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いずれ魔王になりその先へ  作者: 橘 琥珀
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第62話:魔物屋&王都の教会

 朝、目が覚めると身体が全く動かない。何故ならセレーネとオリヴィアが俺の腕に抱きつき、俺の足に足を絡められているために身動きが全く取れない。


 はぁー。前もこういうことあったよな。仕方ないな。二度寝するか、寝ぼけているうちに。


 そう思い白夜は眠りにつく。



 俺が二度寝して起きた時にはティアーナ達は起きていたので俺は背伸びをしてベッドから出る。


「おはよう」


「おはようございます。白夜様」


「おはようございます。ご主人様」


「おはようございます。主」


「白夜様。今日はどうしますか?」


「これけらティアーナ達の武器を取りに行こうと思う」


「分かりました」


 俺はいつもの格好に一瞬で着替える。


「お腹減ったし朝食を食べに行くぞ」


 そう言い部屋から出て酒場に向かう。ティアーナ達は俺の後ろをついてくる。


 俺達が酒場に行くと少ししか人が居なかったが酒場に居た人達が一斉に俺達を見て皆、動かなくなる。いつもの事なので気にせずに席に着く。


 近くに居た従業員に適当に注文した。ティアーナ達はそれぞれ違う物を注文していた。


 注文した料理はすぐに運ばれて来た。


 俺は適当に注文していたのでどんな料理か分からなかったが思いのほか美味しそうだ。


 俺の料理はパンにスープ、それにサラダだった。


 ティアーナはサラダとスープ、セレーネがパンとスープ、オリヴィアが注文した料理はパンにスープにサラダ、ここまでは俺と同じだったがそこにサンドイッチを加えた四品だった。


 へぇー、オリヴィアって朝も結構食べるのか。俺は朝弱いから出来れば食べたく無いんだけどお腹は減るんだよな。ま、仕方ないか。


 そう思いながらも運ばれて来た料理を口に運ぶ。


 しばらくして皆、食べ終わったので宿屋を出てティアーナ達の武器を取りに武器&防具屋に向かう。


 武器&防具屋に向かっていると冒険者をよく見かける朝は冒険者が冒険者ギルドで依頼を受ける人が最も多いいので朝は夜の次に冒険者が居る。


 はぁー、今の時間は苦手なんだよな。冒険者が多いから絡まれやすいんだよな。それにティアーナ達に向ける視線がむかつくし。


 そんなことを考えていたせいか冒険者が二人こちらに近ずいてくるのがチラッと見えたので二人の冒険者に向けて一瞬だけ殺気を放つ。


 すると男二人は顔色を悪くして足がガクガクと震え始めたがティアーナ達を含め周りの人達も気が付いていない。


 トラブルに成りかけたが無事に武器&防具屋についた。武器&防具屋は奥に鍛冶場があるので金属に金属を打ち付けるような音がする。俺は武器&防具屋に入るなりドバンさんを呼ぶ。


「ドバンさんー!」


「ちょっと待てろ!」


 少し待っていると金属を打ち付けているような音がやんでドバンさんが奥から出てくる。ドバンさんの手にはティアーナ達の武器が握られている。


「待たせて悪いな」


「大丈夫ですよ」


 ドバンさんがティアーナ達に武器を渡す。


「一応、素振りをしてみてくれ」


 ティアーナ達は鞘から武器を抜き軽く素振りを始める。


 しばらくしてティアーナ達は素振りを辞める。


「どうだ?」


「手に馴染みます」


「前より使いやすくなっています」


「私もだ」


 ティアーナ達はかなり嬉しそうにしている。


 ドバンさんは嬉しそうに言う。


「そうか」


「ありがとなドバンさん。またなんかあった頼む」


 ドバンさんは自信満々に言う。


「おう! まかせとけ!」


「そんときは頼む。これから行く所があるからまたな」


「じゃあな!」


 俺達は武器&防具屋を出て魔物屋に向かう。


 俺達が武器&防具屋を出てから魔物屋に向かっているとティアーナが話しかけてくる。


「白夜様。これから何処に向かうのですか?」


 あ、ティアーナ達に言うの忘れてた。


「すまん。言うの忘れてた。これから魔物屋って所に行く」


「魔物屋ですか。場所は分かりますか?」


「行ったことないけど大体の場所くらいしか分からないな」


「では私がご案内します」


「えっ! ティアーナって魔物屋が何処にあるか分かるのか?」


「はい。昨日行きましたので」


 へぇー、ティアーナって昨日、魔物屋に行ったのか。教えてくれれば良かったのに。ん? 待てよティアーナが魔物屋に行ったってことはセレーネとオリヴィアも魔物屋に行ったってことだよな。


「あぁ、頼む。ティアーナが魔物屋に行ったてことはセレーネとオリヴィアも魔物屋に行ったのか?」


「はい。私はセレーネとオリヴィアと一緒に行動していましたので勿論二人共魔物屋に行っています」


「そうなのか。案内よろしく」


「分かりました」


 ティアーナ達の案内のもと魔物屋に向かう。


 どんな魔物が居るんだろ? 出来れば珍しい魔物とか居れば良いんだけどな。でも自分で見つけて自分の力で従魔にしてみたいという気持ちもあるんだよな。


 あっ! そうだ。もし珍しい魔物が居たらどこら辺に居たか聞いてそこに行ってその魔物を従魔にすればいいのか。


 ティアーナ達の案内のもと魔物屋に到着した。


「白夜様。ここが魔物屋です」


  へぇー、ここが魔物屋か。


 魔物屋は魔物を取り扱っていることもあって、かなり建物が大きい。冒険者ギルドの二倍近く大きいと思う。それに魔物屋の周りに建物が殆どない。予想に過ぎないのだが、魔物が暴れた時の為に近くに建物がないのだろう。


 早速入るとするか。


 俺は魔物屋の扉を開き中に入る。


 魔物屋に入ると男が居る。多分従業員なのだろう。魔物屋は魔道具屋と似たような感じがする。それに、売っているものも魔物ではなく魔道具や魔物の餌などを売っているみたいだ。


 それを見て、あれ? 魔物は何処だ?


 俺が魔物を探し周りをキョロキョロと店内を見ているが魔道具や魔物の餌くらいしか見つけられない。


 キョロキョロと魔物を探していると従業員だと思われる男がこちらに近ずいてくる。


「なにかお探しですか?」


「魔物がいないと思いまして」


「魔物でしたら奥に居ますのでご案内しましょうか?」


「お願いします」


「ではご案内致します」


 俺は男の案内のもと奥に向かう。


 奥に向かう扉はかなり頑丈そうだ。それに鍵がかかっている様で男はポケットから鍵を取り出し扉を開ける。


「では着いてきてください」


「分かりました」


 俺は男の後ろについて行く。


 少しして魔物の息遣いらしきものが聞こえてくる。そしてすぐに檻が見えて来た。


 檻の中には1匹の魔物が居た。檻はいくつかあり1つの檻に1匹の魔物が居るようだ。


 いくつか檻があるが檻の中に入っている魔物はウルフ系が殆どだが、数匹だけウルフ系ではない魔物が居たが鳥系の魔物だ。


「気に入った魔物は居ますか?」


「すみません。あまり魔物に詳しくは無いので教えて頂けますか?」


「分かりました。ではまずこの魔物から………」


 まず最初の魔物はウルフ系でレッドウルフと言うらしい。強さはダンジョンで戦ったブラックウルフと同じくらい強いらしい。ブラックウルフと違う所はレッドウルフは火に強いらしい。


 ウルフ系の魔物は住んでいる場所などで進化先が変わるらしい。


 レッドウルフの他にダンジョンで戦ったブラックウルフや初めて見るグリーンウルフが居た。


 鳥系の魔物はファイアバード、ウォーターバード、エアロバードが居た。


 ファイアバードはカラス程の大きさで、身体の色が赤色で火属性魔法を使う。


 ウォーターバードは大きさはファイアバードと同じだが、身体の色が水色で水属性魔法を使う。


 エアロバードもファイアバードと同じ大きさで、違う所は身体の色が緑色で風属性魔法を使う。


 大きく分けてウルフ系と鳥系の二種類の魔物が居た。


 従魔を連れている人達が連れていた従魔の殆どがこの魔物屋に居るウルフ系と鳥系の魔物だったので従魔にしやすいのだと思う。


「他には居ますか?」


「居ませんね。何処の魔物屋も売っている魔物は同じだと思いますよ」


「なんでですか?」


「そうですね。この種類のウルフと鳥は魔物使いに人気があります。理由はある程度の能力がありますし捕まえやすいことと従魔にしやすいからです」


 やっぱりか。もっといろんな魔物が居ると思ってたんだけどな。


「珍しい魔物とかどこら辺に居るか分かりますか?」


「すみません。私には分かりません」


「そうですか」


 その後、魔物が居る部屋から出て魔道具や魔物の餌が売られている所を見て居ると面白いものを見つけた。


 最初見た時になんだこのカプセルは?と思い説明を見て見るとこのカプセルの名前はスライム専用カプセルでスライムを捕まえる為のカプセルと書いてあった。なのですぐに、男に買うことを伝えお金を払う。


 思いのほか安く銀貨2枚だった。


 スライム専用カプセルを腕輪にしまい魔物屋を出る。


 さてと、これからスライムを捕まえに行くとするか。全然見つからないからティアーナ達に手伝って貰った方がいいな。


 そんなことを考えているとティアーナが話しかけてくる。


「白夜様。これからスライムを捕まえに行かれるのですか?」


「あぁ、そのつもりだが?」


「そうですか。でしたら私達に任せて頂けませんか?」


「なんでだ?」


「スライムは気配に敏感です。特に白夜様のように圧倒的な魔力を本能的に気が付き出来るだけ離れて行きます。なので私達に任せていただけないかと」


 えっ! スライムが探しても探しても見つからないと思ったら本能的に俺から逃げていたから見つからなかったのか。でも俺もスライムを探したいし出来れば俺が見つけたスライムを従魔にしたいんだよな。


「出来れば俺が見つけたスライムを従魔にしたいんだよ。だからティアーナ達にも手伝ってもらうけど俺もスライムを探すつもりだ」



「分かりました。でしたら王都の近くにある。スライムの森と呼ばれる森に行きましょう。勿論、オークションが終わってからですけど」


 おっ! そんな森があるのか。


「分かった。じゃあ王都に出発するまでの間は俺は宿でゴロゴロする事にするからティアーナ達は自由にしていてくれ」


「分かりました。白夜様」


「分かりました。ご主人様」


「分かった。主」


 その後、俺達は宿屋に戻る。


 俺達が宿屋に着いたのだが、ティアーナ達は行きたいところがあるそうなのでついでに教会を探して欲しいことを伝えるとティアーナ達は何処かに行ってしまった。


 俺は部屋に入りすぐにベッドに転げて目を閉じ考え事をする。


 さてとティアーナ達が居なくなったけどこの性欲どうすれば良いんだろ。流石に今、自分でしてもいいんだけどしてる所にティアーナ達が戻って来たらと考えると出来ない。


 ティアーナ達に手を出すのは流石にやばいな。何せティアーナとセレーネが15歳でオリヴィアが14歳なのだ。流石に中学生くらいの年齢の子には流石にな。ま、ティアーナとセレーネに至っては15歳より上に見える見た目をしている。ま、少し顔が幼い気がするけど。オリヴィアも14歳にしては大人びているしスタイルもかなりいい。やっぱ異世界だなと思う。そう言う俺も今、15歳なんだけど。


 もし手を出すんだったらせめて16歳くらいでないとな。


 娼館でも行くか? でもな俺って死ぬ前から独占欲が普通の人より強いんだよな。それに、この世界に来てそれが更に増した気がする。と言うか絶対に独占欲が強くなったな。


 そのせいで俺以外に抱かれた女性を抱きたいとは思えないんだよな。どうするかな。


 よし! 決めたぞ! これから教会を見つけに行って全王様に相談しよう。それが一番いいと思うなんてったて全王様だもんな。そうと決まれば急いで教会を見つけるぞ! ティアーナ達に頼まなくてもよかったな。


 俺はそう思うと部屋を出て酒場の方に行ってみると従業員が居たので教会が何処にあるか聞いてみることにした。


「すみません」


「なんでしょうか?」


「教会って何処にあるか分かりますか?」


「教会でしたら………」


 教会は思いのほか宿屋の近くにあるみたいなのでラッキーだと思う。


 俺は従業員に教えて貰った教会がある場所に向かう。


 急いでいるのでフードを被り教会に向かっているので今まで誰にも話しかけられていない。


 従業員に教えて貰った教会の場所に向かうと、そこには教えて貰った通り教会があったのだが。


「デカ過ぎないか?」


 つい俺は声を漏らしてしまった。


 俺の目の前にある教会はメルガーナにある教会の二倍近く大きいのだ。それにひと目でデカい建物が教会だと分かる。



最後まで読んでいただきありがとうございます。

ブックマークと評価していただけるととても嬉しいです。


アドバイスなど、してくれると嬉しいので、アドバイスよろしくお願いします。他にも何かあれば遠慮無くどうぞ。


この作品に良さそうな作品名があれば教えて下さい。もしかすれば、その作品名にするかもしれませんご協力よろしくお願いします。

魔物の名前とかにあまり詳しくありません、なのでなんでもいいので教えてく貰えれば嬉しいです。

これからもこの作品をよろしくお願いします。

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