↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
いずれ魔王になりその先へ  作者: 橘 琥珀
55/166

第54話:緊急依頼⑳

 早くここまで来れたのはいいのだが、12階層に来るまでずっと暇だった。何せすることが全くないからだ。それに偶にだが、前を歩く冒険者や騎士がチラチラとこちらを見てくるのウザすぎる。その視線のほとんどが俺ではなくティアーナ達を見ているのだが。


 ダンジョンを出たらまず先に宿に帰って… あれ? 今、宿ってどうなってるんだ? 何も言わずに来たけど大丈夫か?

ま、大丈夫か。


 そんな事を考えているとセレーネが話し掛けて来る。


「ご主人様。ダンジョンを出たら私達に付いてきてください。良いですね?」


 暇だから良いかな。


「いいよ」


「ありがとうございます!」


 俺ってどこに連れて行かれるんだろう? ティアーナ達だから問題ないと思うけど。そう言えば前に似たような事があったな。あの時はティアーナ達に奴隷商館に連れて行かれたんだよな。でもティアーナ達のお陰でオリヴィアに出会うことが出来たから良かったけど。


 そう言えばそろそろ教会に行ってお祈りした方がいいよな。それにいろいろ聞きたいことがあるし。後はオリヴィアを出来れば俺の眷属にしたいけど、そのついでに俺はこの世界ではない世界から来た事を言わないとな。それにそろそろティアーナ達に俺について全てを話すのもいいかもな。なんか緊張してきた。


 オリヴィアが眷属になったら今のティアーナとセレーネ見たいにメイド服を作ってそれをオリヴィアが着るのだろうか。かなり似合うとは思うけど今の方が俺的にはオリヴィアには似合うと思う。


 そんな事を考えながら歩いてあるといつの間にか11階層にいつの間にかいた。


 おっ! もうすぐダンジョンから出られる。そう言えば何日くらいダンジョンに居たんだろ? 多分だけど3日は確実に居たと思う。そう考えたらかなりダンジョン内に居たんだな。


 そろそろダンジョンにも飽きて来たし何処か別の都市に行きたいな。やっぱり次は王都がいいな。よし! 王都にしよう。と言っても迷宮都市には後、何日もいると思う。だって奴隷商館に行ってみたいし。行く理由はもちろんハーレムのため。俺の場合は見た目だけすでにハーレムなんだけど。それでも俺はハーレムが作りたい。なんかあれだね、俺って最低な気がする。何せ今作ろうとしているのは奴隷ハーレムだからね。


「はぁー」


 思わずため息が口から漏れてしまった。


「白夜様、どうしたのですか?」


「い、いや何も」


「そうですか? 何かありましたらすぐに言ってくださいね」


「うん」


 あんなこと考えてた後だからかなりパニクってしまった。絶対誤魔化せてない気がする。ティアーナが俺にバレないようにチラチラと見て来ている。


 よし切り替えてさっきの続きを考えるか。俺が目指すハーレムはいろんな種族のハーレムだ! 特にケモ耳だよね。いるか分からないけど俺が好きな獣人族だと猫の獣人と狼の獣人、そしてなんと言っても狐の獣人だよね。そう言えばエルフやダークエルフってこの世界にはあと1人ずつしか居ないんだよな。全王様が言ってたし。何時か会ってみたいな。それに出来ればだけどハーレムに入れたい。ハーレムと言っても見た目だけハーレムなんだけど。はぁー、危な! またため息が漏れるところだった。


 そう言えば魔物とか育てたりしたら人化とか出来るのかな? ま、それは置いといて後は魔族とかもいいな。魔族だと浮かんでくるイメージは吸血鬼とサキュバスが最初に出てくる。


 魔族の他には悪魔とか? そもそも悪魔って居るのか? ま、そこら辺は調べたり、もし全王様と話す機会があるのなら聞いたりすればいいかな。


 そう言えば家って買った方がいいのかな? でも全王様から貰った天空城があるし。そうだ、転移の水晶を貰ったな。でも詳しい能力は見てないからよく分からないけど、また今度見てみるか。それとティアーナ達に俺の事を話す時に天空城の事も話すか。うん、それがいいな。


 あれ? そう言えばこの世界にはどれくらいの種族が居るんだろ。かなり気になる。


 そんな事を考えているといつの間にか10階層に来ていた。しかも何人もが転移でダンジョンを出ていっている。今も次々にダンジョンを出ていっている。


 しばらくして俺達とギルドマスターと数名の冒険者だけとなった。ギルドマスターと数名の冒険者は見張りみたいなので俺達の順番が来たのでダンジョンを出ようとするとギルドマスターが話し掛けて来る。


「白夜君。済まないがこの後すぐにギルドに来てくれ今回の報酬を渡す」


「分かりました」


 俺はそういいダンジョンを出た。


 俺達がダンジョンを出てすぐにギルドマスター達が出て来た。


「白夜君。ギルドに行くから付いてきてくれ」


「分かりました」


 ギルドマスターが歩き出したので俺達はギルドマスターの後ろを付いて行く。


 しばらくしてギルドに付いた。ギルドに入ると受付嬢さん達しか居なかった。てっきり冒険者で溢れかえっていると思っていたけど。


「「「ギルドマスターお帰りなさいませ!」」」


 受付嬢さん達が一斉に言ってくるがそのままギルドの奥に進んでいく。俺達はギルドマスターに付いて行く。


 しばらくしてひとつの部屋に入る。多分だがここはギルドマスターの部屋なのだろう。もちろん俺達も入る。


「白夜君。報酬については帰りにでも受付で貰ってくれ準備しておく」


 ギルドマスターがそういった後、扉がノックされる。


「失礼します。ギルドマスター」


「いいところに来た。白夜君の報酬の準備を頼む」


 そういい何やら紙に書き込みこれを入って来た人に渡す。


「分かりました。それと緊急依頼はどうなりましたか?」


「緊急依頼には無事成功した」


「分かりました。それでは」


 そういい扉から出ていく。


「さてと。白夜君をAランクにしたいのだが、どうだろうか?」


「構いませんよ」


「そうか。ありがとう話はこれで終わりだ受け付けで報酬とAランクに昇格して貰ってくれ。それと後ろの子の報酬などは明日にでも来てくれ」


「分かりました。それとダンジョン内で落ちていた魔物の死体を大量に拾ったので今度売りに来ます。では、これで」


「ちょっと待て、白夜君はアイテムボックスを持っているのか?」


「持っています。それでは」


 そういい俺達は扉から出た。俺達は部屋から出て受付に向かう。ギルドマスターの部屋だと思われる部屋はギルドの2階にあり、2階は関係者以外立入禁止だった。


 階段を降り受付に向かうと受付嬢さんが話し掛けて来る。


「話は聞いております、白夜様。Aランクへの昇格と今回緊急依頼の報酬ですね」


 さっきの話が既に伝わっていた事に驚いて、返事が遅れてしまう。


「はい。そうです」


「ではギルドカードの提出をお願いします」


 俺はギルドカードを渡す。


「Aランク以上の昇格の際にギルドカードの色を変えるのですがどんな色にしますか?」


 へぇー、ギルドカードの色って変えれるのかどんな色が有るんだろ。


「どんな色がありますか?」


「白、黒、赤、黄、緑、紫ですね。それとギルドカードの色を変えられるのはAランク以上の冒険者だけです。なにか事情がない限りは基本変えてもらいます」


 白か黒でかなり迷う。少しの間だが白か黒で迷い最終的には黒に決めた。


「では、黒でお願いします」


「分かりました。少しお待ちください」


 受付嬢さんはそういい奥にギルドカードを持っていった。


 少しして受付嬢さんが戻って来た。受付嬢さん手には黒色のギルドカードが握られていた。


「Aランクへの昇格が終わりましたのでお返しします」


 俺は受付嬢さんからギルドカードを受け取り腕輪にしまう。


「報酬についてですが今準備中でして、しばらくお待ちください」


「分かりました」


 それからしばらくして二人の受付嬢さん達が膨らんだ袋を持って来た。膨らんだ袋の数は全部で2袋だ。


「これが今回の報酬になります」


 膨らんだ袋を持ってきた受付嬢さんがそう言ってきた。その受付嬢さんはギルドマスターの部屋だと思われる部屋でギルドマスターに報酬を準備するように言われた人だった。


「今回の報酬は白銀貨1枚、大金貨10枚、金貨50になります」


 俺は膨らんだ袋をどうしようかと悩みながら膨らんだ袋を貰い腕輪にしまう。今更だしね。それにこんなに貰っても何に使えばいいんだ? いざ大金を手にすると何に使えばいいか分からなくなるんだな。新たな発見だ。


 それを見た受付嬢さんはビックリしていた。


「ありがと。それじゃあ」


 俺はそういい冒険者ギルドを出る。


 白夜が出た後、一人の例外もなく顔を真っ赤にして、しばらくの間仕事が手につかなかった。そして白夜に報酬を渡していた受付嬢にいたっては顔を真っ赤にして少しの間立っていられなかった。




 冒険者ギルドを出てすぐにティアーナとセレーネが俺の腕に抱きついてくる。俺はそれに動揺してしまうが顔には出ていない。オリヴィアは俺の少し後ろにいるようだ。


 俺が動揺しているとティアーナとセレーネが歩き出したので俺もティアーナとセレーネについて行くように歩き出す。


「えっと、どこ行くの?」


 俺がそう言うと二人が俺の方に顔を向けて、満面の笑みになり声を揃えてこう言った。


「「ついてからのお楽しみです!!」」


 うん、反則だよね。絶世の美女と言われても誰も否定しないと思えるぐらいに美人な二人が満面の笑みで楽しそうに言って来るんだから仕方がない。そう仕方がないんだ。 しかもだ二人共美人なのだが、まだ少し幼さが残っている顔なのだ。本当にヤバい! 理性が崩壊しそうだ。何せ両腕にティアーナとセレーネの豊かな胸が押し当てられてヤバい! 理性がヤバい! もしここが宿屋の部屋の中だったら確実に理性を無くし野獣になっていた自信がある。俺は無理矢理するのは嫌だ。それに後で絶対に後悔すると思う。


 そんな事を自問自答していると二人が足を止めたので俺も足を止めた。何故止まったのか周りを確認して見ると目の前に三人の男が居ることに気が付く。それも3人共そこそこのイケメンである。


「お嬢さんがた。俺たちと一緒に来ないか? 楽しいことが出来るよ」


 セレーネが怒ったように言う。


「いえ結構です」


 セレーネがそういいティアーナとセレーネが三人組を避けるように歩き出すとまた三人組が前を塞ぎ徐々に近ずいてくる。


「何か?」


「付いて来てもらう!」


 そう言い三人組がそれぞれに近ずき腕を掴もうとした瞬間にオリヴィアが鞘に入ったままの剣でオリヴィアに向かっていた男の横腹にバットでも振るなのように殴る。


 男は吹き飛んでいき近くの壁にぶち当たった。


 オリヴィアが男を吹き飛ばしてからすぐに、ティアーナとセレーネに手を伸ばしていた男二人を先程の男と同じようにして吹き飛ばす。


 三人組の男は気絶しているようだ。


 オリヴィアが男達を吹き飛ばした後、ティアーナとセレーネは何事も無かったかのように歩き出す。やはりオリヴィアは凄いな。それに美人だ。あ、でも14歳という事もありやはり幼さが残っているけれど。


 いつの間にか俺達を囲むように通行人が集まっておりそれを気にせずに進んで行くと道を開けて行く。


 そっといて大丈夫だよな? あんなに人が居たんだし大丈夫だと思う。あの三人組のお陰で冷静になれた。俺はどこに連れて行かれるんだろう? そう言えばこの道二回だけだが、通ったことがあるな。


 そんな事を思っていると前に何故この道を通ったのか思い出した。


 前に通った時はティアーナとセレーネに奴隷商館に連れて行かれた時に通った道だと思い出しこれから連れて行かれる場所の予想が着いてしまった。


 俺はこれから奴隷商館に連れて行かれるのだろう。何故、連れて行かれるのかは分からないが。ま、奴隷商館には行こうと思って居たから良いんだけど何で奴隷商館に連れて行かれるのかが全く分からない。


 少しの間、考えたが分からなかったので考えることを辞め別の事を考えることにした。


 迷宮都市には教会ってあるのかな? もし無かったらどうしよう。あると思うし大丈夫か。


 無理矢理別の事を考えていたのだが、ずっとティアーナとセレーネの豊かな胸の感触が腕に伝わるのだ。それにこの世界に来てから何故か性欲が上がって居る気がするのだ。一日中ティアーナ達が近くに居るのでこの世界に来て一度も出来ていないのでかなり溜まっている。それに俺の性癖なのかは分からないが娼館には行きたくないのでさらに溜まっていく一方なのである。


 普段は考えないことを考えているとティアーナとセレーネが足を止める。


 ティアーナとセレーネが足を止めたので俺も足を止めると奴隷商館が目の前にあった。


 まず思った事はやっぱり奴隷商館だった。


 ティアーナとセレーネは再び歩き出し奴隷商館に入って行くのだった。




最後まで読んでいただきありがとうございます。

ブックマークと評価していただけるととても嬉しいです。


アドバイスなど、してくれると嬉しいので、アドバイスよろしくお願いします。他にも何かあれば遠慮無くどうぞ。


この作品に良さそうな作品名があれば教えて下さい。もしかすれば、その作品名にするかもしれませんよろしくお願いします。

これからもこの作品をよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 童貞鈍感バカは必ずムッツリなのな(笑)
2019/11/19 19:10 退会済み
管理
[一言] 頭悪いくせにため息ばかりとか見てて疲れる
2019/11/19 18:43 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。