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How to propose to…  作者: aaa_rabit
Wedding march
41/41

あとがき&設定集

約一ヶ月もの間お付き合いいただきありがとうございました。

他の連載二本が少々行き詰まっていた時に息抜きの為に書いたものですが、まさかこれが最初の完結作品になるとは当初思ってもいませんでした。

私が書くと主人公の性格がどうしても暗くなってしまうので、そのあたりに気をつけつつ兎に角甘々を目指してみたのですが、如何だったでしょうか?

(作者的には砂吐きそうなくらいきついんですが……)


これにて完結とさせていただきますが、気が向けば番外を書く機会もあるかもしれません。

その時にはまた、よろしくお願い致します。



2012/11/2

aaa_rabit


~以下、適当な設定集~

(最後まで出てこなかった本名を公開)



●クロシュヴァウム・エミテンディヒ・ライカンオルムス

ライカン王国前王陛下。黒竜。当時まだ幼かった(というか赤子)エルネインとの運命の出会いを果たし、以降、ただの変態青年と化す。再会してからはエルネインから結婚の約束を得るまで、ずっと施設に通っていた。周囲からはロリコン認定を受けているが本人は全く気にしていない。有能な人だがエルネインの前ではただのヘタレ君。



●エルネイア・リーディン・ルイシャシエス

実は白竜の王の孫娘だが、本人は何も知らない。産まれたばかりの頃攫われて、そのまま森に置き去りにされていたところを猟師に救われ、神殿の施設に預けられた。最初に見つけたのはクロシュで白竜の王は見つけた孫娘を保護しようとしたのだが、様子だけを確認して本人が幸せそうだったので連れて帰るのをやめた。極秘裏に援助だけはしていた模様。クロシュには書簡で成人まで手を出すなと約束させている。

明るくさっぱりしている。相当なお人好しで、普段は施設に併設されている治療院を手伝っている。無意識に白竜の力を使っているので、患者の回復は相当早い。

最初はクロシュの求婚を断るのだが、君がいないと死んでしまうという告白を間に受けて、見捨てられずにまんまとクロシュの邸に連れてこられちゃう人。



●ゼファ

赤の王の孫であり、白の王の四番目の娘と結婚している。エルネインとは伯父甥関係に当たる。クロシュとは年齢が近く、幼馴染みの間柄。子供時代から付きまとってはクロシュから手酷い目に遭っているのだが、めげずに引っ付いていた結果、現在まで親交が続いている。最近は子供が反抗期でしょっちゅう邪険な扱いをされるのでちょっぴり寂しい。



●レアーナ

同じ施設で育ったエルネインの姉貴分。街でお針子として働いている。父親は人間の貴族で愛人だった母との間に生まれ、貴族をひどく嫌っている。過去エルネインに何度も求婚していたクロシュのことを憶えており、危機感を募らせていた。



●『おじさん』

山の中に放置されていたエルネインを助けてくれた人。エルネインの”王子様”でもある。普段は町外れの山裾に住んでおり、冬になるとエルネインに会いに来てくれる。妻子持ち。



●カイド

エルネインが属する施設と同じく神殿に併設されている治療院の院長。過去王城に勤めていた経歴もあり、腕は良い。将来を属望されながらも修行の旅に出たまま現在の街に身を落ち着け、今に至る。



●ギルシュ

クロシュの侍従を務めている竜人の青年。シグルスの息子。クロシュの密命を受けてずっとエルネインを影ながら見張りをしており、警邏兵として治療院に毎日やって来ていた。お調子者だが有能。貧乏くじを引かされることが多く、しょっちゅう上司に愚痴を漏らしては怒られている。



●シグルス

クロシュの弟。エリオスの実の父。玉を持っていない為、王位にはつけない。大臣達に勧められるまま複数の竜人の側室を持っているが、数十年前に亡くなった最愛の妻を最後に新たに迎えることはなくなった。正妻であるレラインとの仲は良好で、一男三女をもうけている。



●マァサ

竜人の祖父を持つクォーターの竜人。血筋としてはクロシュの又姪に当たる。クロシュの本邸で侍女長として主不在の間も邸を切り盛りしており、クロシュの信頼も厚い。母の代からクロシュに仕えている。



●仕立屋夫妻

曾祖父の時代からクロシュの邸に出入りしており、ほぼ専属と言って良い。曾祖父から集められたクロシュの衣装に関する資料は部屋一つ分あり、現在はエルネインの服も任されている。因みに下着は仕立屋の妻が全てを取り仕切っており、後に娘が有名な下着屋として名を轟かせることになるが、割愛。



●レライン

シグルスの妻。ほどほどに夫を愛しているが、そこに恋愛感情は無い。



●エリオス

ライカン王国の現王様。幼いながらに突然王位を押しつけられ、臣下からは前王と比較される日々にぐれた。それなりに王としての自覚はあるので、何だかんだで政務をサボることは無く、王として頑張っている。途中エルネインへの恋心に気付くも、脆く崩れ去る。クロシュを敬愛していたが、最近はそうでもない。



●シエリナ&ガリス

クロシュとシグルスの両親。シエリナは妖艶な美人で緑の国を出身とする緑竜。息子達を愛しており、現在は夫と田舎でのんびり暮らしている。ガリスはクロシュやシグルスの将来を彷彿とさせるような繊細な容姿を備えているのだが、如何せん筋肉の付き過ぎた身体がアンバランスすぎて子供達からは不評。粗野な口調も一役買っている。クロシュ曰く、国一番の剣士。



●ケイニア&ナナリエ&ココット

シグルスとレラインの間に生まれた娘達。ナナリエは母親の緑竜としての性質を強く受け継ぎ、森や山といった緑に囲まれた場所を好む。ケイニアの初恋はクロシュだが、王位を退いた頃のクロシュの様子から初恋が儚く散ったのを悟り、新たな恋を求めて現在活動中。一方末娘のココットは結婚後もクロシュを忘れられず、事あるごとにエルネインに突っかかっては相手にされず、闘志を燃やしている。



●ネイフィ&カクス

エルネインの実の両親。ネイフィは白の王の娘、カクスは白の王の孫にあたるのだが、実年齢はカクスの方が上である。両者とも国軍に属しており、そこそこ重要な地位に就いているが能力が発揮されるのは実務に限られる。典型的な白竜らしく性格はかなり素直で、他人の言葉を疑うことが滅多に無い。



~用語~


●竜人

竜と人の間に生まれた者達のこと。二世、三世と人の血が混じる度に寿命や体力など普通の人間と変わらなくなっていく。現在竜人の括りとされるのは、クロシュの父や伯父の孫、ひ孫に該当する。血筋から言えば両者は限りなく近いのだが、互いに一族という概念は無く、竜と竜人の間には深い隔たりがある。



●竜

天上へと昇った天帝に代わり、大地を見守っている。竜の力は主に”世界の敵”に対して奮われる。

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