校二年生の九条玲司は、由緒正しい魔術師の家系に生まれながら、魔術を一切使えない落ちこぼれだった。

しかしある日、学校の地下で発見された遺跡で一冊の本に触れた瞬間、世界が変わる。

その本には、まだ起きていない未来が記されていた。

そして最後のページにはこう書かれていた。

【九条玲司によって世界は滅ぶ】

その日から玲司は、魔術師たちの戦いへ巻き込まれていく。

神々が消えた理由。

現代に残る魔術の正体。

人類史から抹消された神代戦争。

そして玲司自身の秘密。

これは、神話の終わりと世界の始まりを巡る物語。
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