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いずれ魔王になりその先へ  作者: 橘 琥珀
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第11話:厄介事

 2人の血を吸い終わった後。ティアーナとセレーネは、ベットの上で寝ていた。


 俺は、2人を見ながらかなり独占欲が強いのだと確信していた。理由は、ティアーナとセレーネを誰にも渡したくないという気持ちが込み上がってきていた。そんな事を思っていると俺のお腹から。


「ぐぅぅー」


 お腹が減ったので俺は、フードを被り部屋を出た。


 一階に降りて酒場に行くと昨日よりも人が少なかった。俺は、オークステーキを頼んで食べていると面白い話が聞こえていた。




 ――――――――――――――――――――――――




「おい、あの話聞いたか?」


「何のことだ?」


「しらねぇーのか? 何でも、山に竜が住み着いたらしいぞ。しかも、かなり手負いの下級竜らしいぞ。」


「まじかよ!」


「それを知った領主が冒険者を集めてるらしいぞ。だが、Cランク以上の冒険者らしいがな。それに、この町にあるBランク以上の冒険者を勧誘しているらしいぞ」


「え、じゃあ俺らじゃあダメだな。何せ俺らDランクだからな」


「まあ、そうなんだが何でも王都からAランクパーティーが2パーティー来るらしいぞ。しかも、騎士団も動くらしい」


「だがよ、下級竜っていっても、いろいろといるだろなに竜なんだ?」


「聞いたところによると火竜らしいぞ」


「火竜か厄介だな。ま、どの竜も厄介だがな」


「ああ、手負いじゃあ無きゃヤバイだろうがかなりの手負いらしいからな、大丈夫だろう」


「ま、そうか」




 ――――――――――――――――――――――――




 そんな話を聞きながらオークステーキを食べていた。


 へぇー、火竜か面白そうだな。ま、討伐に参加する気は無いけど。


 そんな事を思いながらオークステーキを食べ終わり部屋に戻った。


 部屋に戻りベットを見るとまだ、2人共寝ていた。俺は、覚醒したことによって獲得したステータスを確認することにした。




 ――――――――――――――――――――――――




 名前:白夜

 種族:吸血鬼族(下級吸血鬼特異種)

 年齢:15

 性別:男

 適性:無、火、水、風、闇、氷、雷、影

 スキル

【刀術】【剣術】【体 術】【剛力】【魔力操作】【魔力回復率上昇小】【体力回復率上昇中】【異世界言語】


 レアスキル

【二刀流術】【縮地】


 魔法スキル

【火属性魔法】【風属性魔法】【無属性魔法】


 種族スキル

【不老】【再生】【吸血】【血液操作】【飛翔】


 固有スキル

【強奪】【眷属化】【眷属強化】


 称号

【転生者】【最後の吸血鬼】


 眷属

 天使族〔ティアーナ〕堕天使族〔セレーネ〕




 ――――――――――――――――――――――――




【血液操作】:自分の血液を自由自在に操ることが出来る。


【飛翔】:飛翔できるようになる。



 ステータスを確認した後、2人部屋に行きベットで眠りについた。



 朝目を開けるとティアーナとセレーネが俺の顔を覗き込んでいた。俺が目を覚ましたのを見て少し頰を赤らめてから。


「「おはようございます、白夜様(ご主人様)!!」」


 俺は、目をこすりながら返事をした。


「おはよ」


 今日は、ティアーナとセレーネの装備を買いに行くか。それより、お腹減ったし朝ごはんでも食べに行くか。


「ティアーナ、セレーネ朝ごはん食べに行くか。」


「「わかりました」」


 俺は、いつも通りフードを被りティアーナとセレーネと一緒に部屋を出た。


「今日も早いね。え! 2人を解放したのかい?」


 おばちゃんがいつも通り話しかけてきた。


「ええ、ティアーナとセレーネを解放しました」


 解放したというより眷属になった時に勝手に解放されたんだけど。


「そうかいってことは、後ろの2人は、昨日の子であってるんだね、それにしても2人共凄い美人さんだねー。そう言えばあんたの顔を見た事ないね、見せてくれないかい?」


「良いですよ」


 俺は、フードを頭からとった。


「な! あんた物凄くカッコイイね。まあ良いさそれより朝ごはんすぐ持ってくるよ」


 おばちゃんは、すごいビックリしていたがご飯を取りに行った後、俺は、フードを被った。俺は、席に座った。ティアーナは、俺の右隣にセレーネは、左隣に座った。


 少ししておばちゃんが朝ごはんを3人分持ってきた。


「あいよ!」


 俺は、ご飯を食べながら今日、何するか考えていたが2人がまだ、ご飯を食べていないことに気づいた。


「2人とも食べないの?」


 ティアーナが答えてくれた。


「白夜様と一緒に食べても良いのですか?」


「え、別に良いけど」


「わかりました」


 2人が食べ始めたのを確認して俺も食べ始めた。


 ご飯を食べ終わると俺達は、ティアーナとセレーネの武器と防具を武器屋と防具屋に買いに行くことにしたので宿屋を出た。


 宿屋を出て少しして。


 道を歩いていると俺達の横に馬車が止まった。馬車が止まり出て来たのは、かなり太った男だった。その男が。


「おい! そこの2人特別にぼくの妾にしてやるから付いて来い!」


 俺は、無視することにした。ティアーナとセレーネも俺が無視をすることがわかると俺と同じで無視していた。


「おい! 聞いているのか!」


 俺は、無視を決め込む。勿論、ティアーナとセレーネも無視を決め込む。


「ぼくを無視して良いと思っているのか!」


 周りの人は、関わらないように離れていった。


「おい! あの2人を捕まえろ! あの男は、殺して構わん!」


 太った男が護衛と思われる人に命令した瞬間に武器を抜き俺達の前を塞ぐように移動した。


 俺は、太った男に向かって言った。


「何の用ですか?」

 

 太った男は、護衛と思われる人達の一番後ろにいた。


「さっきから言っているだろ! そこの2人を僕の妾にしてやると言っているのだ!」


 ティアーナとセレーネが少し怒ったように。


「私は、白夜様のものです。あなたの妾には、なりません」


「私もご主人様のものなので、あなたなんかの妾になんかなりません」


 太った男が怒ったのか顔を赤くしていってきた。


「ふ、ふざけるな! おい、お前たちそこの2人を捕まえろ!」


 護衛と思われる人の2人が、俺たちに向かって斬りかかってきた。俺は、冷静に相手の人数を数えながら2人をかばうように前に出てから腕輪から黒色の刀と白色の刀をだして鞘から抜き1人目が斜め上から振り下ろされた剣を白色の刀で受け流した。相手の人数は、8人だった。


 斜め上から振り下ろされた剣を受け流した瞬間、黒色の刀で相手の右腕を斬り落としもう1人の剣を避けた。


「うぁぁぁぁぁ!! 俺の腕が!!」


 腕を切った男が叫んでいたが気にせずにもう1人の男が背後から剣を振り下ろしてきたので、振り返り黒色の刀で剣を受け止めて白色の刀で首目掛けて白色の刀を振った。俺が振るった刀は、何の抵抗もせずに首を斬り落とした。


 それを見ていた太った男が。


「お、お前たちもいけ!!」


 他の護衛だと思われる人達が俺に向かって突っ込んで来た。剣がいろいろな角度や場所から剣が振るわれるが身体能力を利用して避けたり受け流したりしながら俺は、次々に相手の腕や首を斬り落としていった。そして、とうとう最後の1人になった。


「ひぃぃぃぃ!!」


 最後の男は、白目を剥きながら気絶した。


「こ、この、ぼ、僕に、こ、こんな事をし、して良いと思ってい、いるのか!」


 いや、ガクガク体を震わせながら言われてもな。ん? なんかさっきからアンモニア臭がすると思えば太った男の足元には水溜りができていた。


 俺は、腕輪から鞘を出して鞘に刀をしまい腕輪にいれた。その後、太った男の横を通り過ぎて武器屋に向かった。



 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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