花束
隣人がベイしててうるさい。
あまりにも圧倒的な力っていうのは、とてもつまらないものだ。
ってだれかが言っていた気がするけれど、
「世界はァアアア!!!広いッ!!!!」
上には上がいる。
「魔導【覚醒】!! 起動ッ!!!」
ギドラが起き上がる。
その目を覚悟に染めて。
「お前が消える前にィッ!!!誰かがお前を負かさなくちャいけねェんだよォオオ!!!!!」
俺の、心残り。
それは、強くなってから負けなかったこと。
探しても、上がいなかったこと。
竜戦士の気迫を燃やす。
答えたい。その気持ちに。
武器を構える。
刃だけのような。そんな武器。
ミスリル銀でできた、僕らのはじまり。
ーーーー『武器は生き物だ。世話しねェと死んじまう。』
ああ。そうだったよ。
ギドラ。おまえは鍛冶師だったな。
このミスリル銀でできた武器、手入れしてくれたのはいつもおまえだった。
優しかったよな。見ず知らずの人のために、金を貸して、自分が生きられなくなったときもあったよな。
でもさ、負けられないんだ。
この武器を、
お前が作ってくれたこの武器に、恥じない人生だったといえるように。
僕も、限界を超えなきゃいけない。
ーーー魔導【覚醒】。 起動。ーーー
そうだったな。
ギドラ。お前のことは誰よりもよく知ってる。
お前の固有能力。
次の瞬間。
すべてが止まった。
ーーー《天地変動》。
進化したんだな。5年で。
あのとき。
俺たちはお互いのことを知らなさすぎる。
知らなくてもいいって思ってた。
でも、いまは、
「しりたい!!おまえの話、聞かせてくれよ!!」
そうだ。力なんていらなかったんだ!!
「も``っと‘‘!!!自由に‘‘!!!!生‘‘き‘‘た‘‘か‘‘った‘‘!!」
人並みに。
恋をして、仲間と旅して。
今、この瞬間。
俺の中の。
神が死んだ。
だから、ありったけをぶつける。
ーーーー固有能力。
《全身全霊》!!
発動する、1コンマ前。
俺はもう、ギドラに吹き飛ばされていた。
ギドラの能力の一つ目、テレポート。
二つ目、上下の逆転。
三つ目、大地の物質の完全操作。
多分、能力を使った瞬間にテレポートで殴ってきたんだ。
俺は、上に落ちていた。
ほとんど時間が流れていないから、重力の感覚が反対になっただけみたいなものだが。
痛い。
とてつもなく痛い。
今までで一番痛い。
でも。
今までで、
一番楽しいッ!
空を蹴る
当然のように消えてよけられる。
でも!!可能にして見せるッ!!
「追いかけろッ!!」
空気の弾だ。
たった一個の。
でも。
何回だって。
やり直してみせる。
俺の、幸せな人生のために!!
==俺の。固有能力。0,0001秒先に何が起こるのか。わかる。
それだけだ。
でも!!
「なッ!!!」
ギドラの瞬間移動に耐えれる!!
ーーーーーーーーーー
もうぐちゃぐちゃだ。
そこからは。
なぐる。ける。
おちる。
壁ができる。
壊す。
取っ組み合いになる。
金属が飛んでくる。
体感で1日。
でも。時間は数秒しかたってなかった。
でも。
でも!!
満たされた。
分かり合えた。
そんな気がした。
そんな時だった。
また会った。
そんな気がした。
どうも!
アイリス編も書き始めました!
読んでね!☆
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